参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

辻副大臣と意見交換

2011年09月21日 | Weblog
 厚生労働副大臣の、辻泰弘先生と意見交換を致しました。

 今国会から、私は厚生労働委員会の委員として働くご縁をいただいております。

 さて、辻副大臣との意見交換は広範なテーマにわたりましたが、特に私が伝えたのは、療養費の適正化についてです。

 いま医療費は35兆円を超える規模になっています。いわゆる高齢化により年々医療費が増加している、というのが一般的な解釈ですが、一方では、病気を「予防」する見地からの議論が少ないのではないかとも言われています。

 私は病気を「予防」することと、病気が「未病」になることによって医療費の増加を抑制し、国民への負担を少なくすることが出来るのではないかと考えています。

 この「予防・未病」を推進していくための切り札が「療養費」の積極的な活用です。私は統合医療という切り口から「療養費」の積極的な活用をすべきであると辻副大臣に伝え、お互いの意見交換を図ったところですが、医療費全体が35兆円規模なのに対して、療養費はせいぜい3500億円程度にとどまっています。

 つまり、病気を「予防・未病」とする取り組みにはまだまだ余地がある、ということになるのです。

 こうした観点から、今後、厚生労働委員会の場において、ぜひとも辻副大臣を始め政府と前向きな議論をしていきたい、そのように思います。