想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

年の瀬。

2011-12-29 15:08:43 | 日記
〔すっかり慌しくなり〕

またも、気ばかり焦る。
朝、心臓が、ドドドドッて暴れ、
起きるなり息が切れた。
ハアッハアってなるの。コントロール不能。
そのあと指の先までぐったりきて、

でも起きなければ。
父がトイレを我慢しているに違いない‥。

父はベッドに張り付いたまま目だけ動いていた。
部屋を暖めてから車椅子に移動し、
やっとトイレ。
父も私もぐったり。

父の部屋で二度寝しようかと思ったけど、
ミズキちゃんが大掃除はじめたんで、私もキッチンを磨きはじめ、
色んなところがきれいになると、
次第にテンション上がってきたよ。

でも、昼前に、ミズキは寒さに負けて掃除は明日に繰越し。


〔電動〕

父の車椅子が電動になった。
これで腕を動かすこともなくなるんだとひっそり想った。
いろんなことができなくなった、この一年間。
一年前の冬は、まだトイレに立っていた足は、
もう動かない。
腕の力だけはあったのに、
もう茶碗が重い。

いつか、ろれつも回らなくなるのだろう。

父はいつ、ここでの生活を諦めるんだろう。

胸が苦しいよ‥。



〔こたつ 解禁〕


今までよく寒さに耐えてきたよ、子供たち。
ちっさい電熱器の前に集まってしのいでいたね。

でも今日、やっと豆炭買ったよ!
こたつ、稼動!
あったかい‥!


夕方、少しこたつで眠った。





〔物音〕


家の気が抜ける地点に、長い間置かれていた金の時計。
亡き祖父がくれたものらしいが、
この先修理して使う機会もないだろうと撤去。
自家製の龍の置物の埃を払い、
水拭き、盛り塩をして清めた。


そして、夜。

なんかそっちの方面から絶えずガタゴトと音がする。
近づいて確かめようとすると、音はやみ、
離れて聞かなかったことにしようとすると、
また音。


‥‥‥。



〔ラブメッセージ〕



愛しているよと言えば、返ってくる娘からのメール。

離れてよかったこともある。





コメント
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