想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

野望。

2011-07-24 20:23:35 | 日記



〔写真〕  きゅうりの漬物

      花が咲いたアメリカンブルー



〔野望〕



昨夜、宣言した野望だが、父の様子見ていると、もしか無理かも‥。
新しい車椅子、少し座高が高くなって立ち上がりやすいはずなのだが、
以前の椅子に慣れてしまった父は、ほんの少し広くなった肘掛がダメらしく、
全く立てない状態に。

何度かチャレンジして、とにかくなれて見ない事には話しにならない。
いずれ立ち上がれなくなった時、ベッドへの移動がスライド式で出来るように、
肘掛が跳ね上げられる機種にしたのに、
また以前の車椅子に戻ってしまった‥。
「これなら立ち上がれる」
と言いますが、私が後ろをガードするから立ち上がれるんでしょ?
一人で立っているわけじゃないからね。
私が留守中、ミズキに頑張ってもらわねば、なので、
練習させるも、「無理無理」って諦め早っ‥。
私が10回もトイレ介助して、私がいないとき、本当にどうするつもりですか、
問うても、みんな聞こえないふり。
子供達はお祭りへ。妹は「寝る」と言って部屋へ。


なんでみんな他人事みたいな顔できるんだろう。

私、どうしたらいいんですか。

このまま「うわあああああ!!」と、家を飛び出したくなった‥(泣)


〔言霊〕



今日の父は食欲もなく、七時半頃寝てしまう。
だるいらしい。
最近、咳払いが多くなったとか、時々声が嗄れるとか、
指摘すると怒るし、

ちょっとは私の立場も考えてって言いたくもなる。
けども、父はババアの事が一番心配らしい。
ババアには絶対介護させない。汚れ役は子供らにさせるって
言い方。言い方ってありますよね。
お前がしろって言い方。なんで? そりゃやるけどさ。
なんでそんな棘のある言い方???

自分のためにもならないよ。



昔。バレンタインデーの日、
「チョコなんて買って馬鹿が」
という父に、チョコを渡す気が失せた事を思い出した。

なんでそんな事言っちゃうんだろう。

言霊の力に弱い。私はすぐに萎える。
もぎ取られた草みたく、クタッとしてしまう。

父の言葉は痛くて痛くて、
ババアに注がれる言葉があまりに温かく、
この痛みを判ってくれる人もいなくて、

呆然となる時がある。

ああ、でももう、お酒も呑めないんだなあ‥。
ダメダメ、そがな事したら、あんた多分死ぬよ。
真っ先に死を選ぶよ。
首より足切る方が死ねるって、

冷静に考えている自分がいるよね。
あいつは、酒を食らうと目覚める超ド級のSなんだから。
封印しただけで、今もちゃんと生きていて、
虎視眈々と復活を望んでいるんだからね。
一滴でもダメなんだからね。

ダメなんだからね!!


試練にくじけそうです。
まあ、こんな日もありますよね。


コメント
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