久々に印象的な言葉について書きます。
最近、椿姫を読みました。
椿姫はにフランスの劇作家、アレクサンドル・デュマ・フィスの1848年の作品。
高級娼婦マルグリット・ゴーティエと、青年アルマン・デュヴァルが愛し合あう。
数々の障害があり、すれ違い、マルグリッドの死で二人は今世では引き離されてしまう。
死んでもなおマルグリッドを愛するアルマン。
オペラやバレエなどで観た方も少なくないでしょう。
その本の中での印象的な言葉。
どうせ燃え尽きてしまうこの命なら、
炭火で窒息するより、いっそのこと火事のなかに飛び込んだほうがいい
マルグリッドの言葉です。
アルマンとの恋は火事の中に飛び込むような激しいものでした。
名作は、166年も後に生きている人々に影響を与える。
そうだ、命ってどこでかわからないけれど終わりがある。
今を大切に生きよう、生きなくちゃ。
くすぶっているよりも一輪だけでも大きな花を咲かすように・・・
と人生のヒントを与えてくれるのね。
本との出会いって面白い、いや再会かな?