風蘭よれよれ栽培日記

風蘭・富貴蘭の成長記録

白薩摩

2016-05-17 19:25:14 | 縞 物

 今年に限ったことではないのですが、ここ最近植え替えのつど思うことが
 上作のためには毎年植え替えを行ったほうがいいと聞き及んでいるのでそのようにしてきました。ミズ
ゴケに埋もれた根の状態を確かめる意味でもいいと言われて行ってきました。しかし、最近特に思うの
ですが、私が作下手なことも一因としても元気よく伸びた根をわざわざ植え替えてまで鉢に収める必要
があるのかと思うんです。それは、先にも言ったように作下手もありますが根腐れの殆どは鉢中のもので
あり鉢の外に伸びた根は時として枯れることもありますがそのほとんどは経年元気に成長します。ただし、
肥料等の養分の吸収のためには少なくともミズゴケに接している必要はあるかとは思いますが、2~3年
は好き放題に根を伸ばさせるように放っておくのもありではないでしょうかね。高くなったミズゴケ代の節約
にもつながりますしね。ほかにも乾き具合のばらつきなども気にされるようですが、よほど作の難しい
品種でなければ早々気にする必要もないかと思います。次の機会ではそのあたりの試行錯誤を行って
見ようかと思います。見た目を気にしなければ台ゴケに股がらし、上ゴケを巻かずに鉢に収めるのもいい
かも・・・・・風蘭本来の着生状態ということかな・・・・・です(作下手を反省すべきは上ゴケを厚く巻き過ぎ
ているのかな。)。


 本種も去年一鉢手放してしまったので、残るのはこの一鉢のみとなってしまいました。でも、
この残した一鉢に結構楽しめそうな芽が揃い、将来に期待が持てそうです。

平成28年5月1日撮影





一本は超地味柄の上に中斑になってしまったのでこのまま暗んしまうか良くて中斑の維持。縞に戻ること
はないのでいずれは庭の木付けになるのかな。


この辺りは覆輪を。


ここはもう少し細かく柄が割れてくれることを期待です。


一方が片柄源平気味だったんですが、今回の立ちに縞がはいったので片柄解消やったね



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