ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

欠陥を把握するには良い事例・・・か?

2010-06-30 01:06:18 | 日記

もう一つ政治ネタ。もう、あちこちから・・・つうか、当の市長本人も使っている「阿久根民主主義人民共和国」の話です。

今回の一件、阿久根市の市民の方には申し訳ないですが、個人的には、行政の首長に法律を守らない独裁者もしくは他国への利益を優先する人物が座った場合に、日本国憲法や地方自治法などの法律では、どう言う対応が出来るかの良い事例として見ています。

で、市町村のレベルで独裁政治が行われている場合、上位機関である都道府県がj「助言」や「勧告」が出来るようになっているのですが、法治主義の原則から、首長以下公務員が法律に従うことを前提にしているため、命令行為や対応しない場合の罰則規定が無く、無視されたら終わりと言うのが現状です。私も、色々調べてみましたが、まあ現行法では、何だかんだで結局の所、阿久根市民がこのような独裁者を選挙で選んでしまった以上は、阿久根市民がリコールで失職させるしかないと言う、民主主義の原則というか、自己責任という所に落ち着いてしまうようです。

ただ、今後、こう言うことが無い様に、地方自治制度を弄らねばならないという議論が出てくると思うのですが、選挙で選んだ人間の首を飛ばす話でもあるので慎重に議論を進めて欲しい所です。やったらマスコミに出てくる佐賀出身の某大臣のお手並み拝見。

 

追伸

それより、ちょっと気になるのは、独裁者の首長は防衛大学校出身の航空自衛官幹部経験者と言うところ。まあ、二等空尉で辞めたそうなので、当時から人間的に問題が有ったのではと思うのですが、前航空幕僚長(航空自爆長?)の解任の一件や、F=Xに絡む航空幕僚監部に巣くう飛行倶楽部の困ったちゃん達の話(※)を聞いていると、納税者の一人という立場から「正直、この組織大丈夫か?」と思ってしまいます。陸上幕僚監部もアパッチの導入失敗の件では他人のことを笑えないですけどね。

※ 昨年F-22ラプターが嘉手納基地に来た際、空自とDACT(異機種間戦闘訓練)を行いました。その時、努力もせずに自分達ももうじき手に入ると思った空自の飛行倶楽部のパイロット達はF-22に撃墜されて喜んでいるマゾヒスト揃いだったようで、DACTの結果として「完敗でした。F-22スゲー!」としか書いていないレポートを防衛省内局へ出して、以降、怒り狂った内局が彼らの話を全然話を聞かなくなったとか。

↓醤油じゃなくソース
http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-a065.html

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戦う前から墓穴堀

2010-06-29 23:52:56 | 軍事

ファントム爺さんの老い先も短いのに、未だにRfPすら出て来ない航空自衛隊のF-Xですが、久々にこんな記事が出てました。

次期戦闘機 予算計上へ 来年度防衛費、3機種に絞る(中日新聞)

で、ロッキード・マーチンF-35ライトニングIIに、BAEシステムズのユーロファイター・タイフーンに、ボーイングF/A-18E/Fスーパーホーネットの3機種に絞ったそうで・・・。

ん、ボーイングはF-15FXではなくて、ライノだって?

そりゃ、ボーイングは生産機数の少ないライノの方を売りたがっているのは知っていたけど、日本の航空幕僚監部のパイロット上がりの人達から「加速が鈍い」と毛嫌いされているのに、売り込めるつもりなんだろうか・・・。

あちこちのサイトを眺めてみてて、正直、ステルス性能以外は全ての要求を満たすF-15FXか、見込み発注でF-15SEと思っていたのですが、それが無いとなると、F-35はどう見てもファントム爺さんの寿命に間に合わないからF-XX廻しで、もう1機種に決まりのような気がするのですが・・・。

まあ、その前に、機種が決まっていないのに予算要求をしても、財務省のお役人達を突破出来ると思えないけど(爆)。

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来るべきものがキター!・・・のか?

2010-06-29 23:27:32 | 銀塩カメラ

気づいたら1週間以上書いていないな。と言うことで近況報告。

本日の福岡市内の天気予報は「曇りのち豪雨、所により突風・雷」と言う大荒れの内容。だったので、ずぶ濡れにならないよう車で出勤したのですが、福岡の海沿いは普通の雨程度で拍子抜け。

それでは何なので、仕事終了後、天神まで車で出かけて、「タイタニア」5巻を始めとしてヲタクなコミックスを福家書店で、今月購入する最後の雑誌である「世界の艦船」を、何時もの丸善ではなくジュンク堂で確保。「ジュンク堂で」と言うのは、実は天神の丸善福岡ビル店が6/19をもって閉店したため。丸善もジュンク堂も、今では経営母体が大日本印刷となっていて、殆ど路地の真向かいに両方の店舗があるのは無駄と言うことになり、丸善の店舗の方を閉めて、キャナルシティの方で再度開店する予定になっています。しかし、キャナルシティには余り行かない私としては、残念と言えば残念。

で、今月買った雑誌類は相変わらずのヲタクっぷり。漫画関係は置いておくとして、写真関係は、いつもの「CAPA」と「日本カメラ」「アサヒカメラ」の両巨頭を19日(20日は日曜なので前倒し発売)に、24日(21日+3日)に「デジタルカメラマガジン」。鉄道関係は24日(21日+3日)に「鉄道ファン」「Rail Magazine」。軍事関係は、24日(21日+3日)に「航空ファン」「MC☆あくしず」(爆)、で昨日(25日+3日)には発売されていた「世界の艦船」を今日入手。ちなみに、福岡だと木曜にコンビニに並ぶ「週刊アスキー」も実質定期購読中。

ちなみに、今回カメラ雑誌の両巨頭を買ったのはどちらも気になる記事があったから。「アサヒカメラ」は表紙に「緊急速報 銀塩ライカM型がついに生産終了!?」と出ている。ライカは、既に一眼レフのRシリーズも生産終了しており、レンジファインダーのM型を細々と生産していたと思っていたので、まあ、具体的に読むと、アサヒカメラのインタビューで、ライカカメラ社のアンドレアス・カウフマンCEOが「既にライカカメラ社はフィルムカメラの生産を行っていない」と発言している。「ああっ、遂に35mmフォーマットを作り出した所まで撤退か・・・」と思ってよくよく読むと、少なくとも、現在のライカジャパンのコメントからすると、まだM7やMPとも注文すれば購入が可能で、受注生産品のカスタマイズモデル(ライカ アラカルト)は当面生産を続けるとのこと。と言うことで、今しばらくは手に入る様ですが、これが「部品在庫が捌けたら終わり」なのかどうかは特に書いていないのが気になる所。いずれにしても、M型ライカのライバルが中古のM型ライカとなっている現状からすると、如何ともしがたい所かもしれません。

もう一つの「日本カメラ」の方は、「コシナ製35ミリ判一眼レフの歴史を振り返る」と言うことで「機械式35ミリ一眼レフコシナC1sが販売終了」とのこと。この信州中野のカメラ・レンズメーカー「コシナ」が製造販売していたC1sと言うのは、ユニバーサルマウントのペンタKマウント(ペンタMレンズまでが該当。Aレンズ以降は下位互換)の完全機械式MFカメラ(LED表示式反射型露出計を内蔵)で、ペンタで言うとMXがモードラ&ワインダー非対応になる代わりにシャッター速度が1/2000sec.まで対応していると言う感じのカメラ(ペンタMXはシャッター速度の最高は1/1000sec.)。昔のクラカメブームの頃は、ペンタMXがえらく高騰して手を出せず終いだったこともあり、ほぼ同等のコシナC1sや、そのOEM品のリコーXR-8 superを見て、買ってし魔王がふらっと降りて買いそうになるものの、ミラーショックがでかくて魔王が去っていくという経験を繰り返したボディなので、一抹の寂しさがあり、コシナが最後に限定で販売すると言ったら手を出しそうな悪寒。まあ、最近のコシナC1sは海外でのみで販売しており、国内では手に入らない状態だし、最近はペンタMXを手放す人が多くて、難なくMXが手元に入ってきたところではあるので、手に入れようがないところ。それに、コシナC1sのマウントを変更してミラーショックを押さえたのが、実はニコンFM-10だったりするし、コシナC1sのアルミダイキャストを流用して、「フォクトレンダー」ブランドや「ツアイスイコン」ブランドの銀塩レンジファインダーカメラを製造販売している訳で、銀塩カメラ製造と言う意味では、コシナはまだまだ大丈夫そう。

とは言え、ジワリジワリと銀塩フィルムカメラの終焉が近づいてきていますねぇ。

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6コア化成功

2010-06-20 15:52:56 | パソコン

前の記事に書いたとおり、AMD PhenomII X6 1090T BE(TDP 125W)をコノザマ・・・もといamazonへ発注してしまった訳ですが。流石は堺に第2拠点を設けた効果か、金曜発注で、土曜に堺から発送したら、日曜の今日朝には福岡の集配店に来ており、昼にサッサと到着。amazon早い!

で、予め土曜日に、一度、各種データをCULVノートASUS UL20Aへ移して、マザーボードのFoxconn A7DA-SのBIOSを例の2ちゃんねる流出β版へ更新。S-ATAのRAID構成の設定が一度消えたものの、再度RAIDの設定にしたら、RAID画面が出てきて無事元通りに。

それで、先ほど、またUL20Aへデータを移して、メインのタワーPCの電源を落とし、ケーブル類を外して、筐体の中を開け、エアクリーナーで一度あちこちの埃を吹っ飛ばした後、マザーボードを筐体に付けたままCPUをPhenom X4 9950BEからPhenom II X6 1090T BEへ交換。で、逆を行って機動・・・じゃなくて起動テスト。Windows 7が新しいデバイスとして認識して、再起動を要求。そうしたら、特に問題なく再起動して、普通に使える状態になりました。

それで、まずはIEを起動したら、起動早! クロックスピードが2.6GHzから3.2GHzに上がった効果の方が大きいのでしょうが、それにしても想像以上の早さ。

で、CPU-Zで確認したのが次の画像。

ちゃんと、PhenomII X6 1090Tの6コア6スレッドとして認識しています(当たり前)。Cool'n'Quietが進化したのか、アイドル状態の時は、前のPhenom X4 9950BEの時だと最大クロックスピードの半分の1,300MHz止まりだったのに、PhenomII X6 1090Tの画像だと800MHzまで下がっている。2,200MHzの時も見かけたので、かなり柔軟にクロックスピードを変えられるようになった模様。

で、Windows エクスペリエンスの結果は次の通り。ちなみに、CPU以外は変えていません。

(変更前)Phenom X4 9950BE

(変更後)PhenomII X6 1090T

グラフィックボードがボトムなのに交換していないんだから、総合点が変わらないのは当たり前なのですが、驚いたのは、メモリとプライマリードライブの数値も上がっていること。CPUの性能が上がると何か高要因があるのでしょうか?

まあ、そんなこんなでAMD最強のCPUを搭載してしまった訳ですが、これに答えられる重いソフトというと、Adobe Photoshop CS5。でも、高いし使えこなせない気がするんですが・・・。

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やっちった・・・

2010-06-18 22:50:19 | パソコン

先に、AMD初の6コアCPUに惹かれるものがあると以前に書いていたのですが、ThinkPad X201sは発注するは、SH-03Bを手に入れるは、住宅金融支援機構のフラット35の保証経費や、エボゴンの車検というのがあるのにも関わらず、地方勤務の寂しい飲んべ~の悲しさ、どんどんメタボ体型になって、古いサマースーツの腹回りがいい加減に苦しくなって、もう堪らんとトドメに仕事用スーツを2着発注したところ。それで、もういい加減に散財は止めようと思ったところに、ついつい読んでしまったのはITmediaのアキバ記事。ついついついつい最安値店を調べてみたら、2番手にコノザマ・・・もとい、密林が入っている。ついそう思ったら、買ってし魔王降臨でポチッとなと。密林が安いと、ついついついついついつい発注してしまうのは悪いクセだなぁ・・・。

と言うことで、日曜か月曜辺りに一端、通常データをASUS  UL20Aに移して、BIOSを例のβバージョンへアップして、CPUのみを差し替えと言うことになるかと。問題は、何時届くかだけど、月曜日は○○○○○○○○○の関係者との宴会が入っているんだよなぁ・・・。

しかし、このままだと、Photoshop CS5位に手を出さないと、CPUパワーを使いこなせないだろうな、と思うと、お金がないのに例のPhotoshop Elementsユーザー向け50,400円優待メールに、後先考えずに手を出しそう・・・。

追伸
Microsoft Office 2010は、仕事的には全く不要ですが、64bit対応と言うのに惹かれるところがあります。ところが、今までは文部科学省傘下の独立行政法人だからとアカデミックディスカウントの対象機関となっていたのですが、うちの職場は正確には教育機関じゃないからと、Office 2010発売に合わせてMicrosoftからアカデミックディスカウント対象機関から外されたそうで、あくまで政府関係機関扱いのディスカウントになるとのこと。となると、個人もアカデミックディスカウント対象外ということになるので、今後はアカデミックディスカウントでは購入出来ないそうな。ちょっと残念。まあ、職場廻りが更新の話を見せないし、MS-Accessは最近使わないから、PowerPointが使えれば良いか・・・。

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ここまでするなら

2010-06-18 21:41:46 | 日記

↓orz...
http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/69b1a0cbaa20d622492577450057ef3b?OpenDocument
もう、普通のメイド(ブルー)トレインでよくね?

6/19追記
↓そのチラシ。もう何を言ったら良いのか・・・。
http://www.jrkyushu.co.jp/akiba_100616.pdf (PDF注意)

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発言の軽さ

2010-06-18 01:16:58 | 日記

昨年の事業仕分けについては、自分が関わっていて、それなりに役に立っていると思っていた仕事が、たったの二言名前が出ただけで、他の本省事業と共にまとめて蓮舫さんに否定されて「事業廃止」となってしまい、それを受けて残務・立ち下げ業務のみ実施と言うことになったものの、後任を廻してもらえず、本来は今年の3月に帰還予定だったはずの地方勤務が帰還無期延期、そんなこんなのストレスが溜まり十二指腸潰瘍で倒れてしまう、と散々な目に遭っています。まあ、私はまだ戻るところがあるだけマシですが、地方公共団体から出向で来ていただいている人以外は、最終的には解雇しなければなりません。更に、私のところではないですが、付き合いのある方の中には今年度継続雇用されずに3月末で雇用終了になった方もそこそこいらっしゃいます。

とは言っても、事業仕分けの結果については、鳩山前政権の話とは言え、事業仕分けの結果を「厳格に反映」すると閣議決定しており、行政府の最高意志決定として決まった以上は従うしかないと思って、仕事を続けています。

ところが、「はやぶさ2」の予算について「経費削減(1割減)」と最後にトドメを刺した昨年の事業仕分けの結果があるのに、今回の「はやぶさ」帰還を受けて次の通りの発言が閣僚から出ています。

「はやぶさ2」予算、首相ら前向き…仕分けと逆(読売新聞)

はやぶさ後継機仕分け、枝野氏「工夫求めただけ」(読売新聞)

「はやぶさ」帰還を絶賛=蓮舫行政刷新相(時事通信)

orz...

人気が上がったら、事業仕分けの結果をチャラにしてでも手の平を返すのか!

まあ、政権が変わったとか、昨年の事業仕分けは平成22年度予算だけなので、平成23年度予算は関係ないとか、エクスキューズを色々するのでしょう。それにしても、昨年の事業仕分けの立役者である枝野現民主党幹事長と蓮舫行政刷新大臣のコメントを聞いて、更にガッカリ。枝野幹事長からは「開発の必要性は否定しなかった」「もう少し工夫すれば、少ないお金で同じ効果を上げられるのではないかという議論だった」「成果につながることを続けることは、決して否定していない」との発言。話の全体を聞いていないのですが、何か逃げている感じ。蓮舫行政刷新大臣に至っては、「宇宙開発は私は直接担当しておらず、今一度流れを確認している」「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない。国民のさまざまな声は、次期予算編成に当然反映されるべきだ」との発言。「厳格に反映する」と閣議決定までした事業仕分けの結果は、そんなに簡単にひっくり返すことが出来るものだったのか!

これを聞いたら、事業仕分けの結果、職を離れなければならなくなった人や、研究が出来なくなった研究者が聞いたら怒り出しますよ。私だって怒りたいやら呆れるやら。そもそも、今は担当大臣なのだから、事業仕分けの結果を軽くする発言をするのは如何なものかと。

私個人としては、宇宙開発にはもっと予算を振り向けるべきと思っているので、この傾向は良いものの、その前に、「事業仕分け」でなぜ「宇宙探査」を評価しきれなかったのか、それは何が原因なのか、どうやったら評価出来るのかを「総括」して欲しいところです。まあ、国家戦略室が殆ど実働出来ず、グランドデザインを示せない中では、政が官を叩くのが面白いステレオタイプのただの政治ショーなんでしょうけど、その底を見透かされるようでは先は長くないかなと。

ちなみに、自民党時代に河野太郎代議士が行っていた「無駄撲滅プロジェクトチーム」ですが、あれは政府与党の自民党の政務調査会の下部組織として、「与党」が政府予算を事前に精査すると言う段取りだから与党代議士が参加していても特段のクレームを付けるつもりはありませんが、行政刷新会議が政府として行うのであれば、行政の立場を持つ政務三役ではない与党代議士が仕分け人に加わって行うのは、行政・立法・司法の三権分立の観点から行くと些かおかしいと言うのは、先に指摘しているところ。もし代議士を入れるなら、自民党方式を踏襲するか、立法府の各委員会で与野党を含めた委員会構成代議士が参加して行うべきではないのかと思います(つまり、国会の委員会審理を、時間をかけてきっちりやれと言うこと)。行政府で行うのであれば、国民からの公聴機能に徹して政務三役以外の国会議員は関わらず、仕分け人は裁判員制度と同様に国民からの無作為抽出で選び、それらの人たちに理解してもらうよう行政側の人達が説明する、と言うスキームの方が良いと思います。

それにしても、55年体制の影響なのか、政権交代しても、つくづく日本は行政府と与党が一体化した与党独裁政権という感じが強いですね。それを選らんだのは投票者だから、甘んじて受けなければならないのですが、とほほほほ・・・。

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目的・手段の取り違え

2010-06-17 23:32:24 | 日記

ここ最近、書こう書こうと思って、ついつい逃げていたネタですが、人様のブログのコメント欄で五月雨にくだを巻いていても仕方がないので、一念発起して書いてみます。

まず、自民党政権時代に河野太郎代議士が主体となって自民党内でやっていたりするのですが、民主党政権となってから、より大々的に事業仕分けや事業レビューが行われるようになり、一般に認識されるようになりました。

まあ、行政の公聴機能としては総論は良いと思いますが、仕分けられる側としての立場ではあるものの、現政権における、特に事業仕分けのやり方については、問題が有ると以前から述べているところ。

  • 過去記事

我が人生(ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャ

科学技術予算の事業仕分け

事業仕分け第2弾

基礎研究に失敗はあるのか?

で、まず先に、防衛省の事業レビュー。PAC3の後ろとAGS(海洋観測艦)の議論の辺りをニコニコ動画で見ていましたが、いやはや、聞くに堪えないものでした。

AGSの議論の方は、防衛省側のスタッフが頓珍漢で、事業レビューの仕分け人とまともに話が出来ていない。「AGSは『商船構造』で建造費を低減しました」と言う話を、仕分け人が「商船に必要な機材を載せた船」と思ってしまって、商船が建造出来る造船所ならどこでも良いと思って、その線に沿って「なぜ、2社指名入札だけなのか? もっと、造船会社はあるのではないか?」と質問してしまったこと。ところが、防衛省側のスタッフ(多分、課長さんか課長補佐)が、その勘違いを理解しておらず、間をすっ飛ばして「防衛機密もあるので、自衛艦建造経験のあるところで指名競争入札をした。」と説明するものだから、双方が「?」のまま、だんだん険悪になっていくところを、司会者の政務官が慌てて話をそらす始末。AGSは、あくまで「商船に似た構造で安く建造した自衛艦」であって、「ソナーや装備などの配置自体が防衛機密になるので、信用出来るところでないと建造させられない。」と言う説明が欲しかったところ。まあ、説明者が経産省、警察庁、財務省辺りから出向している人で、AGSの建造の考え方を表層的にしか理解していなかったから答えられなかったのかな、と思いますが、それにしてもお粗末。

PAC3の議論は、割と本質を突いていたのですが、仕分け人が「競争入札」に固執して話が進まない。防衛省側は、「弾道ミサイルを終末フェーズで迎撃することの出来るミサイルが、現状PAC3しかない。」「国産開発は技術的にも難しく、そもそも開発する時間がない。」「FMSによる輸入は、急に必要になった時にすぐに手に入らない可能性があり、ライセンス生産により国内で生産する基盤が必要である。」と、軍ヲタならある程度納得する説明を繰り返し繰り返ししているのですが、仕分け人は「何とかして競争性を確保すべき」と譲らない。挙げ句の果てに、その仕分け人から「FMSとライセンス国産の同時調達」とか、別の仕分け人からは(嫌味なのか)「そこまで国内に基盤が必要なら国営工場を造ったら」とか発言が飛び出して、聞いている方はただただ唖然。後者については、防衛省側から「日本には現在工廠はありません。」と事実を述べて終わりましたが、そもそも海外でも工廠を持つ先進国は余り多くなかったような。素人目に見ても、国営工場はコスト管理がし辛いので高コストになりやすいし、もし何かの拍子に生産する物が無くなった際に、国営工場職員を全員解雇する訳にも、工場周辺の草むしりをやらす訳に行かない訳で、大体は民営化して、民間のコスト管理を導入し、需要の波にも別の物を生産する等、柔軟性を持たせているのが一般的。そのことを理解しているのだろうかとあきれてしまいました。前者の「FMSとライセンス国産の同時調達」も、最後の最後に言われたので防衛省側からの回答はありませんでしたが、個別の発注数は少なくなるので、どうしても1機当たりの単価が上昇するのが道理。この場合は、まとめて発注することでスケールメリットにより安くする、と言うのがより確実なコストダウンになると思われます。

この議論は、次期戦闘機F-Xにも関わってくる話なのですが、昨今は世界的にも軍事産業は先細っており、陰謀論者の「軍産複合体が戦争を起こして利益を上げている」以前の問題で、少なくなるパイで生きていけるようにリストラと合併を繰り返し、1国1社と言う状況はザラ。日本でも、1分野1社で、ある程度の棲み分けが出来ており、「競争入札」を行いたくとも1社入札が関の山という状況です。それよりは、防衛省の調達部門にコスト計算を行わせる機能を持たせて、調達額が不当に高いことがないようにチェックする手法で行うのが、実は関係者が丸く収まる方法ではないかと素人考えに思うのです。それでも「競争入札」を行おうとするなら、ライバルメーカーを作らなければならないのですが、生産するパイは元のままですから、入札の結果あぶれたら、人員・設備が宙ぶらりんになってしまいます。つまり、民間に無駄を強要する話になってしまいますし、そんな厳しい分野にわざわざ参入する企業さんなんて、思い浮かびません。

そう、そこまで行くと判ると思うのですが、「政府調達コストを下げる」と言う「目的」のために「競争入札」と言う「手段」があるものの、「競争入札」が難しいのであれば次善の「手段」を探すべきところ、PAC3の議論は「競争入札」と言う「手段」が「目的」化してしまっていると言わざるを得ません。以前も、「アウトソーシング」と言うコスト低減「手段」が流行った際に、それが「目的」化して、何でもかんでも「アウトソーシング」と言う話になって混乱し、場合によっては逆にコストアップになってしまったことがありましたが、その前例を忘れてしまったのでしょうか・・・。

長くなったのでこの辺で。次に続きます。

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おかえり、そして、さよなら・・・

2010-06-13 23:42:16 | 日記

小惑星「イトカワ」から帰ってきた、「はやぶさ」が無事カプセルを分離し、カプセルと一緒に地球の大気圏へ突入したようです。

先の記事では、そのまま遠宇宙へと書きましたが、それだけの余力はなく、地球へ突入とのこと。それでも、ISASのスタッフの努力により何とか姿勢制御を行い、最後に一目地球の姿を見せてあげたようです

何はともあれ、「オカエリナサト」、じゃなくて、「『はやぶさ』おかえりなさい。今までお疲れ様でした。」、そして、「さようなら」。

最後に、ISASの皆様、7年間お疲れ様でした。GJ!

はやぶさ最期の日に~軌跡をふりかえる~

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さらに買ってし魔王降臨

2010-06-09 08:44:47 | 日記

ThinkPad X201sを発注した事を受けて、月曜日の仕事が終わった後に、液晶保護フィルターを買いに近場のベスト電器へ行ってました(福岡はベスト電器発祥地だけあって、そこかしこにベスト電器の店舗があります)。しかし、見事に何もなくてorz…っていたところ、携帯電話コーナーにNTT docomo SH-03Bの白のモックが置いてある。「ひょっとして」と思って、2ちゃんねるのSH-03Bスレを携帯から覗いて見たところ、手に入った報告がちらほら。

ならば、ヨドバシ博多店はどうだ? と、そのまま地下鉄に乗って博多駅へ突撃。寄り道して、博多駅交通センタービルの紀伊國屋書店でコミックを手に入れたついでに、その2階下にあるドコモショップを覗いて見たところでは在庫無し。それで、駅の反対側にあるヨドバシカメラ博多店へ向かってみると、SH-03Bの白と赤のモックが置いてある。店員さんが声をかけてきたので、「SH-03Bの在庫有るの?」と聞いたら、「なぜか極少量入ってきたんです」とのこと。赤と言うかマゼンダは派手すぎて論外で、本当は黒が欲しいものの、白だったら不満はないと言うことで、買ってし魔王陛下が降臨され、またスタパ病発動で意識を失ってしまい、その間に色々サインしたようで、気がついたSH-03Bの白を抱えて、地下鉄の改札前で立ちながらモバイルSuicaの機種変更設定をしていたというのは情けない(苦笑)。ちなみに、ちゃんと意識を失っている間に、12.1インチワイドサイズの液晶保護フィルターも買っていたようです(爆)。

DMC-FX500(フラッシュ禁止) 自分が照明に被って、写りが悪いのはご容赦を。

自宅に帰ってから月火とmicroSDを使って、今まで使っていたN905iμからメールデーターなどを移して、色々設定をしていたのですが、着メロ・着うたが移行出来ないのは機種変更するたびに腹が立つ。まあ、今まで収集していた鉄メロが移行出来ただけでもマシか・・・。

さらに、安く上げられるようibis Browser DX iヴィジット版を入手して、iモードでインターネット閲覧が出来るようにしてネット閲覧端末化。

と言うことで、レビューですが、大学でモールスの通信実習に際して機械式タイプライターを練習させられた人間としては、やはりQWERTYキーボードが一番。しかも、このモデルは数字キーが上にあって、かなり使い勝手が良くなっているのは買った甲斐があるもの。液晶も広いし、キーボードをオープンにしてもタッチパネルで操作可能。端末の動きもそれなりにキビキビしているのはいいですね。

ただ、やっぱり思うのは、無線LANに対応してルーター機能もあったら良かったのと、サイズのでかさ(そりゃ前がN905iμだから、よりでかく感じる罠)。さらに、使っていて思うのは、バッテリーの減りが早いこと早いこと。使っていくうちに目に見えるように減っていくのはちときつい。バッテリーのサイズ・容量が前の機種(SH-04A)より小さいとはどういうこった?

それからちょっと心配なのは、iアプリと言うかiモード端末が今後どうなるのか?

それを考えると、今後のスマートフォン化を視野に、早めにクルマのカーナビをFOMA端子接続から、青歯接続に切り替えなければなぁ。

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