私は幹事長室の福島県対策室の室長代理として、東日本大震災と原発事故により避
難生活を余儀なくされている方々のご苦労を少しでも和らげるための支援を日々させ
ていただいております。
現在、政府は福島県内の25ヶ所の仮設住宅地に「介護等のサポート拠点」を設
け、デイサービス支援や居宅介護支援サービスを行っています。
この介護サポート支援事業は、昨年の1次補正予算と3次補正予算によって約16
0億円規模で実施され、被災三県(岩手27、宮城52、福島25)で104カ所が
設けられています。
さて、このサポート拠点は、例えばデイサービススペースや、和室、厨房を備え、
さらには入浴施設も完備されています。日頃、仮設住宅にこもりがちなお年寄りの皆
さんに、この拠点に来ていただき、楽しく過ごしてもらうことがこの施策の目的で
す。
なお、サポート拠点には社協(社会福祉協議会)のスペースも設けられ、お年寄り
のみならず、障害者や、子どもたちへの目配りもできるようになっています。
明日からの大型連休中、私は福島県に入り、こうしたサポート拠点をはじめとした
場所を訪問する予定です。
震災と原発事故で苦しんでおられる方に寄り添い、復興に向けた取り組みをしっか
り行って参ります。