この日(8/13)、最後に見たかったのはこれ。
強風でぶるぶる震えていたけれど、チングルマの綿毛が逆光に輝いている姿。
筋力も無くて、歩くのも遅くて、やる気も無くて、写真も斜めでピンボケで、
「あーーーもう嫌になっちゃうなぁ」と思うばかりの毎日の中の、
ほんの一日がんばっただけだけど、ご褒美。だと思ってイイかなぁ
稜線で長い間、花をつけていたエゾイワツメクサやクモマユキノシタなども、そろそろ残り花になってきました。
写真:地面が赤く見えるのがわかるかな?
なりかけの種を持ったクモマユキノシタの茎ばかり。
他、北海平でまだ見られる花(主に):イワブクロ↓↓・ウスユキトウヒレン↓・イワギキョウ(多め)・コマクサ(残花)・チシマツガザクラ(残花)などなど…かなぁ。
チングルマの綿毛は広がっています。
北海平側から白雲分岐を振り返ったところ(8/13)。
北海平側の雪渓はすっかり解けていて、エゾコザクラやアオノツガザクラも、そろそろ残り花。
登山道脇にはハクサンボウフウ↑・エゾヒメクワガタ・ミヤマリンドウなど。
まだまだ全体的には蕾の方が多い、白雲小屋まわりのクモイリンドウ(8/13)。
それでも心配で様子を見に行ったのですが、この日も風は強め。
2~3日強風の日が続いているので、風に押され花が傾いています…
んんん~ 今年も写真はイマイチか。。。
2011年8月15日
朝、雨は上がったけれど天気の崩れそうな空。
前日(8/14)雨後の風は涼しくて、もう北海道(層雲峡)の夏は終わりかなぁ…と言う気分に反して、蒸し蒸しした空気でしたが、ちょうどお昼頃から降り出して、時折激しく雨の降る層雲峡です。
咲き始めているクモイリンドウが心配。。。
写真:8/13の白雲岳避難小屋遠望。
手前の雪渓がずいぶん解けました。昨日今日(8/14-15)のこの雨で、また一段と雪解けが進んでいるかもしれません。
板垣新道を下りきったところでは、ちょっと遠目にチシマクモマグサが咲いていて、登山道沿いには小さな蕾。