想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

よみがえり。

2011-07-25 19:42:02 | 日記



〔写真〕


黄緑色の訪問者。

収穫(私はやはり素人の域を出れません。毎朝のトマトはほとんど買っている。
   それとも、これからが収穫時なのか?
   おやつにしかならないけど、甘いトマトさん)。



〔女子会〕


仕事仲間とランチしてきました。
束の間、日常を離れて、素敵なお店で美味しいイタリアンを戴いてきました。
パスタのトマトソースが絶品で、
家に帰って、おいしいトマトソースを試作せずにはいられないほど。
同じ味を再現する事はできなくても、
今までで、一番美味しいソースが完成しました。

夕飯は、茹でたキャベツと餃子に、このトマトをかけて食したら、
もう、イケイケのイタリアン。

‥幸せだ。それが怖い。

時に、仲間とお喋りするのも必要なのね。
なんか、久しぶりに笑った気がする!


ああ、幸せだった。‥怖いほど。



〔泳ぐ〕


女子会から戻って、父が帰るまでの一時間。
キッチンに立つか、泳ぐか、

しばし、ウロウロ考えて、

美味しいもの食べたんだから、動かなくちゃ!!

自転車すっ飛ばして、プールに行ったよ。

先日、ついに新しい水着をネットで購入。
今はワンピースの水着って少なくなったの?
いつも着てゆく水着がもの凄く恥ずかしくなってしまったよ。
でも、ビキニなんて、無理だし、
ショートパンツがついたタイプの水着を選んでおいた。
タンキニ? タニシキ? なんかそんなん。

ま、今日は恥ずかしいけど古い水着で行って、
50分位、無心に泳いだ。
後ろを見ても、前を見ても、緑の山がきれいで、
少し曇ってきた空を渡る風が、見えるような不思議な感覚。
風が冷たくて、水も冷たくて、気持ちよかった。

こんな幸せが、怖い。



〔幸せって、なんだっけ〕


父の車椅子の調整に、また介護用品の営業さんが来てくれて
クッションをさらに高くし、手すりの高さも微調整してくれた。

そうそう! こんな感じ!って、父の顔が明るくなった。

立てるし、ベッドにはスライド式で移動が可能。
まだ不慣れだけど、どうにかやってゆけそう!

たった、これだけの事に、昨日は絶望してたなんて‥!
父は疲れて眠ってしまい、
私は一晩最悪な事ばかり考えていた。

父が諦めて入院すると言い出すか、
私のなかのSが目覚めるか、

どっちが、先か。グルグルグルグル‥。

なのに、今日新しい車椅子が、新たな希望を届けてくれた。
父に笑顔が戻り、それに私が癒された。
夕飯も、今夜は完食。
「美味しかった」が聞ける幸せ。

この幸せが、怖い。
コメント
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