想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

終わらない、負のループ。

2012-01-05 10:00:17 | 日記


〔どうにかしなけりゃ〕



昨日の夕方。
K君が帰って、父が戻ってくる時間になる、
4時、まだ妹が戻らない。
気がおかしくなるんじゃないかと言うほどにイラついて、
とりあえず父の部屋を暖め、
ジリジリと外を見ていた。

外は大雪。
頼む。妹よ、失望させないで‥。

しかし、先に戻ったのは、父だった。水曜日なのに。

朝は朝寝して何もやらず、
遊びに行ったきり、週に一度のお迎えもしない。
夜はちゃんとやるって、夕飯のことだったのか?
はっきり判らないから、こちらは動きようがないのだ。

信じられない。
もし、私がいなかったら、父はどうするんだろう。
どういうつもりなんだろう。

もう精神状態がいい加減おかしくなってきた私を見てか、
娘が「お手伝いするから。大丈夫だから」と言って、
一生懸命、父の着替えを手伝ってくれた。
私はなんだか燃え尽きたような気持ちで、
格闘している父と娘をぼんやり見ていた。
そこへ、妹から電話。
なんと、郵便受けに鍵を置いてあるから、ケアの人に中に入れてもらってと、
言いたかったらしい。
だけど遅いし!
そういうつもりならもっと早くケアに電話しとけよ。
それに私にも言っておいてくれなけりゃ、
結局私が代わりにやることになるじゃない!!

もう私の中で完全にお荷物と化してしまった父。
二人の間で、お前がお前がと、押しのけられている父。

最低だね、私ってやつは。

もう無理だと判っていても、
「明日からは一日交代にしてくれ。もう嫌だ」とメールして、
寝室に逃げ込み、ワアワア泣いた。
娘は電熱器の前で動かなくなってしまった。

ごめん。ミオ。父ちゃん。
私、なんかもの凄く疲れてるみたい。

私のメールに、「そんなの無理」って妹が返してきた。

もう知らない。
無理だって言えば、大抵のことは私がどうにかしてきた。
だけど、もう知らない。

父の問題はまたしても放置にされた。

私は夕飯も食べずに、薬を飲んで寝てしまう。






〔今朝〕



八時。
父は車椅子に移動していて、朝食を食べようとしていたが、
トースターの中に餅が入っていて、
一人では何もできない。

餅を焼き、
食べさせて、掃除をして、洗濯をして、

どうしたらいいんだろう。
私が家事を放棄したところで、どうにもなりはしないのだった。
家は汚れ、気持ちは限りなく落ちてゆく。
父は何か察しているらしく、無言。
姪も無言。
娘は、部屋から出てこない。
私が笑顔でいないだけで、
家のなか、

こんなに、真っ暗。

私が意識を変えなくちゃいけない。
子供達はよくやってくれるじゃないか。
私が変わらなくちゃいけない。

自分に対する嫌悪感が強まった。
刺し殺したいくらいに。

どうしよう。どうしたら。

どうしたらいいんだろう。
コメント
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