ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

コメントに対してのお返事

2009-11-28 10:50:24 | 日記
日本の科学者はいらない! (美智子)
2009-11-27 12:28:00
日本の科学者はまちがっているよ。科学者は自分の栄耀栄華だけを主張していればいいのかよ!やつらは国民を虐殺するだけで、国民の幸せを全く考えていない。科学者によって就職や結婚を破壊されたり子供を殺されたりした国民がたくさんいるんだよ。国民を殺しても、科学をてめえの栄達の道具にしたいのかよ。おまえがいてもだれも幸せにならないんだよ!国民を殺害しても世界一になりたい科学などまったくいらない!科学に一位も二位もないんだよ。こんなじじいになっても一位だの二位だの入試の順位にこだわりやがって。裏では犯罪やりまくって表向きはノーベル賞科学者なんて、てめえのことしか考えていない最悪の凶悪犯だ。そんなに科学をやりたいなら、他人のカネを奪い取って食いまくっていないで、自腹でやれよ。
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一つ前のエントリで、こう言うコメントが書かれました。

中々に強烈だなぁと思いつつ、お返事を返したいと思います。

まず、コメントを書かれた「美智子」さんにお伺いしたいのですが、何時『やつら(日本の科学者)は国民を虐殺した』のでしょうか?
『科学者によって就職や結婚を破壊されたり子供を殺されたりした国民がたくさんいる』と言われますが、『たくさん』いるのであれば、その具体例を新聞記事等の客観性のあるメディアでお示しの上、日本で活動されている科学者全体の何%がそれに関わったのかをお示しください。
また、『ノーベル賞科学者』が『裏で犯罪やりまくった』『最悪の凶悪犯』である刑事罰に該当するであろう具体的な事例をお示しください。

なお、科学技術業界の末端で仕事するようになって、それなりに経ちますが、過分にして、その様な情報に巡り会った事はありません。重ねて申しますが、日本の科学者に対して名誉毀損に近い事を発言されるのですから、具体的な事例を示してください。それが無ければ、私としてはあなたの意見を肯定することは断じて出来ません。

もし、「生活保護等の社会保障費に血税が廻らなかったから、その様な事例が発生している」と申されるのであれば、科学者を犯人扱いするのは筋違いです。税金の使途については、行政機関が発議して、国民から選定された利益代表者である議員が所属する立法機関が審議し確定するのが、民主主義および日本国憲法の原則です。税金に関する最終責任者は、日本国憲法の「国権の最高機関」である国会にあります。その事から、もし現状の税金の使途に不満があるのであれば、ご自身の選挙区から選出された国会議員へ苦情を表明するべきかと考えます。

その上で、(所詮は無駄な努力と思いつつ)「美智子」さんのコメントに意見返しますが、研究者が何を考えて研究に従事されているかは人それぞれで、その中には栄耀栄華を求められている方もいるとは思います。しかし、科学者=研究者がいて幸せになった事例は結構あります。抗生物質はその最たるもので、カビを研究していた研究者がいなければ、これ程効果が高い薬が普及せず、その影響で世界の人口は現状より減っていると思われます。より長生き出来るのも幸せだと思いますが?

その研究者が1位にこだわるのは、科学に1位も2位もないものの、1位を目指して5位程度、1位を目指さなければ全世界相手の激烈な競争に直ぐに新興国以下に追い落とされるからです。しかも、追い落とされた後に復活するのは多大な労力が必要となります。

「止めた」ばかりにどうなったかの具体例として上げる日本の航空機業界は、戦前は(エンジンはともかく)そこそこのレベルにありましたが、終戦後、占領軍のGHQの指示で、ほんの数年間、研究開発・製造の一切を禁止されました。その数年間の間にジェットエンジン化が進み、諸外国と日本の航空機産業は絶望的な格差が開いてしまいました。その後、YS-11が生み出されましたが、頑丈な以外は性能的にそれほどパッとせず、営業力の貧弱さも手伝って、商業的には失敗作の烙印を押されてしまいます。以降も、何とか巻き返しを図ろうとしても鳴かず飛ばずで、日本の航空産業大手の三菱重工・富士重工・川崎重工ですら、米欧の主要航空機メーカーの下請けに甘んじている状況です。

ちなみに、最近、某工学系国立大学に行った際に伺った話では、学生教育を兼ねた「教育研究」の経費として40万円弱を各研究室へ配布しているだけで、後は、政府関係機関もしくは民間企業からの外部からの研究費で賄うような体制になっています。40万円を高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思いますが、やはり何か腰を入れて研究しようとするには余りにも少ない数字だと私は考えますし、裁量労働制で残業代が存在しない研究者の自分の給与から補填するにしても、可処分所得は余りに少ないと考えます。

さらに極論に対して極論を返す形で言いますと、大学では学生に専門科目を受講させて一定の知識を蓄積させた上で、ゼミなり卒業研究なりで研究を模擬的に経験させ、学生が社会に出ても自らが問題を解決出来るだけの技能を習得させる教育機関となっています。ところが、先の「教育研究費」を含めた研究費を無くすという事は、学生への教育の最終目的が達成できないことになります。その教育分を、学生を採用する民間企業が負担するようにすれば、社員教育の経費がアップし、その分コスト高になり、確実に諸外国との価格競争力が落ちます。バブル崩壊以降、民間企業に体力が無くなったため、社員教育に関する部分も学校教育で実施して欲しいと申し入れている現状から、さらに民間企業側へ負担させる方向への変更ですから民間企業も負担に耐えられないかもしれません。元々、技術者が優秀だった事から、ここまでの経済成長を見せた我が国ですが、その技術者のレベルが下がれば、当然将来の成長は鈍化するでしょう。

ましてや、国際競争を争っている企業としては、日本の人材が信用出来なくなれば、人材確保のため、人材が優秀な韓国、台湾、中国などへ逃げ出すかもしれません。そうなれば、法人税は減り、失業者が増えるため所得税が減り、逆に失業者への失業保険、生活保護などの社会保障費が増え、ますます機動的に使える税金が減る訳で、どんどん硬直化して負のスパイラルに突入し、破綻への道へ突き進むと思われます。

そんな事態に至らないようにするためにも、日本に工場を置くメリットを維持するとともに、次フェーズで海外へ打って出られる技術、海外の相手が金を払っても手に入れたいと思う技術を、今の段階から仕込む必要があると私は考えます。

最後に、私は「科学技術関係予算を増やせ」とも「同額確保せよ」とも「研究支援制度を現状維持にしろ」と明確に言っている訳でもありませんし、「文部科学省のファンディング機関2法人を統合するな」とも言っている訳でもありません。ただ、赤字であっても一定のレベルで政府の関与が必要な分野であること、「無駄削減」「効率重視」が、科学技術に対しては逆に阻害要因となるので、その点を良く良く考えるように、との意見を自分のblogで申したまでの事です。ちなみに、平成20年度通常予算の約84兆円のうち、科学技術関係経費は約3.5兆円(pdf)で、政府予算の数%と言う状況を「多い」と見るか、「少ない」と見るかは、(そんなにいないと思うけど)このエントリの読者にお任せしたいと思います。

と書いていたら、寝落ちして翌日のアップになってしまったのは内緒です。
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科学技術予算の事業仕分け

2009-11-26 01:47:26 | 日記
まあ、既にあちこちで火が上がっていて、事業仕分け人の方が防戦気味の話ではありますが、中の人的につらつら考えていた事があるので、ちょっと書いてみました。

この件、井上@Kojii.netさんのところでも既に書かれているのですが、私に言わせると、政府の科学技術関係経費と言うのは、ある意味「一般家庭の子供への教育費」と言えるかと思います。独身棄族(「貴族」ではなく、ヲタク趣味に人生を棄てているので「棄族」(爆))の私が言うのも何ですが、次世代へ投資をする事で、最終的には投資する親の老後を養ってもらう意味合いもあると。ただ、投資した子供がキチンと勉強して、優秀に育って、養えるだけの仕事をするかと言うと、さにあらず。中にはニートになって、ずっと親の脛を囓り続ける子供とか、場合によっては、犯罪を犯して豚箱に入って、親が謝罪するみたいな困った子供になるかもしれない。そこは、その子供次第という訳です。とは言っても、じゃあ子供へ投資しないで「義務教育を出たらさっさと就職しろ!」とやっても、親を養うだけの収入が得られる仕事に就くかというと、かなり可能性は低くなってくると。と言う事で、親は、子供への責任という一方で、自分への老後のリターンを考え、一方で自分の収入を考えつつ、可能な範囲の費用を確保して、学費という子供への投資を行う訳です。

では、科学技術関係予算はと言うと、もちろん「競争的資金」と言われる各事業で、必ず事前評価(入学試験)、中間評価(期末試験)、事後評価(卒業試験)を行うので、各段階でチェックが行われる訳です。まあ、事後評価が悪かったから金を返せという事には、詐欺行為が見つかるような余程の事がない限りは無いのですが、1年以上の研究で行われる中間評価で途中中止と言う事はあり得るようなシステムにはなっています。内部的には、あちこちで「評価疲れ」と言われるほどの評価が行われるシステムになっていますが、じゃあ、それだけ評価を行った研究の成果が必ず世の中に出るかと言うと、感覚として大体1割と言うのが良いところ。

じゃあ、残りの9割は無駄か? その旨く行く1割だけ投資をすれば良いのではないか? と言う短絡的な話をする方が出てくるのですが、投資する研究を選ぶ段階で、旨く世の中へ出るモノだけを選べるのであれば、こんな楽な事はない。でも、実際に世の中見回してみても、国だけでなく、民間企業でも、メリケンでもエゲレスでもエウロパでも、おロシアでも、100%の驚異的な打率が得られたケースは有りません。せいぜい、評価側の目利きが良くても(私の経験則では)あと数%程度上がる程度です。となると、予算を1割に削ったら、旨く行くのはトータルの1%ちょっとと言う訳です。それに、世の中に出ない研究成果であっても、その分野の知見の蓄積に繋がり、人類の知的基盤となって、より次の芽が出やすくなる訳ですから、一概に無駄な投資とは言えない訳です。結局は、良い目利き(評価者)が選びつつも、一定の絨毯爆撃法で投資し、その中から良さそうな研究成果が得られたモノをピックアップして、次の研究ファンドへ繋げて、ブラッシュアップしていって、民間企業との共同研究へ繋げて世の中で使われるようにしていくと言う、地道な努力をしていくしかない訳です。また、地道な努力をするという事は、研究が世の中に出ていくのには、早くて15年程度、長ければ20~30年かかる、1人で1つモノに出来れば良いと言う世界だったりします。

前置きが長くなりましたが、科学技術関係予算全体は、ある程度の収入が有るのであれば、定常的に出さなければならない経費と言う事が言えます。もちろん、収入が少なくなれば、ある程度絞るという考えも当然出てくるのですが、「貧すれば鈍する」で、数十年後の自分達に跳ね返ってくる事を覚悟しなければならない訳です。20~30年前に流行った「中央研究所ブーム」時代は民間企業も基礎研究に投資をしていたのですが、バブル崩壊後の長期不況で今の民間企業にその余力はない事から、より政府関係予算に比重がかかっている状態だったりもします。

理化学研究所の理事長をされている野依良治先生が「歴史の法廷に立てるか」と言ったのは、その点に尽きます。(私が考えですがここからは私の考えですが)具体的には、研究費を絞る事で研究者が海外に出てしまい、日本には居着かなくなって、研究基盤も無くなるため、優秀な人材は継続して課外海外へ流出して、日本は技術輸入国へまた転落してしまい、今度は人件費も高いままで産業競争力も無いから外貨を稼ぐ事も出来ない貧乏債務国へ転落する事を覚悟出来るかという事を突きつけていると。

ハトぽっぽがノーベル賞研究者に会って、その事をどこまで理解出来るのかさっぱり判りませんが、まあ、お手並み拝見と生温かく見守る事にしておきます。

あと、「研究費の支援制度が多すぎるので、制度をまとめるように」と言う意見が先端科学技術の事業仕分けのコメントに付されていますが、ここは考えのしどころです。この「マルチファンディングとシングルファンディング」の議論は、一種のFAQで、行革の話が出てくる度に必ず議論になる話でして、行革側は「1つにまとめろ」と言ってくるし、一部研究者も同調するのですが、ある程度判った研究者は「マルチファンディング」の方が良いと言われて、なかなか収束を見ません。小泉行革の時は、当時参議院議員の有馬元文部大臣と各国立大学の学長の集まりである国立大学協会や大規模私立大学が「マルチファンディングの方が良い」と声明を出して文部科学省系の2特殊法人が統合せず、独法化した形で収まっています。その際、小泉総理が「(全然業務が関係ない)『原研機構と統合出来ないか』と難色を示した」と言う新聞記事を読んで「ああ、この人も所詮、数合わせをするしか能が無い人なんだ」と幻滅したのは内緒です。

「シングルファンディング」の長所は、当然ながら管理コストが安く上がる事なのです。一方、「マルチファンディング」の長所は、理解出来ない方も多いのですが、研究を何度も応募出来るのと、選ぶ方が制度毎に違う観点で選ぶので、取りこぼしが少ないと言うところです。最近の産学連携の成功例として出てくるのは「青色LED(注)」、基礎研究の成果としては「iPS細胞」となるのですが、何れも日本最大の競争的資金である科学研究費補助金では大型研究費を取れておらず、別の政府関係研究ファンドでの支援の成果だったりします。もし、当時から科学研究費補助金一本であれば、信号機等にこれ程LEDが普及する事もなく、再生医療の展開もまだ停滞したままだったと思います。実際、アメリカでも主要なファンディング機関としては、アメリカ国立科学財団(National Science Foundation, NSF)、アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health, NIH)、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency, DARPA)とそれなりに分かれていたりします。あと、一定のフェーズで民間企業を絡ませるスキームにしておかないと、応募が楽な基礎研究の研究ファンドへ研究者が流れて、産学連携にはなかなか目を向けなくなる可能性もありますので、制度のバラエティも煩雑にならない程度は必要と考えます。

長くなりましたが、科学技術関係予算全体は、ある程度の余裕とバラエティを持たせておかないと硬直化して、より無駄が多くなると言うのが私の意見です。

と言う事を言っても、誰も中の人の意見なんて賛成してくれないだろうなぁ。

(注)
「青色LED」については、元日亜化学・現カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二氏が一般に知られていますが、氏は窒化ガリウム(GaN)系青色LEDの商業化と短波長半導体レーザー・疑似白色LEDの開発において貢献をされたとは考えますが、GaN系青色LEDの発明者では有りません。GaN系青色LEDは、元名古屋大学・現名城大学の赤崎勇先生が1970年代からコツコツと研究されていた研究成果で、1980年代に豊田合成が名古屋大学と共同研究を始めています。論文や学会発表によって公表された研究開発成果を横目で見つつ、1990年初頭に重点的に研究開発を行い、豊田合成に先んじてpn接合型の高輝度青色LEDを上市して、以降、先手を取り続けたと言うのが実態だったりします。

あっ、そうそう、赤崎勇先生、京都賞受賞おめでとうございます。青色LEDに多少なりとも関わった身としては嬉しい限りです。(と言っても、こんな場末のblogを読んでいないと思いますけど。)
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邪悪なカメラ

2009-11-25 23:15:19 | コンパクトデジカメ
高千穂光学(オリンパス)さんと松下さんが、レンズ交換式ライブビューカメラのことを「一眼カメラ」と言っている件で、実は以前から「看板に偽り在り」と文句を言っているのは、先に書いたとおりです。
「E-P1の問題点」
「と言っている側から」

それに対して、海外では「一眼レフカメラ」をSLR(Single-lens reflex)cameraと英語で言うのに対して、 「一眼カメラ」を英語で直訳すると、Single-lens cameraと、レンズが1個しかない、ただの「写るんです」になってしまうので、さすがに高千穂さんも松下さんも日本と同様な表記は使っていませんでした。(ちなみにE-P2では、英文のプレスリリースに「interchangeable lens digital camera」と表記。)

とは言え、段々海外でも分類仕分け(「事業仕分け」ではない)が必要になってきたようで、自然発生的?に分類名が出て来たのですが、それが何と、日本語で「電子ビューファインダーを持ったレンズ交換式デジタルカメラ」を意味する「EVIL(Electronic Viewfinder with Interchangeable Lens)」digital cameraと表すそうです。

・・・これって、何か悪意を持って付けたように思えるのですが・・・。

「売らんかな」と言う下心見え見えの「一眼カメラ」と言う表現もどうかと思っていたのですが、海外じゃ「邪悪なカメラ」と言われるのも流石に可哀想と思ったりしたりして。もう少し、良い意味の英単語で略称を作って欲しいかと。
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そして手に入れたものは・・・

2009-11-17 00:43:29 | パソコン
東京の公開魔女裁判で未だ酷い目に遭っていますが、気を取り直して、久々の買ってし魔王ネタを披露することにします。

うちの自作フルタワーPCは、Intel Outsideなので、
CPU :AMD Phenom X4 9950BE(2.6GHz)
MB :FOXCONN A7DA-S(AMD 790GX)
MEMORY :A-DATA製DDR2 PC2-6400 2GB×2(合計4GB)
GRAPHIC:ATi Radeon HD 4670
HDD :S-ATA1 5400rpm 300GB×2(RAID 1)+S-ATA2 5400rpm 1.5TB×2(RAID 1)
で、10ヶ月ほどいたのですが、Windows 7 Professionalの優待アップグレード版を入手した上で、日立製S-ATA2 7200rpm 500GB×2とA-DATA製DDR2 PC2-6400 2GB×2を手に入れて、2週間ほど前の11月3日にHDDを交換・メモリ追加の上、クリーンインストールして、Windows XP Professional 32bitから一気にWindows 7 Professional 64bitへアップグレードしました。

アップグレード後はこんな感じ
CPU :AMD Phenom X4 9950BE(2.6GHz)
MB :FOXCONN A7DA-S(AMD 790GX)
MEMORY :A-DATA製DDR2 PC2-6400 2GB×4(合計8GB)
GRAPHIC:ATi Radeon HD 4670
HDD :S-ATA2 7200rpm 500GB×2(RAID 1)+S-ATA2 5400rpm 1.5TB×2(RAID 1)

ただ、うっかりしていたのは、Windows 7のアップグレード版はHDDにアップグレード対象OSがインストールされていないと、インストール出来ないため、何と、Windows XPをインストールしてから、Windows 7のインストールをする羽目に。XPの時は、アップグレード対象OSのインストールメディアが有れば良かったのですが、バージョンが上がれば上がるほどより面倒に。まあ、その後はすんなりとインストール出来たのですが、HDD交換含みでWindows 7をアップグレードする人は、HDD購入時に一緒にDSP版を手に入れた方が良いと思います。

敢えて移行ソフトを使わず、ソフトを色々新規インストールして、某国空軍のアクロバットチームにあやかった訳ではないですが、メールソフトはThunderbirdへ移行。

で、Windows 7がFlash Playerを除いてほぼ快適に動くようになると、実はAtom N270より性能が相対的に低くなってしまったPentium M 733(Dothan, 1.1GHz)の上に、駆動するたびにファンファンとファンが五月蠅い富士通のFM/V LOOX T70Jの後継機が欲しくなってくるのが「買ってし魔王」の本領(爆)。

で、色々悩んだ末に手に入れたのは・・・(パンパカパ~ン!)

何と、CULVノートASUS UL20A

て、今まで一言も言ってなかったじゃないか!(セルフ突っ込み)

実は、ちょっと遅れてきた困ったちゃんだったりするので、紹介するタイミングを逸したという次第。

まあ、自作フルタワーPCが(3Dゲームをしなければ)かなりの性能なので、フォトストレージ代わりに使える程度の性能で十分で、ノートPCにそれほどお金をかけなくて良いかなと思ったのが発端。ビックカメラ天神店で、Acer Aspire Timeline 1410と並んで置いてあって、色々触ってみたのですが、キーボードがかなりたわむAS1410と比べて、UL20Aは私が我慢出来る程度のたわみ量だったのと、筐体の質感が、同じ値段の安さのわりにはアルミ筐体とマシなところ。それから液晶が12インチと微妙に大きい事とHDDの容量も250GBに対して320GB。さらにWindows 7 エクスペリメンスを比較すると、モノに差が無いはずにも関わらず微妙に数値が良い事などから、かなり気になっていたところに、とどめはamazonの値付けが53,800円の安さに「在庫あり」表示、エルピーダ製チップを載せたバッファローの2GBのPC2-6400 SO-DIMMが2,980円で手に入れられた事(メモリは直後に+300円UPしてしまいました)。

それを見たら、あっと言う間に背中に魔王が降臨して、意識が飛んだうちに「ポチッとな」と言う次第。

そうこうしているうちに11/8には手に入ったのですが、そのときの写真は次の通り。
(以下、カメラは何れもPanasonic DMC-FX500)

開封前の元箱。結構小さい。


開封直後のUL20A。かなり手ぶれていてご免なさい。


キーボードを拡大して写したもの。お出かけ時にしか使わないので、たわみは有るけれどもの私の許容量の範囲内と我慢出来るもの。ASUS特有の日本語キーボードはキー配列が特殊過ぎるのと、あとタッチパッドもあまり出来が良くなく、ストレスが溜まる感じで、好き嫌いがかなり激しいと思われますので、可能であれば一度触られる事をお勧めします。
なお、CPUはIntel Dual Core Celeron SU2300(1.2GHz)なのですが、筐体に貼られているシールは何故かIntel Pentiumだったりして。


裏蓋を外して、メモリーを追加しているシーン。HDDの交換もかなり容易なのは、廉価なCULVノートの怪我の巧妙かも。
ちなみに、UL20AのサイズはA4用紙ぴったりだったりします。

多少使った感想は、ちょっと重ためだけど、性能が低い低いと言われつつもそれなりに高速で、常時ファンの音も低く、熱を持たないという、ある意味理想的なもの。しかも、ちょい使いの場合は、解像の問題で表示が甘く感じられるものの、LunixベースのExpress Gateもそこそこ便利。やはりある程度の安っぽさはあるものの、この値段だったら納得。欠点としては、キー配列が特殊なのと、HDMI出力がないのと、有線LANが100Mbps止まりな事ぐらい。こんな値段で造られちゃったら、こりゃ、国産は辛いわなぁ。

と言う事で、ある程度満足していたら、この間の土日14~15日のLenovoのサイトでは、ローン金利0%キャンペーンに、Xシリーズが12万円以上21%OFFと言う破格値に・・・。
くっ、悔しくなんかないもんね(爆)。
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我が人生(ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャ

2009-11-14 00:10:08 | 日記
買ってし魔王ネタなど、まだ書く事があるのですが、それより何より本日のネタを。

昨日、自宅へ帰宅すると留守電にマンションの管理会社からの電話が・・・。駐車場の話という事で、(ぶつけた覚えはないけど)隣の車からぶつけられたと言うクレームか? マッドフラップがあるので、車止めより少し前に止めているのが邪魔だという隣のクレームか? 駐車料金の値上がりか? とドキドキして、本日、管理会社へ連絡したら、「隣の車がドアをぶつけたので、そのお詫びがしたいと言われているのですが、連絡先をお教えしてよろしいでしょうか?」とのこと。orz...

俺の愛車エボゴンがまた傷物に!

と言っても、今日の夜、土砂降りの中を見てみたものの、変形しているほどの傷は無さそう。と言っても、こう言うのは晴れた昼間に見ないと判らないもの。

と言うのがまず一つ目の(ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャ

もう一つは、東京で行われていると噂されている公開魔女裁判。
おいらの仕事は、ほんの二言出ただけで、一蓮托生で「廃止」だって。

もう、(ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャと笑うしかね~や。

まあ、「敗軍の将、兵を語らず」ではあるのですが、今回の公開魔女裁判、果たして、今、政権交代直後にやる必要があったのだろうかと思うのです。

グランドデザインが無く、それに対応する予算要求に切り替えないうちに行うのは混乱を招くだけなんですが・・・。マニフェストがあると言われても、それは各省庁のグランドデザインまでには至っていないわけで、私の仕事関連なんてマニフェストには大したことは書いていないし。

それと、仕分け人に与党政治家を入れて、財務省主計局に仕切りを任せているのは、評価が恣意的になるに決まっているのでは?
これでは、「公開処刑」「人民裁判」(私は「魔女裁判」がしっくりくるけど)と言われても仕方がない思うけどなぁ。

私の個人的な意見ですが、もう少し時間をかけることと、財務省ではなく内閣府で専門部署を作って行うのと、裁判員制度ではないけど、ニュートラルな一般市民が仕分け人を行う方が、より民意を反映するのではないかと思うわけです。本来、政治家は国会で議論するのが基本の筈です。今まで、自民党政権の元、それが形骸化していたという批判は当然あるのですが、今回の政権交代の機会に国会議論の方を復活させるべきじゃないのと逆に思うわけです。そもそも、政府には大臣・副大臣・政務官がいるわけで、さらにそれを増やそうとしているのに、別の政治家が横やりを入れるんですから、屋上屋を重ねていると。

まあ、私の意見なんて誰も賛成しないだろうなぁ。
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GXRが出たけれど・・・

2009-11-12 02:45:01 | コンパクトデジカメ
そう言えば、もう一昨日になりますが、理光よりGXRと言うデジカメが出ました

何でも、レンズ・撮像素子・画像エンジン交換型デジカメだそうです。
ユニットによって撮像素子の画素数やサイズまで違うと言うことで、もはや、実際の焦点距離で話をすると、何が何だかワケわかめになりそう。

色々噂には聞いていたものの、眉に沢山唾を付けていたので、実際に出てみると「また、随分けったいなデジカメが出たなぁ」と言うのが感想です。周囲も「気持ちは解らなくはないけど、自分が手を出すかというとねぇ・・・」という感じ。

今にして思うと、GR-Digitalの初代が登場したときに、撮像素子交換サービスの話がちょこっと出ていたのですが、そんなのが出来るわけもなく、その後立ち消えになっていました。それが燻っていて、今回の商品企画となったという流れのようです。ただ、デジタルの中身の方をぶった切って分けるという企画に辿り着くとはねぇ。

実のところ、ユニットの値段が高そうな気がするけど大丈夫なんでしょうか・・・。
ユニット毎に画素数まで違うから、無いものねだりが横行しそうだし。

企画・開発陣の、埃が入るからレンズ部と撮像素子部を一体型にしたいと言う気持ちは解るけど、やはりレンズが一番つぶしが効く(長時間保つ)から、レンズからマウント部からと撮像素子・画像エンジン部分を分離して3ユニットにして、一番変化の激しい撮像素子と画像エンジンを安く交換出来るようにする方が良いような。もし、この形で企画が実現すれば、私も欲しくなるボディになるんだけどなぁ・・・。

追伸
後で読み返したら、何か趣旨が違ったように読めたのでちょっと訂正。
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「くらま」の支援部隊と門司港で見た船

2009-11-12 02:15:31 | 軍事
前の記事のとおり、護衛艦『くらま』をやじうま被害調査したのですが、その翌日の11月8日(日)午前に、支援部隊の支援を受けて門司港のSOLAS埠頭を離れて佐世保へ向けて回航され、翌日には佐世保に到着しております。

と言う事は、前日には既に門司港に佐世保警備隊からの支援部隊がいた訳で、そちらもきちんと撮っておりますので、そちらも簡単にご紹介します。

○曳船78号

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、17mm相当、Avモード、(1/320sec.)、F2.8、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

○曳船84号

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、18mm相当、Avモード、(1/250sec.)、F2.8、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

佐世保警備隊所属の曳船(タグボート)2隻。自衛艦色のグレーに塗られてますが、実際のところ、周囲に泊まっているタグボートとあまり変わらない感じでした。
ちなみに、曳船84号の写真には、職場の相棒F君が写っていたりして。

○AMS4303 多目的支援艦『あまくさ』

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、左18mm相当・右20mm相当、Avモード、(左1/200sec.・右1/320sec.)、F2.8、評価測光、露出補正・右無し・左+2/3、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

門司港に向かった電車で最初に見た、艦上構造物が前に集中していると言った艦です。実は「多目的支援艦」は初めて見たのですが、前側は乾舷が高い一方、後ろは写真のとおり乾舷が低く、後部は作業スペースが確保されており、簡単な作業はそこでできるようになっているようです。


あと、支援部隊ではなく、海上保安庁の第7管区海上保安本部が、丁度、体験航海を実施しており、その帰港シーンを色々見られました。

○PL62 巡視船『はかた』

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、左17mm相当・右21mm相当、Avモード、(左1/500sec.・右1/640sec.)、F2.8、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

不審船事件後に建造された、1000トン級「はてるま」型巡視船。実際には1300トンの拠点機能強化型で、速力も30ノット以上出る海上保安庁新時代の巡視船です。高速を出すため、スクリューではなくウォータジェットで推進するタイプで、右の写真にはウォータジェット推進器が見えています。
よく見ると、右の写真は、丁度、舫い綱を岸に渡すための錘付き細ロープを投げているところだったりして。

○PLH06 ヘリ搭載巡視船『ちくぜん』

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、左28mm相当・右20mm相当、Avモード、(左1/50sec.・右1/30sec.)、F2.8、評価測光、露出補正+2/3、ISO AUTO(左200・右320)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

能登半島沖不審船事件の時の海上保安庁の中核を担った、巡視船ではベテランの域に達した船で、洋上でヘリから特殊警備隊(SST)を乗船させたり、20mm機銃で警告射撃を行った船だったりします。

追伸
以前よりよく使っているEF-S 17-55mm F2.8 IS USMですが、夕暮れ時に開放を使ったからか、何か周辺光量落ちが目立つなぁ。
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「くらま」がんばれ!

2009-11-12 00:06:38 | 軍事
何か色々書く事があるのに書く暇が無くて、時機を逸してしまうは、だんだん書く事が増えてきて困っています。そうは言っても、時間は有限だし、その中をやりくりしてチビチビと書くしかないわけで、後は本人の努力次第という事で、時系列を考えなしに、重要度中心で書いてみましょう。

実は、11月7日の土曜日にJR西日本の下関総合車両所が一般公開したので、JR貨物の広島総合車両所の一般公開に続きまたもや遠征してきた職場の相棒F君と展示車両を撮りに行ってきた帰りの事。F君は小倉から高速バスで帰京する計画だったのですが、多少時間的余裕があるという事で、門司港のトロッコ列車に乗って、例の護衛艦『くらま』と韓国のコンテナ船『カリナスター』の衝突場所を見ようと算段し、門司から小倉ではなく門司港行きの列車に乗っていたところ、何か妙に前に構造物が集中した自衛艦が見えるなと思っていたら、相棒F君が「護衛艦が泊まってる!」と叫んでいる。門司港から小倉に向く方向に立っていたのでよく見えなかったのですが、段々門司港に近づいてきたら、見覚えのある、艦橋が大きく2本煙突の上にマックのある船が見えてくる。二人して同時に「『くらま』だ!」と(小声で)叫んでおりました。

と言う事で、急遽予定変更して、佐世保に戻っていると思っていた『くらま』の元へ、やじうま被害調査へ向かいました。

(以降の写真は、撮影順序通りではありませんのでご容赦を)

停泊場所は、関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)や国際フェリーターミナルの先。http://www.retro-mojiko.jp/asobu/image/retro_map20090702.pdfの地図の「A1」の位置にあるSOLAS埠頭(SOLAS条約対応の外部侵入が鉄柵等で規制されている隔離埠頭・バース)に損傷した『くらま』が停泊していました。


Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、24mm相当、Tvモード、1/60sec.、(F10)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

で、関門海峡ミュージアムの近くで、釣り場でもあるため、我々と同様なやじうま多数(苦笑)。体の良い観光名所という感じ。orz...

損傷箇所はこんな感じ。

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、17mm相当、Tvモード、1/60sec.、(F8)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。


Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、55mm相当、Tvモード、1/60sec.、(F5)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

焼け跡も生々しい損傷箇所ですが、甲板が上から下へ押し込まれている感じで、右舷側の錨が写真の右側に左から右へ押し込まれているのが見え、左舷側の錨が左にあって、ぶらんぶらんになっていたようで、ヒモを通して応急処置をしてあります。


Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、55mm相当、Tvモード、1/60sec.、(F6.4)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

「艦橋直下に歪みが出ている」と言う噂があったので、写真を撮ってみましたが、溶接艦特有の痩せ馬が出ている以外は、特に歪みなどはありません。


Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、55mm相当、Tvモード、1/60sec.、(F9)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

艦橋横から夕日の反射を利用して歪みが無いか撮ってみた写真。鉄柵の隙間からは正面のみしかレンズを押し込めなかったにも関わらず、強引に撮ってしまったので鉄柵が写ってます。こちらも痩せ馬は見えるけど、特に歪みは無さそう。


Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM、55mm相当、Tvモード、1/80sec.、(F2.8)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、高輝度側階調優先、IS ON。

見慣れている筈なのに、この時予想外に感動したのが、日没定時の軍艦旗降下。
この写真は、その直前の軍艦旗降下の準備についた乗組員。「損害は受けたけど、まだまだ働ける」と言う、艦と乗組員の気概を感じました。

実はこのとき、体験航海から戻って、『くらま』の隣に着岸しようとしてる巡視船ちくぜん(PLH06)の乗組員も興味深そうに『くらま』を見ておりました。


と言う事で、見たところ、船首が損傷しただけで竜骨が歪むほどの被害は受けて無さそうですので、船首を修理して割と早い時期に現役復帰しそうな感じです。『くらま』は蒸気タービン搭載の護衛艦の愁眉を飾る船で、『たかつき』級無き今、現役最美艦と言っていい艦ですので、一刻も早く立ち直って欲しいところです。

『くらま』がんばれ!
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ペンタがこの先生きのこる・・・のか?

2009-11-05 02:19:51 | 業界動向
実は、フルタワーのメインPCをWindows 7 Professional化するのに時間をとられたり、11/3に大牟田・荒尾の旧三井三池炭鉱の産業遺産の一般公開に逝って、実は製造年が碓氷峠の主EC40より古いGE製やジーメンス製の電気機関車を見て来たりしたので、書き込む暇がありませんでした。なにせ、写真の整理が終わっていないのに、さらに写真が増えてるし・・・。

とは言え、書かなければいけないネタが出てきたので、ちょっと書き込み。

○読売新聞
ビクターがデジカメ進出、ペンタックス買収へ

要は、ビクターエンタテインメントの株を売って、HOYAさんから、デジカメ事業部を引き取る原資にするという算段らしい。

家電メーカーでデジカメをやっていないのは、ちょっと出して直ぐ止めたサクラ銀行東芝があるので、引き取らないかなぁと思っていたのですが、ビクターが突然出てきたのには驚きました。とは言え、撤退に怯えていたペンタユーザーとしては、弱者連合となってしまうものの、「デジカメなんてイラネ!」とか言っているHOYAの鈴木洋CEOの下にいるよりは、喜んで引き受けてくれるビクターの方が安心できるし、よっぽど良いかもしれない。

後は、HOYAが、変な色気を出さずにペンタックスのブランド名をきちんと譲り渡してくれるかなぁと。

なお、両者とも「現時点で決まった事実はない」とコメントしてますが、共同通信も報道しているようですし、この手の経済ニュースを裏取りしていないとは思えないので、記者に流れる程度には話は進んでいるのだろうと思われます。

しかし、デジカメシェア国内10位って・・・、それって半分撤退しかかっているコンデジ含みのシェアでは?
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