ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

久々に映画館へ

2009-09-06 10:01:02 | 日記
昨日、ぶつけて一部ぶらぶらになっていた愛車のフロントバンパー下部エアロの交換が午前中に終わって、多少時間が余ったので、自宅へ車を置いて、自宅近くのシネコンへ行ってきました。車を置いたのは、隣の某球場が試合中で渋滞が予想されたため。

で、2年ぶりに見たのは、↓この映画。
映画「南極料理人」オフィシャルサイト

実は、大学の2年先輩が通信担当の『盆』さんで、大学のOB仲間内でも評判になっていたので、遅ればせながら見に行った次第。

当初、「ペンギンもアザラシも出ません」と師匠から聞かされて、「それって、何て『シベリア超特急』」と言ってしまいましたが、そりゃ1000km内陸で富士山より高い場所に沿岸の海棲動物がいる訳ないわな。と言うか、てっきり、ペンギンの見られる南極観測船「しらせ」南極入り辺りから話がスタートするのだと思ってた。ただ、巡視船の揺れ具合は、如何にも手でカメラを動かした雰囲気がプンプンしてましたが(苦笑)。

基本的に調理担当の話なので、食い物の話がどんどん出てくる訳で、見ているとどんどん腹が減ってくる映画でしたが、本人曰く「露出の多いちょい役」『盆』隊員のキャラは、本人を知っている私としてはニヤリし通し。しかも、『盆』隊員の被っている広島カープの赤い野球帽とか、極夜になる前の最後のシーンである「気温-70℃記念」の素っ裸撮影会のカメラがCanon EOS 5だったりとか、考証もバッチリ(苦笑)。

『盆』隊員は広島出身の広島カープファンで、前から所有していたCanon EOS 5を観音様のサービスステーションへ持っていて、耐寒仕様に整備してもらったという事実もあったりします。ちなみに南極行きが決まった『盆』隊員から「南極へEOS 5を持っていきたい」と相談されて、「植村直己が、日光のサービスにお願いして、Nikon F3のグリスを抜いてもらった例があるから、観音のサービスへ相談したら耐寒仕様にしてくれるかもよ」と言ったのは、師匠と私だったりして。

ギターを弾いたり、「バターが旨い」と言う話は、本人から聞いた覚えがありませんが、現地では結構暇だったらしく、ゴニョゴニョして、何とかドーム基地からインマルサット経由でNIFTY-ServeのPatioへアクセスしたりとかしていたのは懐かしい思い出です。(当時はパソコン通信全盛で、インターネットはパソコン通信サイト双方のメールの繋ぎ役に徹していた時代で、ホームページなんて有りませんでした。)

あと、食堂の奥にある通信卓の左側下にアマチュア無線機が2台有るのですが、上が確かTS-850、下がFT-736ですが、私の大学の無線部が『盆』隊員絡みでなく協力依頼があったそうなので、実は母校大学無線部の所有無線機で、ひょっとしてFT-736は私が無期貸付中の物かもしれない(もう一台、母校無線部所有機もありますが)。なお、母校大学無線部の現役は、ドーム基地で越冬をした先輩がいることを知らず、後日、映画情報が公開されて、師匠と『盆』隊員とのやりとりを知ってから、始めてOBが出ていることを知ったとか。(でも、昭和基地で2回越冬経験のある、Special Thanksに出てくる母校大学無線部の顧問格の「A」さんは知っている筈なんだけどなぁ。)

南極観測隊の帰国は、「しらせ」で帰ってくるわけではなく、オーストラリア寄港段階で下船し、一休みした後に飛行機で成田空港へ帰ってくるので、最後のシーンは成田で正解です。と言うか、私も成田空港へ『盆』隊員を出迎えに行ったんですが、当然出てくるわけがないと(爆)。

最後に、『盆』隊員を演じた黒田大輔さんですが、『盆』隊員はもう少し太り気味の代わりに当時まだ20代でしたので、ちょっと痩せて老け気味かなぁと。ただ、『盆』隊員が大学在学中に、ランニングに首からタオルを掛けた姿でコンテストをしているシーンを、確か私が撮影したら、余りにはまっていたので、翌年の新人勧誘の写真に使われたと言う『トラック野郎』伝説もあり、雰囲気はよく似ていると思います。

それにしても、伊勢エビを海老フライにしちゃダメだよ・・・。
コメント
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