想い事 家族の記録

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夏の果て。

2024-08-20 16:10:00 | 日記
夏は絶望の季節。

毎年、命の危機を感じ、
訳もなく死にたくなったりする。
毎日毎日、飽きもせず、
高い場所から見下ろしやがって。
太陽☀️を、恨む。
少しは優しくできないの?
慈悲はないの?
真夏の日差しを、呪う。
一方的な、想いに過ぎない。
太陽にしてみれば、
私が死のうが、ミミズが死のうが、
関係のないこと。
単なる恒星の活動に過ぎない訳で。
でも、云わせて欲しいよ。
私には、春と秋と冬だけあればいいんだ。
耐えられないんだよ。
弱気にもなるよ。
悪口も云いたくなるよ。
なのに、夏は、
なんてきれいなんだろうと、
思うのだ。





まだみんなが眠っているであろう
早朝に起き出して、
静謐な朝の空気の中を歩いて、
花を撮る。空を撮る。雲を撮る。
夏草が美しすぎて、
絶望感が増す。
冷たい水を飲んで、
もういちにち、頑張るかと、
思いなおす。






世界が、不安定すぎる時代に突入した。
今ある幸せが、明日もある保証はなく、挫折や喪失を恐れる気持ちが、生への執着を弱めてしまう。

そうか。
少し、執着心が薄れただけか。
空気が変わったら、
きっとまた生きたくなる。
熱い紅茶が飲めるようになれば、
おでんが美味しいと感じるようになれば、
今度は、生きることに執着する。

子供の頃に、ふと、
自分は親より先に死ぬんだと、
思いこんでいた。
実際は違って、母が亡くなった歳を超えてまだ生きているし、
大病を抱えながらも、
父はまだ生きている。
自分の雑すぎる思考に、
時には感謝する。
世界は、絶対読めないから、
それほど絶望する必要は、
ないかも知れないね。

今は、水道管が凍結する冬を渇望してしまうけど、
冬になれば、なったらで、
桜の季節に想いを馳せるし、

またこの美しい季節の到来を、
心の隅で、
求めるのかも知れない。

自分勝手な、人間なのです。












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