今では豆葉の縞柄も珍しいものではなくなりました。豆葉といえば比較的増えがよく
気がつけば株立ちになっているものですが縞柄となると中々そうも行かないようで
未だに数が少なく高価格を維持している品種もあるようです。そんなこんなですが未だに
豆葉の縞種に関しては一鉢も棚入れしたことがありません。決して豆葉が嫌いというわけ
ではありませんが、こと縞柄となると何故か購入を躊躇してしまう傾向が続いています。
とはいってもきらいではないのでお手頃な無名品をいくつかは棚入れし、盆栽を作るかの
ごとくまとまった株立ち作りを楽しんでいます。
2019/5/2日撮影
ボーリングのピンのように並べて撮影。
最も手前が宮崎産豆葉。次に2列目の向かって左側の豆葉も別種ですが宮崎産。その右側は地元有田川
町楠本地区の山採り種。
一番奥になりますが向かって左側から豆葉ではありませんが紅天狗、福井産の多芸種、そして徳島産の
灯籠牡丹です。
豆葉3種の並べ撮り。これまでの観察ではこのように葉がよく詰まった株立ちを作るには採光強め(葉
色が濃い一鉢を除き実は直射下での栽培)・水やり控えめ(というより水をやってもすぐ乾燥)・風当
り強めなど、環境厳しく育てるのが一番かなと思っています。ただし、葉色がやや落ちます。
決して縞物のような輝きはないかも知れませんが数年かけて作り上げた感慨深さとまとまりの
よい株立ちをみるのは中々にいいものですね。趣味者冥利です。
豆葉ではありませんがこの紅天狗も相当に厳しい環境下で作ってきました(実をいうとこれまでは
ほぼ直射下で栽培。花色も言うことなしの発色でした)。しかしながら、そのような環境下で作って
来た反動でやや痛んだ葉が混じるようになり、今シーズンは一時的に養生させます。
灯籠牡丹です。本種に限ってはたまたまこの鉢の株が増えよく、そのため隙間ができる間がなくこの
ような結果になったものと思います。今後は風当たりのよいところに置いておけばそうそう株姿乱れ
ることなく育ちそうです。
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