~イトナンリルゥ~ 層雲峡山便り

2006年限りのはずが何故か続いてしまっています。2024は?
大雪山の開花や紅葉情報・登山道の様子等をお届けします。

マネキ岩

2009-06-14 17:32:22 | 登山道情報

急斜面を上がりきり、ちょっと安心してマネキ岩をやや下に振り返る(6/14)。
(行きはヨイヨイ、怖いのは帰りなのだけれど・・・)

もうすぐパトロールの方々が入られると、登山道に沿って雪切りして道を作ってくださるかもしれません。
ただし雪の状態は、天候や登山者の踏み跡によっても変わってきますので、
長く斜面を横切るこの場所は「雪切りしてくださったから安全!」と言うわけには行きません。
残雪に備えた装備、ご自身の技量をお考えの上、無理のない登山をされてください。

大雪山の山開きは まだ先です。

急斜面上より

2009-06-14 17:22:38 | 登山道情報

斜面を上り下りしながら写真を撮ることは出来ませんでしたので、安全な所まで上りきって、見下ろしてみました(6/14)。
急斜面から少しズレてしまいましたので、わかりにくく迫力に欠けますが、見下ろすとこんな感じです。

急斜面

2009-06-14 17:12:35 | 登山道情報

下りでは写真が取れませんでしたので、山頂方向を向いています(6/14)。
この場所を下るのがコワイ・・・
滑落するのも怖いけど、骨折でもして遭難するのも申し訳なく・・・・
情けない限りです。

雪慣れした、スキー上手な北海道人なら、するすると長靴で滑り降りるような短い急斜面ですが、私には毎年のことながら難所です。
皆さんも、この残雪期は、ご自身の経験を念頭に登山をされてください。

山頂下の雪渓

2009-06-14 17:07:19 | 登山道情報

九合目を過ぎて すぐの急斜面の雪渓(下り滑落注意)を上りきると、しばらく雪渓はありません。
最後は山頂下の長く「くの字」に横切る雪渓です。
まだ、雪きりされていなかったので、途中は急斜面を直登しました。
雪がザクザクで、ストック(杖)などあれば、比較的安全に上がることは出来ますが、下りが怖い!
ここがあるから一人で歩くのが怖いのです。。。

この写真はまだ雪渓の入り口(6/14)。



黒岳九合目

2009-06-14 16:59:06 | 登山道情報

黒岳九合目(6/14)。

この辺りから、ショウジョウバカマなどがパラパラ見られます。
よく見るとエゾイチゲも少し。場所によりジンヨウキスミレが1~2りん。
山頂直下では、エゾイワハタザオが咲き始め。
登山道脇で一番に咲く(目印にしている)ハクサンイチゲの蕾が開きかけ。


黒岳八合目上

2009-06-14 16:45:50 | 登山道情報

黒岳八合目を過ぎて、少し上がるとまだまだ広い雪渓が広がり、道がわかりにくい。
黒岳の山頂の影が、わかるかな?
九合目に行くには、左寄りにもう少し上がってから、ぐぐっと左へ横切ります。
まだ登山道がほとんど見えていませんでしたので、気をつけて(6/14)。

黒岳八合目

2009-06-14 16:38:06 | 登山道情報

黒岳八合目(6/14)。
八合目の標識を通り過ぎて、(七合目方面を)振り返ったところ。
昨年ほどではないけれど、標識の根元の地面が少し出ています。

黒岳八合目下

2009-06-14 16:33:03 | 登山道情報

黒岳八合目下で目印にしている三角岩(6/14)を見下ろす。

昨年(6/16かな)は、ガスの中、周りの笹がだいぶ茂っていて、自分で見ても三角岩がよくわからないような写真でしたが、今年はしっかり目印になっていました。
でも周囲の雪の雰囲気は、ダケカンバの枝の張り出しも多く、6月ならもう少ししっかり積もって、一面の雪景色のイメージなんだけれど・・・
天気次第で、みるみる解けてしまいそうな印象です。

これから、登山道が全部出るまでの中途半端な期間、道がわかりにくく、迷いやすいので、要注意です。


黒岳七合目

2009-06-14 16:15:46 | 登山道情報

2009年6月14日(日) 曇(霧)のち雨
ご無沙汰しております。そしてお待たせいたしました。
「もうこのブログは、今年は無いのでは???」とご心配下さった方もいらっしゃるかもしれません。
状況は悪くなる一方ですし、私自身の体力も衰えきっており(これは自業自得)、
十分な情報をお伝えすることは、難しいかもしれません。
それを申し訳なく思う気持ちもあるけれど、ナントカ始めました。
やるだけやってみます。
でもあんまり頑張れなかったらごめんなさい。
最初から弱気でスミマセン。
シーズン最初はいつも、不安で不安で仕方ありません。

北海道に入って早10日。
所用もあり、今年は小樽の友人めぐりをしてからようやく旭川へ。
このまま層雲峡には行かず、千葉に帰ってしまいそうな気分でした。
層雲峡に入ってからも、荷物に埋もれ山は遠い遠い。。。

今日は思いっきり悪天候の予報でしたが、雪渓の状況の下見に上がると言う知人に同行させてもらい、黒岳石室まで行ってきました。
雪渓歩き・雪渓滑りが下手な私は滑落が怖くて、
しょっぱなの登山は一人で上がる気になれなくて。

取り立てて「雪が少ない」と言うのではないようですが、
4・5月に雪解けがずいぶん進んだとの事で、少ないなぁと感じる場所も。
「雪が少ない!」と言われた去年よりは残雪はありますが、
近年は雪が少なくなってきているなぁ~と感じる程度の少なさです。
(わかりにくいかな?)

だいたい同じ場所の写真をとっていますので、昨年や一昨年の写真と比べてみてください。
まずは七合目周辺より、リフトを見下ろした風景です(6/14)