昭和35年（1960） 小西六から初代一眼レフ KONICA F が発売されました。
セレン式露光計（速度・絞りと連動）を国内初に組み込んだ機種でした。
￥69,000（たぶん標準レンズ付き） 前年発売されたNikon Fよりも高価。
上記と同時発売された廉価版がこの FS です。 ￥41,500（たぶん標準レンズ付き）
先日の KONICA FP はこの機種のマイナーチェンジ版です。重複する部分はそちらをお読みください。
シャッタ-速度は B 1/1 ～ 1/1000 （KONICA F は1/2000までありました）
巻き戻しクランクと同軸に感度記憶用のダイアル（赤青）
底部は三脚ネジ穴と巻き戻し釦のみ。極めてシンプルです。
（たぶん当時の純正のキャップかと）
シャッター幕はコパルスクェアー縦走り。
裏蓋内側には SAKURA FILMのシールが。
ファインダーを覗くとフレネルマットのみ。フレネルの同心円がやや目立ちますがすっきりしております。
矢印はレンズ取り外し釦 FP とは位置・形状が異なります。
※ ikonta ＆ Mei Half での 撮影続行中です。
