参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

野菜の日

2011年08月31日 | Weblog
 8月31日は、8(や)3(さ)1(い)のごろをとって、野菜の日です。

 いま農業の「6次産業化」議論が盛んに行われています。6次産業化というのは、農業などの1次産業と、製造業などの2次産業、そしてサービス業などの3次産業の、1・2・3を足す(掛ける)と6になるので、そう呼ばれるようになりました。

 6次産業化プランナーという資格が誕生するなど、いまや未来志向の「農業」が全国で着々と進行中です。

 例えば、京都府の農業法人が糖尿病や高血圧に予防効果のあるとされる黒豆を加工・販売まで手がけてビジネスを拡大していたり、大阪府の農業法人では「道の駅」で販売する地物農産品の栽培・加工・販売までを行い安心安全を消費者にアピールしているそうです。

 このように、6次産業化を切り札に今や全国で農業の新たな姿が誕生しています。

 野菜の日をきっかけに、日本の農業が向かうべき方向性について皆さんと一緒に考えてみたい、そのように思います。

義足ランナーの是非

2011年08月30日 | Weblog

 南アフリカ人のオスカー・ピストリウスさんが世界陸上に出場し、準決勝まで勝ち上がりました。

 皆さんは彼を見ましたでしょうか。彼はいわゆる義足のランナーであり、この数日間、ニュースに登場しないことがないほど注目されました。今回の世界陸上で彼は、残念ながら決勝までは勝ち上がれませんでしたが、その堂々たる走りに多くの方が感動したことと思います。

 実は2007年大会の時に彼は、決勝レースの後半で驚異の6人抜きで2位になり、一躍時の人となりました。しかしながら、その翌年、義足が人間の「足」よりも機能的に優れている等の理由から、国際大会に出られなくなったのです。

 その後、オスカー・ピストリウスさんは「スポーツ仲裁裁判所」に対して、アメリカで実証された機能テストの報告をすることになります。その機能テストでは「義足が人間の足よりも肉体のに有利になるとはいえない」としたことから、彼の実力が認められ、彼は再度国際大会に出場できることになったのです。

 義足ランナーの是非については色々な意見があることと思います。皆さんと一緒になって、こうした課題に取り組んでいきたい、そのように思います。 

新代表決まる!

2011年08月29日 | Weblog
野田佳彦氏が民主党の新代表に選出されました。

 5人の立候補者による熱い論戦が幕を下ろしましたが、「もうノーサイドにしましょう」という野田氏の言葉が物語るように、挙党一致の党運営がなされ、何よりも国民の生活を向上させる政治になることを願うところです。



 私は代表選にあたり、鹿野氏の推薦人にならせていただきました。鹿野氏の豊富な政治経験と、誠実な人柄、何よりも政策通であることが理由であり、加えて与野党間協議などに調整力を発揮できる唯一の候補だと私は考えました。

 鹿野氏は新代表に選出されませんでしたが、54歳の若い野田氏に民主党の新しいリーダーとして活躍してもらえるよう、私も微力ながら支援させていただきたいと思います。

 政権交代の結果を出していく。この覚悟で日々働かせていただきますので、皆様からのご支援を賜りますようお願い申し上げる次第です。

公開討論会開催される!

2011年08月28日 | Weblog
 本日、民主党代表選挙の公開討論会が開催されました。

 5人の候補者からは、まずもって東日本大震災からの復旧・復旧に党が一丸となって取り組まなくてはならないという共通認識が表明され、円高デフレ対策、税と社会保障の一体改革の推進など懸案課題について熱い議論が展開されました。

大島九州男・民主党代表選挙

 いよいよ明日、新代表が選出されます。

 いずれの候補者が民主党の代表になろうとも、心はひとつ。挙党一致のもとで、与野党間協議を重ね、国民の生活を向上させる与党でなくてはならない、そのように思います。

蝉の声

2011年08月27日 | Weblog
 閑さや岩にしみ入る蝉の声(しずけさや、いわにしみいる、せみのこえ)。

 この句は松尾芭蕉が1689年に山形で詠んだ句とされています。

 残暑も一段落したこの夏、皆様の周囲ではセミが勢いよく鳴いてるでしょうか。

 実は今年の夏、全国的に「セミが少ない」「セミがあんまり鳴かない」との声が聞かれますが、新聞報道やネットのニュースを見ていても、セミが少ないことに関する断定的な内容がありません。

 ある有名人のブログでは「セミが少ない、さみしい」とか、歴史の研究をしておられる方のブログでは「関東大震災の年と同じだ」などの書き込みがあるなど、どうやら「今年はセミが少ない」という現象は少なからず事実としてありそうです。

 セミは卵から幼虫に、そして成虫になるという「不完全変態」の虫で、一般的には7年間地中で暮らして、わずかな期間を地上で生きる、とされています。ですが、近年の研究では、7年、という期間については確固たる証拠がなく、実は8年だとか、セミの種類によって違うなど、まだまだ解明できていない点が多くあります。

 今年のセミはなぜ少ないのか、諸説あると思いますが、自然の営みの中で生かされている人間として、興味がつきることがない現象だと感じるところです。