本日、ペンタックスとオリンパスから、それぞれ1機種、合わせて2機種の一眼レフデジカメが登場しました。
で、まずペンタックスの*ist DL2。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/01/26/3087.html
いつものマイナーチェンジ商法。AF測距点が増えた程度で、後は特にコメントすべき点はありません。「気に入ったならどうぞ」という感じ。
でも、ペンタックスへ『そんなカメラ作りで良いのか!』と言いたい。何だか、ここ最近のペンタックスのカメラは、一定の生産台数を決めておいて1ロットさぁ~っと流して、後は店頭在庫で捌けるの待つだけ。コスト計算は生産台数が決まっているからブレず、赤字になることはないと言う感じに思えてならないんです。それじゃ、プライスリーダーにはなれても、白物家電の道まっしぐら。とりあえずは生き残っても、実は自分の首を真綿で絞めているって判っているのかなぁ。今はキヤノン使いとは言え1ペンタックスファンとしては残念。
つぎは、オリンパスのE-330。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/01/26/3083.html
オリンパスの出世作である名機ハーフサイズ一眼レフPENの夢をもう一度という感じで、ポロミラー光学系でペンタプリズムを廃したE-300と言う一眼レフデジカメを出したものの、あまりに奇抜すぎて余り売れたという話は聞かず、その反省からかオーソドックスだけど動作はサクサクして使いやすい意外な優秀機E-500と言う一眼レフデジカメを出して、とりあえず一息というのが現状かと。
そんな状況で、改めてポロミラー光学系の機種を出してきたので、思わず「オリンパスさん、意固地になってやしませんか?」と言おうかと思って中身を見たらトンでもない。この機種、アイディア賞ものです。
と言うのも、通常のオートフォーカス一眼レフデジカメでは、ハーフ化されたクイックリターンミラーで上方へ反射してペンタプリズム経由で光学ファインダーへ導光されるとともに、クイックリターンミラーの透過光を更に全反射可動ミラーで下方へ導光し、オートフォーカスセンサーへ当てて測距するシステムになっています。そのため、クイックリターンミラーをミラーアップしないと撮像素子へ光が届かないので、コンパクトデジカメと違い、構造上カメラ内蔵の液晶ディスプレーへ常時画像を流せない。強引にライブビューを行うとなると、常時ミラーアップしないといけないので、今度は光学ファインダーが真っ暗、オートフォーカスも出来ないという状況になるため、実用的ではなく、今まで実現しませんでした。
ところが、今度のE-330は、ポロミラー光学系の接眼レンズ手前のミラーをハーフ化して、透過先にライブビュー専用CCDを置いて、光学ファインダーと内蔵液晶でのライブビューを同時使用可能にしました。ライブビューの映像は本来の撮像素子から得たものではないので、デジカメ写真と液晶の画像が同じにはならず、視野率は92%程ですが、それでも一眼レフデジカメで、光学ファインダーと液晶を同時使用可能にしたのはGood Job!
2番手メーカーとはいえ、こういうアイディアを惜しみなく出してくるところはさすがオリンパスですね。どっかの会社(って、上の会社?(苦笑))と違い、中々侮れないです。惜しむらくは、yodobashi.com価格で約12万円と高いこと。最低でも10万円、出来れば8万円を切って欲しかったところ。って、かなり無茶を言っているかな?
オリンパスは、今度のPMAで登場と噂されるE-1の後継機も気になるなぁ。
で、まずペンタックスの*ist DL2。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/01/26/3087.html
いつものマイナーチェンジ商法。AF測距点が増えた程度で、後は特にコメントすべき点はありません。「気に入ったならどうぞ」という感じ。
でも、ペンタックスへ『そんなカメラ作りで良いのか!』と言いたい。何だか、ここ最近のペンタックスのカメラは、一定の生産台数を決めておいて1ロットさぁ~っと流して、後は店頭在庫で捌けるの待つだけ。コスト計算は生産台数が決まっているからブレず、赤字になることはないと言う感じに思えてならないんです。それじゃ、プライスリーダーにはなれても、白物家電の道まっしぐら。とりあえずは生き残っても、実は自分の首を真綿で絞めているって判っているのかなぁ。今はキヤノン使いとは言え1ペンタックスファンとしては残念。
つぎは、オリンパスのE-330。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2006/01/26/3083.html
オリンパスの出世作である名機ハーフサイズ一眼レフPENの夢をもう一度という感じで、ポロミラー光学系でペンタプリズムを廃したE-300と言う一眼レフデジカメを出したものの、あまりに奇抜すぎて余り売れたという話は聞かず、その反省からかオーソドックスだけど動作はサクサクして使いやすい意外な優秀機E-500と言う一眼レフデジカメを出して、とりあえず一息というのが現状かと。
そんな状況で、改めてポロミラー光学系の機種を出してきたので、思わず「オリンパスさん、意固地になってやしませんか?」と言おうかと思って中身を見たらトンでもない。この機種、アイディア賞ものです。
と言うのも、通常のオートフォーカス一眼レフデジカメでは、ハーフ化されたクイックリターンミラーで上方へ反射してペンタプリズム経由で光学ファインダーへ導光されるとともに、クイックリターンミラーの透過光を更に全反射可動ミラーで下方へ導光し、オートフォーカスセンサーへ当てて測距するシステムになっています。そのため、クイックリターンミラーをミラーアップしないと撮像素子へ光が届かないので、コンパクトデジカメと違い、構造上カメラ内蔵の液晶ディスプレーへ常時画像を流せない。強引にライブビューを行うとなると、常時ミラーアップしないといけないので、今度は光学ファインダーが真っ暗、オートフォーカスも出来ないという状況になるため、実用的ではなく、今まで実現しませんでした。
ところが、今度のE-330は、ポロミラー光学系の接眼レンズ手前のミラーをハーフ化して、透過先にライブビュー専用CCDを置いて、光学ファインダーと内蔵液晶でのライブビューを同時使用可能にしました。ライブビューの映像は本来の撮像素子から得たものではないので、デジカメ写真と液晶の画像が同じにはならず、視野率は92%程ですが、それでも一眼レフデジカメで、光学ファインダーと液晶を同時使用可能にしたのはGood Job!
2番手メーカーとはいえ、こういうアイディアを惜しみなく出してくるところはさすがオリンパスですね。どっかの会社(って、上の会社?(苦笑))と違い、中々侮れないです。惜しむらくは、yodobashi.com価格で約12万円と高いこと。最低でも10万円、出来れば8万円を切って欲しかったところ。って、かなり無茶を言っているかな?
オリンパスは、今度のPMAで登場と噂されるE-1の後継機も気になるなぁ。