~イトナンリルゥ~ 層雲峡山便り

2006年限りのはずが何故か続いてしまっています。2024は?
大雪山の開花や紅葉情報・登山道の様子等をお届けします。

イワウメ

2006-06-22 22:49:00 | 花の写真
明日から2週間ほど留守にします。うー今年はイワウメの群落が見られない~~~
今回歩いていて一番辛かったのは、あちらこちらで沢山の蕾が、少しずつ伸びながらほころび始め、もうすぐ、もう少し、あと少し・・・一斉に咲いたならどんなにか美しいだろうと、過去の風景を思い出すイワウメの姿でした。。。
緑岳稜線や白雲分岐上のイワウメは、週明け~6月末頃が見頃でしょうか?
小泉岳や北海平は、微妙にあとかな?
それでも黒岳で何ヶ所か、こんな風に咲いている姿に出会えて嬉しかった(6/20)
一番好きな季節かもしれない6月下旬の大雪山から離れるのは、とっても心残りです。
このブログもせっかく見ていただいているのに、肝心なときに抜けてスミマセン。
でも、この機会に別世界を楽しんで来たいと思います。
(あれ?アラスカってそう言えば、大雪と似ているんでしたっけ???)
出発を明日に控えて、実はちょっと緊張しています・・・・・・

エゾノハクサンイチゲ

2006-06-22 21:11:29 | 花の写真
こちらの全体の開花は、6月末ではまだ早いでしょうが、写真:黒岳山頂直下、毎年身近で一番早く咲く、エゾノハクサンイチゲです。
この日、層雲峡は雲海の下。雲の上に浮かんでいるようでした。

エゾオヤマノエンドウ

2006-06-22 21:09:36 | 花の写真
ここ数年、旭岳では一週間早く山開きを行っているようですが、黒岳では今まで通り、今年はこの週末の6/24山開き祈願祭・25日大雪山・山開き縦走登山会が行われます。
最近は天気もいま一つ、気温も上がらず、開花のスピードも少し足踏み状態でしょうか?基本的には例年並だと思いますが、ゆっくりとやや遅めに推移しているかも?晴天が続けばあっという間なのですが。
それでも6月10日に登ったころに比べると、あちらこちらでいろんな種類の開花が始まり、小さな葉っぱも揃い始めて「これは何の葉っぱだったっけ?」と思い出しながら歩くのも、また楽しい。
6月末頃には、最初の花盛りを迎えるのではないでしょうか?
期待を込めて、そんな花の写真を少し。
まずはエゾオヤマノエンドウ(6/20)

水芭蕉

2006-06-22 17:18:18 | 花の写真
浮島湿原(6/21)の写真をもう一枚、ちいさなちいさな水芭蕉です。
知人の真似をして大きさ比べ。
借景は(笑)テレホンカード。高さ5.5センチくらいの花でした。

ヒメシャクナゲ

2006-06-22 16:37:03 | 花の写真
2006年6月21日(曇のち雨)
お天気が良くなかったので、のんびりと浮島湿原に行ってきました。
駐車場から湿原まではチップを敷き詰めた道で歩きやすく、湿原内は木道です。木道は森林管理署で補修をしてくださっていますが、時々木が沈んだりもしますので、油断してつまずかないように。
基本的には紅葉より花の季節のほうが好きで、ちょうどこれからの比較的早い時期の高山の花が好きなのに、浮島湿原では夏、ヒツジグサやタチギホウシの季節が一番好きかな。
浮島湿原は、晴天で遠くに大雪山が望める時もイイけれど、この日のような霧の風景が良く似合うような気がします。
少し肌寒かったけれど、ゆっくりとのんびりと、そして話しながら笑いながら歩くのはとても楽しい。
湿原内で咲いていた花:写真はヒメシャクナゲ↑・チングルマ・ミツバオウレン・エゾイチゲ・水芭蕉・ムラサキヤシオ・ヤチツツジなど。
湿原までのチップ道ではコミヤマカタバミ・エゾイチゲ・ザゼンソウ・エンレイソウ・シロバナノエンレイソウかな?・水芭蕉などが咲いています。マイヅルソウはまだまだ緑色の小さ~い粒のような蕾でした。

黒岳バイオトイレ開錠

2006-06-22 14:07:20 | Weblog
作業終了したそうです、本日より利用可能。
本年も皆様には、ご利用時200円程度の協力金をお願いしています。
バイオトイレ維持管理のため、何卒ご協力お願いいたします。

雪渓状況

2006-06-22 07:55:06 | 登山道情報
2006年6月20日の黒岳周辺の雪渓状況は、次の通りです。
電池切れで写真はありませんスミマセン。
迷いやすい北海沢では、山頂へ向かう曲がり角の目印の岩(黄ペンキの矢印)はすっかり出て、道も1-2m出ています。
北海沢も、北鎮岳分岐下の急斜面も、パトロールの方が紅ガラ(赤い粉?)を、雪渓上にまいて印を付けて下さっていました。
ただ時間が経つと薄く消えかかったり、ズレたりもしますので、ご了承下さい。頼り過ぎず、ご自分で確認するようにお願いします。
赤石川はまだしっかり雪の下ですが、登山道脇になる辺りに、ようやく穴形の亀裂が入り始め、窪んできました。
雪渓の前後、水たまりのようになり、靴がスッポリ埋まってしまうような所も出てきました。
石室周辺の雪はすっかり解け、地面もだいぶ乾いていました。トイレはまだ閉鎖中。
5日ぶりだった黒岳は、山頂付近はかなり雪解けの進んだ印象。
山頂~9合目下お花畑付近まで:山頂下急斜面を「くの字」にと、9合目上の急登を大きく渡る以外は、ほぼ土の道を歩きます(道の脇に雪渓が残る場所はまだボツボツありますが)
9合目下~7合目まで:所々地面も現れますが、まだほとんど雪の上を歩きます。
踏み跡がたくさんで、この先、踏み固められて滑り易くなったり、下が空洞化した雪渓を踏み抜き易くなって来ますので、ご注意下さい。
9合目標柱付近:すっかり夏道
8合目標柱付近:1-2m地面も出ていますが、まだベンチもスッポリ雪の下。
7合目標柱付近:標柱の根元?がもうすぐ現れそうです。
リフト周辺がようやく新緑。リフト下の花壇ではチングルマ・ミヤマキンポウゲ・エゾノツガザクラ・アオノツガザクラなど花盛り。もうコマクサも咲き始めていました。
ロープウェイからの風景、この間まで淡い新緑のさざ波のようで美しく、この日はだいぶ緑濃くなり深い海のようで、また美しい。
今の季節はロープウェイ・リフト乗車だけでも十分楽しめオススメです(リフト15分肌寒いです)。

北海岳中腹

2006-06-22 01:27:09 | お気に入り風景写真          
2006年6月20日(晴)
町(上川)はどんよりとした曇りだったそうですが、山の上は一日いい天気で暑いほどでした。
毎年同じ場所の写真ですが、開花のタイミングによって、満足な写真が撮れるかどうかは微妙なところ。
これはその一枚。花数は多くなかったけれど、ちょうどキレイな花の状態でまぁ満足。
高根が原ではやや下り坂でしたが、花ノ沢の雪渓の前後では、咲き始めで緑色がかったクリーム色の花が美しかった~
この日は一日あちらこちらでキバナシャクナゲを堪能しました。
北海岳山頂下、この場所の上の登山道に10~20メートル前後???雪渓かかり、少しですが急斜面になります。雪の状態が良ければ大した事はないかもしれませんが、悪いと下りやっぱりコワイ。
ふぅぅぅ今日はここまで、おやすみなさい。
写真:キバナシャクナゲと北鎮岳(6/20)