びりびりが

常態になっている。ちょっと行動すると大きくなる。
視界がゆらゆらする。気がかげろうのようにゆらめく。
感度の上昇。
何度も何度も越えてきたことだけど、だからもう
慣れてきたことではあるけど。そしてその後にどう
なるかっていうのも分かってるけど。それから
なんでそうなるのかも分かってるけど。
後追いでいっぱいいっぱいだったから、ついていく
のにせいいっぱいだったから、先手を打てなくて
焦っていたけど。
今回は、たくさんおしゃべりしてるから大丈夫。
今回は、外界を動かしているから大丈夫。
今回は、自分自身とあの子とコンセンサスをとって
いるから大丈夫。
向かうところが見えてきたから、具体的なところに
ねらいを定めているから大丈夫。

大丈夫。

動いている

あちこちで。
そして私が焦っている。
自分の焦りなのか焦りが伝わってきたのか。

それぞれがそれぞれに動き、それぞれにとって
正しければそれはそれでよい。
正しいというよりもむしろ、それぞれに適切な、
それぞれにふさわしい変動であり行動であれば。


「その人にとってのその方法という点での正しさ」
という認知しかない場合もあり。


だから、焦るな。
自分の問題で焦るのと、動きに気圧されて
焦るのとは違う。
自分の内側で焦るのと、人の焦りが伝わって
焦るのとは違う。



だから、焦るな。

水のにおいがする

ここよりもきっとずっとそう。
どんな人のどんな生活があるんだろう。
どんな風に話してどんな風に歩くんだろう。
何をうれしいと感じ何に主張をするんだろう。

同じなのに遠く、同じなのに初めての場所や人達。


大きな目から見たら大差なんてないかも知れないけど。
今の私は大きな目じゃないから。




紙を見て、ウェブを見て、そんなことを思う。
想像するけどしきれない、近くて遠い場所。
人々を、場所を、圧さない程度に楽しめればいい。
自らの首を締めつけない程度に笑えればいい。



ほんの一瞬。

片づけや処分は

部屋がきれいになるとかすっきりするとか、
そんなことだけの結果でおさまらない。
だから苦手だったのだ。
作業をすることは、自分を掘り返すこと。
いろんなものが溢れて、今この瞬間の自分を
パッキングしている縁から、中身がとろけ出す。
片づけやそうじが得意だったり好きだったり
する人達は、精神の新陳代謝がいいのだろうか。
それとも感じ捨てで生きてるのか。

溜め込んだものの中に自分の残骸を見る。
自分の見栄を、精一杯の虚勢を見る。

外側から動かすことは内側を刺激することで、
内側で決めたことは外側に発せられ反映される。

そのうち、本当に何もいらなくなってしまうのか。