想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

混乱

2011-10-26 16:48:10 | 日記
〔パニック〕


父の医療保険の件で打ちのめされていた昨夜、
埼玉のおかあさんから電話。
「Kから連絡あった?」
って、もう縁を切ると言ってたんで、
連絡はあったけどおかあさんには知らせなかった。
でも。やはり母親として、心配だったのね。
当たり前かも知れんけど、もうすぐ40にもなる男の心配。
かわいそうに‥
ここに住所を移したいようなこと言ってきたけど、
お断りしました。
私たち母子家庭にとって、
医療費や学費の援助が必要不可欠。
彼がここにきたら、全部支給が止まってしまうんです。
勿論そのことを言えば、医療費くらい自分が稼ぐから心配ないと言い張るだろうが、

信用なりません、彼は。

そこはしっかり言っておいた。
それでも‥

母親の目から見れば。
K君はああいう男だけど、
ミオやショウちゃんのことは大切に思ってる。
その気持ちをくんでやってはくれないか、と。

私、子育てはあと四年で終える予定で、
一度そこでゼロに戻りたい。
この家で、次の人生を独りで歩みだすつもりでいた。
私は、ここで社会貢献しながら、今度こそしっかり病気を治し、
人の役に立ちたい。
ゆくゆくは、おかあさんの老後だって、見てあげたいと想っている。
K君は、
もう、彼の尻拭いはたくさんだ。

たまに来て、ミオと一緒にわずかな時間家族に戻り、
また散ってゆく‥っていう今の状態が一番楽。


でもね。
言えないよ、そんなこと、おかあさんに。

まあ、今度彼が来たとき、
「君はどうしたいんだ」って聞いてみるけどもさ。
私は‥私は、一人になりたいよ。
私にも、夢があるの。
オーストラリアに行けなかったけど、
まだ諦めきれない夢があるの。

昨夜は悩みすぎて、
頓服を飲んでも眠れず、
自分の人生が崩壊してゆくような恐怖に心臓がガタガタ音をたてていたあ。
あまりに心臓が鳴るもんだから、 
余計怖くて、脂汗は流れるし、
涙は流れるし、
咳は出るし、
朝は、よれよれ。

とうとう仕事を休んでしまった。
今こそ頑張り時なのに、

悔しい。
でも、耳は鳴るし、頭痛は酷いし、
K君は、ここにいなくてもこんなに私を悩ますんだ。

もう嫌だ。
ひとりにしてくれ。

そして、今日は昼間6時間爆睡したのだった。

悩みは尽きないね。
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失効

2011-10-25 15:12:56 | 日記
〔医療保険が!〕


先月は特に資金繰りが困難で、
父の口座に振り込むべきものが遅れてしまい、
いろんなとこから、
「引き落としができないぜ」
と、知らせがきていた。

父の医療保険もそのひとつ。
あまりに多忙な毎日を送っていたので、
あまり真剣に受け取らなかった。

で、昨日やっと数々の振込用紙をもってコンビニに行ったのよ。
そしたら、父の保険だけ「期限切れです」って返された。


‥‥‥。

家の戻ると、
まさにナイスなタイミングで、
医療保険失効のお知らせが届いていた。


まさか!
なんで!?

あわくって担当の営業のひとに電話すると、
「二ヶ月引き落とせないと失効になります。
でも、終身のはこれから送る払い込み用紙で対処してくれれば、
復活できますよ」

父の身の上を理解してくれている営業のひとで、
また新たに入れる医療保険を探してくれて、
今月末に契約することになった。

父のあの状態で、よく入れる保険があったものだ。
天の助け。

しかし、父の苛立ちはピリピリ伝わってくるし、
家計管理は私の責任なんで、おおいに落ち込んだ。

もう、ひさしぶりに落ち込みすぎて、死にたいとすら思った。
妹は簡単に「父ちゃんに少しでも生活費入れてもらうよう言おうよ」
と言うけど。話し合いの時間作る気ないし。
結局は私が言うしかない、言えってことなんだろうが、

死んでも言えねえ。


だけど、父の通帳握ってるババアには改めて欲しいのだ。
何故、父がお金を下ろそうとするたび詮索してくるのか。
父は自分のお金なのに、自由に下ろせない。
ぶっちゃけたはなし、
ケアのお金も、父ではなく娘が払うべきだって考え。
こっちにも、限界がある。
大体、年金残して何に使うのって思うよ。

白い目で見れば、あんたが欲しいんじゃないの?って思うよ。


私たちは、もう精一杯動いている。
それを理解してもらえない。

簡単に、口座には月10万は入れとけって、
簡単に言う父の気持ちも哀しい。
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眠り

2011-10-24 17:14:04 | 日記
〔伯母達が帰る〕


伯母たちは昨日、松本城を見に行って、
楽しかったらしい。
夕方、温泉に行って、
シチューを作って食べた。

我が家の冷蔵庫は空に近く、
肉なしのシチュー。
伯母は直売所で買ったかぼちゃを煮てくれた。

たいそうなおもてなしもできなかったのに、
伯母も伯父もそれぞれ「これは内緒ね」って、私にお小遣いをくれた。
二人とも双方には内緒にってそれぞれくれるものだから、
なんか悪い気がして情けなかった。

「ショウちゃんがかわいそう。あんなに死にたがっていたのに、
今は元気になってよかったけど、
これからもっと大変になる。
でも。ミオちゃんの為、頑張るんだよ」

伯母達は、午前中に帰っていった。

お米も30キロもらって、
我が家の家計は一気に楽になった。


ありがとう、伯母さん、伯父さん。

私、頑張る。
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血に流れるもの

2011-10-23 17:11:33 | 日記
〔伯母が来る〕


突然、母方の伯母夫婦が、父の見舞いにきてくれた。
またしても妹がいない家で、
大急ぎで掃除したり、布団出したり、
もう大変慌てたけど。

伯母に会うのは嬉しい。
母にそっくりな顔をしていて、
母と話しているような錯覚を起こすほどだ。

私と同じ鬱を持っていて、
同病相哀れむというんで、
辛いことも話あえる。

辛いこと‥泣きながら、沢山はなした。
でも。伯母も私も、前回会った頃より、
だいぶ笑うことはできるようになっていた。
少しずつ治していけばいいよ。
焦ることないよって、話した。




〔血系〕



母方の兄弟姉妹、そしてその子孫は、
精神面が脆弱で、なかには明らかに「狂っている」ひとも多い。
驚くほど多い。
呪われた一族なんか?って勘ぐるほどに。
それでもって、気管支系と耳が弱く、
私はその血を、律儀に全て受け継いでいる。

父方は、ガン体質で、
夫婦として添い遂げられないという、
悲惨な運命をひきずっている。
女性はその子供達も、次々離婚する。
だが、たくましい。

私はその運命も受け継いでしまったが、

世界から愛を還元したくば、ひたすら与え続けること、に気づいた。
伯母もそれに今気づいていて、
人の縁の不思議さを語っていた。

だから、殺したいほど憎い相手に、
泣きながらも手をついて謝り、
笑顔を作る。
例え自分が悪くなくても、
相手の勘違いでも、
ひたすら謝る。
そして、相手の心を変える魔法が発動するのだ。

笑顔の魔法。愛の魔法。
伯母とは、不思議な話も真顔で話せるので楽しい。
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階段

2011-10-22 17:17:58 | 日記
〔野望〕


アンケート内職などはじめて、
視野が広まったのは良いことです。
元が欲張りな私は、次々湧き上がってくる「野望」の対処が追いつきません。


もっと、自分は役に立つのではないか。
ここから発信できる情報はないか?

社会に貢献したい。
環境のために、活動したい。
治験ボランティア。
募金活動。
ネットトレーディング。
資産運用。

我が身にもっと投資して、
そして我が身を活用したい。

もっと日本のため、世界のため!

って、まずは父のこと、娘のこと‥なんだけどね。


育毛剤のモニターになりました。
これもまあ楽しいんだけど、
もっと大きなことがしたいなあ。

もっと自由になったら、
絶対治験に参加してみようと思うんだ。

地方には、治験を実施している病院が少なく、
ほとんど、関東、都心なの。
私、絶対行ってみせるわ。
新幹線に乗って、都心の病院で治験ボランティアする!

今からバリバリ仕事して、
とりあえずは、資産基礎を築き、
株で成功して、
砂漠化した大地に井戸を掘り、
森林を買って、

隕石にぶつかって死ぬ。
夢のような夢です。

で、次も人間に産まれかわるのよ。
そして、また、今の時代に出会った人々と再会したい。

夢は膨らみます。

でも、目の前の階段、
一歩ずつ上るのが精一杯だけど。
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