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Nikon F (135・SLR)

2020-11-13 12:23:23 | カメラ レンズ 写真用品

  昭和34年(1959)日本光学より Nikon SPをベースに設計された一眼レフです。
 発売価格は67,000円(5cm F2 付)でした。 
 昭和44年に私が購入した時はボディのみblack(+¥1,000か¥15,00)で¥45,000でした。(だったと思う)
 定価ではなく購入価格です。当時Nikonは値引き無しがほぼ当たり前でしたがちょとだけ値引き価格かもしれません。
 ASAHI PENTAX SP(TTL露光計内蔵)が¥30,000でした。

 ファインダー交換式 視野率100% 交換可能ファインダースクリーン 
 フォーカルプレーンシャッター幕に世界最初の厚さ0.02mmのチタン幕を用いる。(最初は布幕が使われていたらしい。視たことは無い)
 ミラーはクイックリターン方式 ミラーアップ可 完全自動絞り プレビュー釦装備
 
 NikonFマウント(条件付きだが60年以上経ったいまでもこの時のレンズが使用可能)

A 巻き戻しクランク 底蓋と裏蓋が一体となった取り外し式なのでクランクは持ち上がらない。基部にアクセサリーシュー
B レンズ取り外し釦
C プレビュー釦
D セルフタイマー
E 巻き上げレバー ラチェット機構付き オリジナルは銀色 Eの文字がある黒い部分は私が加工
F カウンター と 20・36枚撮りの記憶用(要らないと思うのですが)
G シャッター釦はSシリーズの名残で軍艦部後方にある。
   釦はフィルムの巻き上げ巻き戻しに応じて回転する。赤い点が移動することで確認できる。(多重露光設定に必要)
   シャッター釦の外側をRにすると巻き戻しが可
H シンクロセレクター窓 シャッター環の外側を持ち上げて設定する。
   シャッター速度は T B 1/1 ~ 1/1000 中央の黒い点が回転する。


 左:フィルムを捲き上げた状態。中央:シャッターを切ると速度環中央の黒い点が60°ほど動く。右:F2は点から線に変更
 シャッター釦の赤点はフィルム巻き上げ時には反時計回りに巻き戻し時には時計回りに動く。F2では廃止された。
 シャッター釦周りの巻き戻し設定はF2では底面に移動した。シャッター釦ロックとタイム露光設定となった。

 これからフィルムを2本現像いたしますので ↓

 つ づ く (たぶん今までで一番長くなると思います。途中いろいろ間に入ります)

 

 フィルム現像が終って水洗中に離れのカメラ雑誌を詰めた段ボールを開けてみました。
 カメラ毎日別冊「’70国産新型カメラ白書」が見つかりました。(他多数も)
 昭和45年 ボディのみ¥44,200 black仕上げは¥1,500高 とありました。

 「明るい暗箱」昭和50年初版も見つけ出しました。今から読みます。
  Nikon

 Nikon is Best(theは要らない?・・・キャッチコピー憶えてますか)と思う方・そうでなくてもカメラ好きなら是非一読を!。

 

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