今日は、元旦那のことを書く。
不快な想いをする可能性があるので、嫌な人は読まないでください。
完結しました。
まずは、義母に彼との縁を、
ここで完全に断ちたい旨を伝えた。
電話番号も、ラインも、
ブロックではなく、データ消去。
そして、義母経由で入ってくる
情報も、もういらない。
記憶から消します。
はっきり伝えた。
義母は、私の気持ちを尊重すると云ってくれた。
最後に彼と何を話そうとも、
その後、彼がどうなろうとも、
貴女には関係ないこととして
受け取るから、
納得するように行動していいと。
でも、これで私や娘と関係を断つとかは、こちらからは何も云わないから、それも好きにしていい。
いつでも遊びにおいでと、云ってくれた。
第一関門突破。
次は、彼だ。
ブロックしていたラインを繋げて、
通話した。
娘と義母の了解も得た上で伝えるが、貴方との縁を
今日限りで切ります。
番号も消すし、
話すのは最後になるから、
腹を割って話さない?
と聞くと、了承してくれた。
どうしても聞きたいことがあった。
彼が抱えた多額の借金は、
何が原因だったのか。
両親はマンションが買える程、
私は中古マンションが買える程、
彼から搾取され、
私の老後は真っ暗になった。
足腰立たなくなるまで働くんだ。
せめて訳を聞かせてくれよ。
でないと、仕事の最中に、
ずっと、なんで、なんで、
なんでこうなったと、
気がおかしくなりそうに
なるんだよ。このままじゃ、
生き霊を飛ばしちゃうよ。
それほど、貴方への怨恨は
強いんだよ。
納得させてくれない?
答えは、反社事務所への上納金だった。反社に属していると、
自分の売り上げの数%を上納しなきゃならないらしい。
それが、払えなくて、親に頼り、
嫁に頼り、知人親戚、
消費者金融、駆けずり回ったと。
…?
利益が生じたから発生するお金だろ。利益はどこへ行った?
まあ、それがギャンブルや、
女性関係だったのかなと。
結婚して、数年は普通に土木会社に勤めていたけど、
兼業状態だったってこと?
疑問は残るが。
結局、弱い人々を不当な力で
脅して陥れ、奪ったお金で、
彼は破滅した訳だ。
あちらの世界から足を洗って、
債務整理もして、
さあこれできれいになったから、
というタイミングで、
私からの絶縁宣言。
ざまーみろ。
誰かを地獄に落としたから、
そうなるんだよ。
びっくりなのは、
私からはせいぜい30万くらいだったと思うと、
彼が云ったことだ。
大体、女の子がそんな大金を持っている訳がない。
それって貴方の感想ですよね。
通帳が残っていないのが悔やまれる。学生時代からバイトして、
普通に社会人として生きて、
ブランド物も貴金属も買わず、
ギャンブルもしないで生きれば、
普通に貯まるから。
昔の郵便局の定期預金の利率がどれだけ良かったかも知らないくせに。
「…びっくりだわ。
借りる側は簡単に忘れるんだね。
貸した側は絶対忘れないよ。
反省した方がいいよ」
それから、多分捨てたであろう結婚指輪のことも、
不倫相手といるときは、
私のことをおばさん呼ばわりしていたことも知っている。
楽しかったでしょうね。
こちらは一生のトラウマ植えつけられて、これから本格的に治療だわ。
彼は最後までキレることもなく聞いていた。
「貴方はただの障害物だった。
これを越えなきゃ進めないから、
もう貴方のことは考えない。
記憶から抹消します。
そっちも私のことを
消してください。
今世でも、来世でも二度と
会いません。
永遠に消えてください」
聞きたいことは聞けたし、
云いたいことは云えた。
それでも義母は彼を捨てずに、
これからも支えると云っていたから、
どれだけ自分が恵まれた環境で
生きているか、
自覚した方がいい。
最後に、
「娘には絶対迷惑をかけるな」
と忠告した。
「それをやったら、ほんとに、
人生詰むよ」
私が何をもって粛清するか。
わかりますよね。
話し終わって、
全ての連絡手段を消去した。
あとは、
沸き上がってくる怒りへの対応。
傾きかける思考をどうするか。
良い思い出も、
悪い思い出も関係ない。
全て消すために、
しばらくは足掻くよ。