想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

地産地消。

2011-07-14 17:36:26 | 日記


〔写真〕

バラのシュートと呼ばれる、言わば木のひこばえの部分。
本木を丈夫に育てるには切り落とさねばならないシュート。
でもパワーがあってきれいなので、キッチンの窓辺に飾ってみた。

もう一枚は、父の介護部屋からの景色。
小さな夏椿は、父のお気に入り。
遠くに見える四角いプレハブに、例の九匹の犬がいる。


〔病院〕

病院の障害者用のトイレが使えないというのはいかがなものだろう。
父にとっては手すりの位置が合っていないらしく、
二階の一般のトイレの方が、やっと使える状態だった。
よって、診察とリハの間に、一階と二階を四往復。
忙しかったのと、持って行った漫画が面白かった事もあって、
今日は大丈夫だった。

変な気にもとり憑かれず、
「サバイバル 異常猛暑編」に没頭した。
主人公の少年が、崩壊した地球で、食べるものにも苦労している世界にどっぷりはまって、
ふと現実に戻ると、私たちはなんて恵まれた立場にいるだろうと想った。
父のように身体が不自由でも、生きていられるんだから。
ま、漫画と現実を比較しても仕方ない事だけどね。

リハビリの先生が、父の弱り方を見て、明らかに動揺しているのが判った。
そして、こんな状態でどうやってトイレに立っているのか聞いてきたよ。
それは、父が想像を絶する気力で立ち向かっている証です。
今日は私の腰の心配までしてもらって、気分が良かった(笑)。
接骨院の先生も、ここまで心配してはくれないって程、
熱心に私の腰の状態を心配して下さった、
足のなえた父を車椅子から立ち上がらせるのに、
ケアマネさんからコツを教わったものの、
ダメな時はダメな訳で、その時はもう、二人して渾身の力で対処していた。
このままでは私の腰がダメになると、今日は、お腹に力を入れるやり方を指導してもらう。
また、父の介助の際は、できるだけ、骨盤の上にコルセットを巻く事など。
私は大そう高いコルセットを買って持っているので、これからは役に立てそうだ。

考えてみたら、私が腰を痛めたら、もう父はトイレに立つ事もできない‥。
自分の身を守る事も大切だったんだなあ。
父が頑張っている間は、私が折れる訳にはいかない‥!
もはや、自分だけのものではない我が身!!
我が背筋、そして、腰!!
治験の話はダメだった。
その大学病院に通院できなくてはならないらしい。
そう簡単にはいかないね。
でも父は、研究が進んでいる事自体に安堵した様子だった。

お父さんの命に、間に合えばいいね。


〔夏の力場〕

帰りは、妹が半休とって迎えに来てくれた。
帰り道の途中にある直売所で、トマトやスイカを買う。
父も子供たちも、甘いスイカが大好き。
トマトは毎食食べたいしね。
この土地で育ったものを食せる幸せというものよ。


〔雨雲〕

昨日も夕方すごい豪雨に見舞われたが、
この辺の雨雲は、山の位置関係から佐久市の方向へ流されているらしく、
あちらはもっと凄まじいらしい。
このあたりは、台風の影響もあまりない。
四方を囲む山々に守られている土地だ。

それにしても、凄い雷雨がくるから、
この暑さは異常なのかも。

家の中は、風が通って涼しいのにね。


〔泳ぐ〕

今日も、一時間だけもらってプールで泳ぎました。
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