ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

EOS 7Dに触ってみた

2009-09-22 16:24:11 | 一眼レフデジカメ
実は、先週半ばに東京・有楽町へ行く出張があり、それにかこつけて、閉店間際のキヤノン銀座へ乗り込んで、短時間ですがEOS 7Dを触ってきました。

まず、触ってみた感想ですが、ここのところK-7を連れ出している所為もあるのですが「デカイ&重い!」と言うのが第一印象。3インチ液晶にもかかわらず、EOS 40D以降のボタン下部配置への批判から、無理に左側にボタンを移設した感があり、EOS 5D mark II同様、横が妙に長く、サブダイヤルも小さくなり下へ押し込められてちょっと操作しにくくなってしまいました。私は殆どバッテリーグリップ付きで使うので、別にボディ下にボタンがあっても特に問題なかったんですがねぇ。

ファインダーは液晶入りですが可もなく不可もなくと言う感じです。視野率100%ファインダーに急速に慣れてきているので、その点はウェルカムですが、MF時のピントの山が掴みやすいかと言われると、正直、K-7の方に分があるかと。液晶入りファインダーについては、表示が格段に多様になったとは言え、バックが黒の場合は見えなくなってしまう欠点が発生。かと言って日光と同様に液晶&LEDインポーズで赤黒く表示するのもどうかなと。そう言う意味ではLEDインポーズのままで良かったのでは思わないこともないです。

あと、メニューであらゆる設定が出来るため、手に入れてから自分向きに設定するのに1日ぐらいかかるのではと思うほどの設定量です。こりゃ、使いこなすの大変だぞと思うほど。

ドラについては、EOS 40Dでも「お腹いっぱい」だったのですが、もう「多少速くなったな」と区別が余り付かない感じ。EOS 40Dで問題となった「ブーン現象」は少なくとも、展示機では感じられず。

全体的に気合いを入れて良く作っているというのが判る良いボディでした。実のところ、発表日当日に地図亀に発注を掛けているので、多分このまま入手すると思われますが、1年で2台もデジタル一眼レフを買うとは思わなかったなぁ。

お陰で、愛車のタイヤ交換もモバイルノートの更新も来年になります。とほほ・・・。
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K-7と三脚の相性(リベンジ編)

2009-09-22 16:01:16 | 鉄道写真
今までの実験結果を受けて、9/20-21に「ゆうゆうサロン岡山」を重連で牽引するSLやまぐちゆうゆう号を9/20に撮りに行った釣果は次のとおり。


SLやまぐちゆうゆう号往路(長門峡-渡川間)

2009/9/20, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], Tv優先, 1/500sec., F3.5, 露出補正無, ISO AUTO(100), AF-C(実質置きピン), SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚・レリーズケーブル使用。

SLやまぐちゆうゆう号復路(津和野-船平山間)

2009/9/20, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(110mm相当), Tv優先, 1/500sec., F2.8, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C(実質置きピン), SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚・レリーズケーブル使用。

とりあえず、これぐらい撮れれば一安心なのですが、SIGMA70-200mmのパープルフリンジが酷い・・・。K10Dでは出なかったんだけどなぁ。

おまけ
2542D(長門峡-渡川間)

2009/9/20, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], MTF優先プログラム, 1/320sec., F5.6, 露出補正無, ISO AUTO(100), AF-C(実質置きピン), SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚・レリーズケーブル使用。

SLやまぐち号の1時間前に山口駅方向へ向かう普通列車なのですが、左下の三脚に注目。どうも、SL追っかけをする鉄ちゃんが、早朝、場所取り用に安物三脚を置いていったようです。ご丁寧にペグを打ち込んで、そのペグに紐で縛り付けている始末でした。

お立ち台はもう少し後で、思いっきり画角に入ってしまって、長門峡で被写体待ちをしている同業者は皆大弱りでした。SL通過直前までに撮りに来なければ、三脚を引き抜こうかと相談していたところ、SL通過15分前ぐらいに、鉄橋下側に隠れていた10代と思われる人物が慌てて引き抜いて、また鉄橋下側に隠れていきました。それを見た(私を含めた)お立ち台の人たちは、(嫌味を込めた)拍手を送ったという事件がありました。

お立ち台には特有の場所があるので、無闇やたらに場所取りをするのは、逆に廻りの迷惑になります。実際、翌日21日には、トンネルを通り抜けてトンネル出口で撮ろうとした馬鹿者がいたらしく、それを見つけた対向列車が安全確認のために到着が遅れ、SLやまぐちゆうゆう号も途中駅で出発が20分近く遅れたと言う話も聞こえてきました。白井集落の路上駐車の問題を含めて、廻りの迷惑を考えて撮影をして欲しいものです。
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K-7と三脚の相性(テスト編)

2009-09-22 15:08:57 | 鉄道写真
前編:K-7と三脚の相性(発端編)

で、PENTAX純正ケーブルレリーズCS-205を確保して、今度は佐賀県と長崎県の県境にある長崎本線の有名お立ち台「波瀬の浦」(多良-肥前大浦間)で三脚を常時使用しつつ、各種条件でテスト撮影に行って来ました。

○SR(Shake Reduction) ON、ケーブルレリーズ未使用(グリップ握り)
・かもめ21号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F8, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・SRが効いているので、クッキリハッキリ写っているのですが、SRが動作状態になるのに、0.5秒程度時間がかかるのがちょっとネック。
・AF-Cの場合、コマ速に対して測距が追いついていなくて、微妙にピントを外すことが多い感じ。
・AEが被写体に釣られやすく、白いボディをターゲットに写したら、見事のアンダーに。この後の撮影では、露出に相当悩んでいたりして。

○SR(Shake Reduction) OFF、ケーブルレリーズ未使用(グリップ握り)
・かもめ22号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), マニュアル, 1/500sec., F4,(+1/3補正), ISO AUTO(100), AF-C, SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・実は今までの三脚使用時の撮影形態がこれですが、SRをOFFにしているにも係わらずグリップを握っていることから、当然ながらブレが入ってハッキリしない画像になっています。

○SR(Shake Reduction) ON、ケーブルレリーズ使用
・かもめ23号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F2.8, +1補正, ISO AUTO(125), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・かもめ25号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F3.5, +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・SRがON、三脚使用で、レリーズケーブルでカメラから手を離しているのでブレはない筈ですが、でも、微妙に甘いような。
・AF-Cですが、親指でAFボタンを押せないので、実質置きピン状態。微妙に甘いのはAFが微妙に合っていない可能性も。
・被写体をフレームギリギリまで追い込めるのは、流石は視野率100%。

○SR(Shake Reduction) OFF、ケーブルレリーズ使用
・かもめ27号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F3.2, +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・全体的に安定してクッキリハッキリしている感じ。
・AFも実質置きピンですが、ほぼOKと言う感じ。

と言うことで、4パターンチェックした結果、SR OFFでケーブルレリーズを使った方が良いという結論に至りました。まあ、三脚使用時はケーブルレリーズを使用すると言うのは、昔から有った話ですが、デジタル時代となって、よりシビアになって来ていると言うのがよく判りました。

で、最後に1枚、気合いを入れて撮ったのがこれ。
・かもめ28号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F2.8, +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C(実質置きピン), SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

視野率100%ファインダーを駆使してギリギリを狙って、編成全部が入るようにしてみました。15時台で少し日が陰ってきたためアンダー気味ですが、流石です。
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K-7と三脚の相性(発端編)

2009-09-22 13:24:00 | 鉄道写真
今年もSLやまぐち号の重連の時期が来たので、いつもの長門峡と津和野町白井集落でK-7で撮ったのですが、職場の相棒F君に指摘されるまでもなく、どうもシャッキリしない。

SLやまぐち号往路(長門峡-渡川間)

2009/8/9, PENTAX K-7+FA77mm F1.8 Limited, TAv優先, 1/500sec., F2.8, +2/3補正, ISO AUTO(320), AF-C, SR OFF, DRE OFF, CTE, 雅, 三脚使用。

SLやまぐち号復路(津和野-船平山間)

2009/8/9, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(98mm相当), TAv優先, 1/500sec., F2.8, +2/3補正, ISO AUTO(320), AF-C, SR OFF, DRE OFF, CTE, 雅, 三脚使用。

今までの撮影と違うのは三脚を使用していることで、K10Dの頃も三脚使用時はシャッキリしないなと思っていたところ。そこで、人が少なくなる重連期間終了後にリベンジで再度出撃して手持ちで撮影したらシャッキリクッキリなのに、三脚で撮ったらシャッキリしないと。

SLやまぐち号往路(篠目-長門峡間、カメラ内トリミング実施)

2009/8/16, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], MTF優先プログラム, 1/320sec., F2.5, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 手持ち撮影。

(元画像)


(後部展望車)

2009/8/16, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], MTF優先プログラム, 1/320sec., F2.8, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 手持ち撮影。

SLやまぐち号復路(津和野-船平山間)

2009/8/9, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], MTF優先プログラム, 1/320sec., F2.0, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

どうも、ケーブルレリーズが無いので、三脚使用時でも手持ち撮影と同様にグリップを握っているのが悪影響を及ぼしていると考えて、まずはケーブルレリーズを入手して、条件出しをしてみることにしました。

(つづく)
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今頃掲載

2009-09-22 12:00:07 | 航空写真
毎年、8月下旬の土日のハムフェアの時期に自費で上京しているのですが、今年は消滅したためブルトレが使えず、一度は青春18きっぷを使おうと思ったものの、前日金曜の午前中に熊本で断れない仕事があって断念。でも、鉄ちゃんとしては鉄路でと言うことで、最低1回寝台使用が必須だった東京往復割引きっぷ使用者への救済として、お盆を除く夏休み時期限定で発売された企画券「のぞみ東京往復割引きっぷ」を使ってN700系に乗り東京へ出向いた訳です。

それで深夜に東京近郊の自宅へ辿り着いたところ、職場の相棒F君から携帯メール。中を見たら「ラプターが横田基地祭で展示されるようです」。ラプターとは、米空軍最新鋭で、日本も導入しようと試みたものの売ってくれなかった、ステルス制空戦闘機F-22A Raptorのこと。2ちゃんねるとかの情報を調べるとその通り。これを見て、急遽予定を変更。運が良いことに、K-7にFA20mm、FA31mm LTD、DA55mmを持参していたので、二日間ハムフェアへ出る予定を1日目+宴会でブッチして、翌日の日曜は早朝から職場の相棒F君と横田基地祭へ突撃。

で、その釣果は次のとおり。

2009/8/23, PENTAX K-7+FA31mm F1.8AL Limited, MTF優先プログラム, 1/1000sec., F7.1, 露出補正無, ISO AUTO(200), AF-C, SR ON, DRE ON(ハイライト補正ON、シャドー補正:中), 鮮やか。


2009/8/23, PENTAX K-7+FA31mm F1.8AL Limited, MTF優先プログラム, 1/1600sec., F7.1, 露出補正無, ISO AUTO(200), AF-C, SR ON, DRE ON(ハイライト補正ON、シャドー補正:中), 鮮やか。


2009/8/23, PENTAX K-7+FA31mm F1.8AL Limited, MTF優先プログラム, 1/1250sec., F7.1, 露出補正無, ISO AUTO(200), AF-C, SR ON, DRE ON(ハイライト補正ON、シャドー補正:中), 鮮やか。

おまけ
F-22A Raptorの前にあった看板。最新鋭ステルス戦闘機だけに公開部分は制限されていると言うことで、この看板が置かれており、真夏の暑さにもかかわらず小銃を担いだ完全装備の兵隊さんが立っておりました。最後の「致死的武力の行使が許可されている」が中々強烈。

2009/8/23, PENTAX K-7+FA31mm F1.8AL Limited, MTF優先プログラム, 1/640sec., F7.1, 露出補正無, ISO AUTO(200), AF-C, SR ON, DRE ON(ハイライト補正ON、シャドー補正:中), 鮮やか。

今回、那覇に続き東京近郊の横田でも公開したというのは、メリケン空軍は「最新式の機体も、もまいらへ投入してやるから安心しろ。」と言うことなんでしょう。しかし、一度本土を空から焼け野原にされた我らとしては、他国に守ってもらうと言うのは一番信用できないわけで、自力で何とかしようと思うのが人情。航空幕僚監部がラプたんを欲しがったのは、何としても本土の絶対防空能力を確保したいという意志で、まあそれは理解できるところ。とは言っても、AAM-4&AAM-5などの国産の高性能空対空ミサイルは搭載できないし、何と言っても滅茶高で維持費も高く、ライセンス生産も機密性の高さ故に不可能なため、恐らく稼働率は格段に悪くなるのが想定できるだけに、納税者としては「う~ん」と唸ってしまう機体でもあり、導入できなくて正直ホッとしているところ。

個人的には、ATD-X心神の開発結果を基に国産ステルス戦闘機F-3の開発へ移行し、その間のストップギャップにF-2改(AAM-4対応機)の追加生産か、デルタ翼だけに搭載能力の大きいユーロファイター・タイフーンの導入と言うのが次善の策かなと思います。まあ、後者は趣味人的な意見ではありますが、F-3開発に時間がかかるので、その間を考えると有りかなと。メリケンが売ってもいいよと言っているF-35は急場には間に合わないし、足が短いし、韓国が導入しそうな機体では絶対防空能力に疑問が出てくるし・・・。

それはともかく、水子となった日の丸ラプたんの供養をせねば。
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