参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

子供手当つなぎ法案 可決

2011年03月31日 | Weblog
今日は歴史的にも貴重な可決を見ました。

子供手当つなぎ法案が、参議院において議長裁決により可決されました。
議長採決は1975年以来、2度目のことだそうです。


法案は、賛成120、反対120で、法律にのっとり議長の決裁で可決となりました。
一票を左右したのは、党議拘束に違反してまでご自分の信念を貫かれた、野党議員さんの賛成票でした。
ご自身の政治理念に基づいての行動だったとは思いますが、
結果的に、この日本の被災中に効率よく国会運営ができました。


日本を救うために何が大切か、どのように限られた時間を有効利用するか。
超党派で議員一丸となって行動したいと思います。


がんばろう、日本!! 5 東電の記事から人間を考える

2011年03月30日 | Weblog
今日は東電がらみの大変なニュースが二つ飛び込んできました。


一つは、福島原発の地下から、東電社員2名のご遺体が発見されたこと。
震災直後に原発を守るべく、危険を冒してまさに死力を尽くされた、まだ20代のお二人です。


原発が万一事故を起こしたら。。。
社員であるお二方にはその恐怖が責任感となり、地域、国、世界を守ろうとなさったのだと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。


もう一つのニュースは、東電の清水社長が、めまいにより緊急入院とのこと。
清水社長は15日早朝に首相官邸に呼び出され叱責された翌日、病気を理由に対策本部を数日離れている。
しかし、今日の会見前にも午前中は出社していたとのこと。


ウォールストリートジャーナルは以下のような社説を立てています。

「米国では最高経営責任者(CEO)最大の責務の一つが危機対応なのに対し、日本の社長はこれを自分の責務と考えていない。」
「世界最大の民間電力会社である東電は容赦なくたたかれており、その将来は不明だ。」


東電の30日の同社株終値は1962年以来最低の466円。


人間としての在り方を考えさせられた、東電のふたつのニュースでした






食品の安全は?

2011年03月29日 | Weblog
今日は市民団体のみなさんとご一緒に、厚生労働省の食品安全の担当の方のお話を伺いました。

いま、福島原発の事故による放射能と食品の安全性は、国民の大きな関心事です。
人々の健康にかかわる大事なことです。

政府の定めた基準値を超える放射性物質が検出されて問題になると、
政府の基準値を引き上げて問題を不在化しようとする、これでは意味がありません。

備えあれば憂いなし。という言葉がありますが、現状は、まさに、
備えがないから憂いだらけ。といった感があります。


私たちは迅速に山積された問題解決に向けて努力しなければいけません。


私も震災勃発以来、はやる心をおさえつつ目前の課題に対応してきましたが、
今週から実際に各県の被災地を訪問し、現場支援をさせていただきます。

みなさんから救済活動についてご要望がありましたらぜひ聞かせてください。


がんばろう、日本!!

がんばろう、日本!!④

2011年03月28日 | Weblog
いま私たちにできること。

みなさん被災者を助けたい気持ちでいっぱいだと思います。
寄付、物資提供、ボランティア、など手法はいろいろありますが、
実際に現地でともにがんばろう、と思うみなさんにとっては情報収集が困難だったと思います。

官房長官震災ボランティア連携室がたちあがりました。

「たすけあいジャパン」です。

http://tasukeaijapan.jp/message/index02.html

こちらに被災地ボランティア情報が集約されています。
みなさんのお力が、有効に効率的に届くよう、政府が中心になってボランティア組織力の効率的配分をめざします。


私も特に、長年携わってきた教育分野、柔整分野でお役にたてるよう、がんばっていきます。



がんばろう、日本!!③

2011年03月27日 | Weblog
本日3月27日、NHK日曜討論に松本龍環境大臣兼防災担当大臣が出演なさいました。

松本防災担当大臣は、被災地のがれきの撤去にかかる費用のほぼ全額を国が負担する方針を示すとともに、
被災地の復旧や被災者支援にかかる負担については、国が責任をもって対応する考えを示しました。

この中で、松本防災担当大臣は、政府の被災者支援について
「各省庁には『前例のない災害であり、前例のない対応をすべきだ』と指示している」と述べました。

そのうえで、松本大臣は、被災地のがれきの撤去にかかる費用について、ほぼ全額を国が負担する方針を示すとともに
「避難している人たちの受け入れや、避難している人たちの負担がないようにバックアップしていきたい」と述べ、
復旧や被災者支援にかかる負担については、国が責任をもって対応する考えを示しました。


昨年COP10では松本龍大臣の統率力とあたたかいお人柄が世界に認められましたが、今回も、大岡裁きならぬ、松本龍政治の骨頂で、がんばっていただきたいと思います。

長丁場の大変な責務と思いますが、我々も最大限の努力でお支えしていきたいと思います。