XPの時代に作った外字をW7で使っていました。
なんの問題も無く使えていました。
その外字をW10に設定。
文章中に表示はされましたが印刷ができません。
あらたに外字製作をすることにいたしました。
!。 外字エディターが無い?。
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Windows 10 ではスタートメニューが復活しましたが、
Windows アクセサリの直下には、Windows XP のように外字エディターがありません。
Windows 7 のように、システムツールの下にもありません。
Windows 10 で外字エディターを起動するには、スタートボタンの右のボックスに「外字」と入力するとスタートメニューの上部に「外字エディター」が表示されるので、それをクリックします。
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外字エディターが見つかりましたので早速製作です。
俗字の「吉」を作ります。上が士ではなく土の吉です。
故吉田茂が「自分はさむらいだから士にする。」と言った逸話があります。
エディターが起動したらコードの選択ウィンドウが同時に開きます。
デフォルトですとF040が選択されているはずです。
OKか×でとりあえず閉じます。
ウィンドウ/参照(R)をクリック フォント名を選択します。
コード5409を入力すると 吉の文字が参照ウィンドウに表示されます。
このときのコードはUniコードです。
※Atokの手書き入力を使うと文字コードも表示されます。
IMEは出てきません。 不便です。IMEパッドを起こして探してください。
(詳細は省略) 文字がみつかったらオンマウスで文字コードが表示されます。
参照の文字枠を隅から隅までドラッグして左側の編集へ移動。
位置は適当で大丈夫です。 参照画面はここで閉じても大丈夫です。
編集画面。消しゴムとペン選択で移動でそれなりの文字を作ります。
完成いたしましたら登録が必要です。編集/コードの選択
初めての外字でしたらF040で宜しいと思います。
二つ名以降でしたらF041とかF050とか適当な枠に保存します。
保存しても外字エディターのコードの選択には表示されません。
IMEパッド / シフトJIS / 外字 にも表示されません。
※再起動いたします。 そうすると初めてIMEパッドに表示されます。
製作した外字を使用するにはIMEの場合はIMEパッドを起こし / シフトJIS / 外字 から製作した文字をクリックいたします。
Atokの場合は 文字パレット / 和文コード シフトJIS / 外字 です。
一太郎での使用は よく使う言葉 に登録しておくと便利です。
人名の場合は俗字がけっこうあります。鉄の旁が 矢 になっているような....。