心理学の本(仮題)

【職場に】心理学書編集研究会(略称:心編研)による臨床心理学・精神医学関連書籍のブックレヴュー【内緒♪】

Award 前夜祭! Must Readな 今年の「読め!」な本 前編

2006-12-27 10:53:14 | PSY-PUB AWARD 200X
マスト・リード,わかります?





……

なんかダジャレ思いつかんかと思ったんだけど,思いつかんね……


ま,真面目に語りますと,Must Readとは,惜しくもAwardには漏れてしまったものの,是非とも読んで欲しい,そういう本をいろいろと上げたものでございます。
GJな本たちもそうですが,たいてい,紹介していると思います。テキトーな紹介でありますが,ま,それは許してホスィ。
一昨日昨日のGood Jobな本とどこが違うのか……という質問はノーよ,ノー。それはNG。それを聞いちゃったら,あれよ,会見辞めますよ,止め。ジャーマネ入って,会見強制終了ですよ,マジで。あれって,ひどいね。自分で会見しているのにね。アホかとバカかと。
ま,どうでもいいんですが,大した違いはないかもしれません。
決めていて,盛り上がっていた時には,明確な違いがあったんだ。ホントだよ。でもね,忘れちゃった。あたしって叔母加算。誤字脱字も酷いねん。

ではね,Must Readな本をご紹介でございまっせ!


ひとがひとをわかるということ―間主観性と相互主体性ひとがひとをわかるということ―間主観性と相互主体性
鯨岡 峻

ミネルヴァ書房 2006-07
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昨年のBest Awardの鯨岡先生。今年も絶好調に活動しておられます。本書は,鯨岡流On Becoming A Personというところでしょうか。活字の立ったイイ本でございますよ。


本当のTEACCH―自分が自分であるために本当のTEACCH―自分が自分であるために
内山 登紀夫

学習研究社 2006-09
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ま,何冊もあるTEACCHの本。TEACCH学派は今後,TEACCHerなんて言われるのだろうか,などと当たり前のような下らないことを思いつつ,本を開くわけですが,これ,決定版と言っても過言ではないでそう。TEACCHのコンセプトが明瞭に記されております。それだけでなく,限界までも明快にされておりまして,満足度の高い1冊ではないでしょうか。



こどもの精神分析―クライン派・対象関係論からのアプローチこどもの精神分析―クライン派・対象関係論からのアプローチ
木部 則雄

岩崎学術出版社 2006-10
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この本は確かになかった。そして確かになかった理由もよくわかる。 ま,そんな感想を個人的には持っております。早くも名著の香りのする必読の本。それにしても,精神分析と子どもは取り合わせがいいですねぇ。



フロイト全集〈17〉1919‐1922―不気味なもの、快原理の彼岸、集団心理学フロイト全集〈17〉1919‐1922―不気味なもの、快原理の彼岸、集団心理学
須藤 訓任 藤野 寛

岩波書店 2006-11
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なぜ,これが「読むべき本」なのか,ま,いろいろと異論はあるかと思いますが,そこはそれ,生誕150周年ですから 許せ。ま,でも,最新の訳,いままでの誤訳をさらっているハズですから,いいものになっていることは間違いなく。21世紀も生きるフロイト神話でございますよ(柄にもなく決めすぎなセリフかな)



実践・精神分析的精神療法―個人療法そして集団療法実践・精神分析的精神療法―個人療法そして集団療法
相田 信男

金剛出版 2006-09
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これぞ精神分析的精神医療の実践 って,タイトルのまんまですが,でも,これ,本当。著者は精神分析医にして,病院院長。こういう経営者のもとに治癒されるのは,本当に素晴らしきことかと思われます。グループ実践例もあり。こういう実践にまみれた本は,本当に勉強になります。



パーソン・センタード・セラピー―フォーカシング指向の観点からパーソン・センタード・セラピー―フォーカシング指向の観点から
キャンベル パートン Campbell Purton 日笠 摩子

金剛出版 2006-09
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コアなロジャーズ派もうなる って,何だかワタシ,コアなロジャーズ派みたいな顔をしていますが,でも,この本,えがった。今後のカウンセリングを考える上でも,重要な1冊になるんじゃないかと。



と,6冊紹介したところで,字数制限!
ズッキュゥゥゥゥゥゥ―――――――――ン!

後編へ続く!


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