今朝八時前に電話がありまして・・・。
「船、出せますか?」
窓を開けて海を眺める。
「海の状態を訊いているのか?それtも俺のスケジュールか?」
「両方です」
「沖は多少波があるが出航は可。あとは岸により過ぎなければ大丈夫だ」
今まで凪の日しか走らせなかったので多少の経験はさせた方良いだろうと判断。
急遽九時から操船訓練。
出港・・・。
波に向かっての舵取り。まあ、なんとか理解できたようだ。
沖に出ると流石に波が高くなった。
・・・私の言うとおりに即座に反応して上手く操舵できるかと言うとまだそのレベルでは無い。
波のタイミングを見計らって「回頭」と指示。
180度方向転換させて岸へと向かわせた。
「前の波を追い越すな。後ろの波に追い越されるな・・・」
・・・・・・
岸に寄りすぎない位置でニュートラル。
そこで撮影したのが見出し画像です。
高い波の中の画が無いのがちょっともったいなかったか。
入港。・・・着岸、黙って視ていたが(落第)
「何がしたいのだ。・・・では、言われたとおりに操船しろ」
細かな指示を出す。一発成功。
・・・・
ゲストの一人が「一級船舶を所持している。運転できる」と誇らしげ言ったが
「運転していいと言うことと、運転できると言うのは別だ」と一蹴。
「耐航性は船の能力と船長の能力のどちらか低い方を基準とする・・・」
そんな感じで操船訓練終了。
夕刻の海水浴場。澪がまたちょっと強くなったようだ。