一方変わって、こちらは現代が舞台。
時代が違うだけで、こんなにイメージが違うのか!
というくらい、雰囲気が違います。
おどろおどろしさが消えてしまって、
私的にはあまりホラーな感じがしない(笑)。
美貌と才能とお金、すべてを持ちあわせた作家の「私」。
執筆をするために借りたウイークリーマンションの窓から、
隣のアパートが見える。そこに暮らす人たちを題材に
物語を描き始める「私」…。
幻惑の世界、というよりは、混迷の世界、なのかも。
この狂い具合、どろどろ具合がいい。
そして、最後には決して救われないところも魅力(笑)。
どうしてか、岩井志麻子の作品だと、
救われなくても痛くもなんともないんだよね(笑)。
「邪悪な花鳥風月」岩井志麻子
時代が違うだけで、こんなにイメージが違うのか!
というくらい、雰囲気が違います。
おどろおどろしさが消えてしまって、
私的にはあまりホラーな感じがしない(笑)。
美貌と才能とお金、すべてを持ちあわせた作家の「私」。
執筆をするために借りたウイークリーマンションの窓から、
隣のアパートが見える。そこに暮らす人たちを題材に
物語を描き始める「私」…。
幻惑の世界、というよりは、混迷の世界、なのかも。
この狂い具合、どろどろ具合がいい。
そして、最後には決して救われないところも魅力(笑)。
どうしてか、岩井志麻子の作品だと、
救われなくても痛くもなんともないんだよね(笑)。
「邪悪な花鳥風月」岩井志麻子