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ぽんちゃんの買ってし魔王な日々

ことあるごとに「買ってし魔王」が降臨する、ぽんちゃん(観音旭光の両刀使い)の物欲の日々を、周囲にばれない程度に語ります。

今度は南十字星

2010-02-14 22:05:42 | 鉄道写真
先週に引き続き、愛車のバッテリーを上げないための長距離走行と、写真を撮る行為を楽しむために、今度は何時もの肥薩線の桜並木(現在葉無)の下へ撮りに行ってきました(目的自体は割と本気)。

○2/13 肥薩線 渡-西人吉間 復活急行南十字星号

Canon EOS 7D+EF300mm F2.8L IS USM、Tv優先、1/500sec.、F2.8、露出補正無し、ISO100、AI ServoAI FOCUS、領域拡大AF、ピクチャースタイル:スタンダード、三脚・レリーズ使用。

○同地 1225D(いざぶろう・しんぺいの送り込み普通列車)

Canon EOS 7D+EF300mm F2.8L IS USM、Tv優先、1/500sec.、F3.5、露出補正無し、ISO100、AI ServoAI FOCUS、領域拡大AF、ピクチャースタイル:スタンダード、三脚・レリーズ使用。

今回は追っかけをするつもりは全くなかったので(前回の急行あさぎり号も追っかけするには大廻りの割に余裕過ぎたけど)、この場所での一発勝負。場所的に、300mmが丁度良いと言うのは経験から判っていたのと、曇りがちの天気予報から、K-7+DA☆300mm F4ED[IF]SDM投入との比較で悩んだ上で、EOS 7Dに、サンヨンではなく我が家最強の白い大砲(苦笑)を投入しますた。(ちなみに、DA☆300mm F4ED[IF]SDMは、各社見比べても一番最新の設計になるサンヨンレンズなので、この描写も中々目を見張るものがあります。)

で、現地到着後に最初に来たのは、肥薩線の山線(人吉-吉松間)の観光列車である「いざぶろう・しんぺい」の八代からの送り込み列車1225D。置きピンにして撮った所、これで、まあまあな写真が撮れたので、その後、AFの測距点のポイントを試行錯誤したのが失敗の元。置きピンでも、ボディが入ったら動体予測モードに入るかと思っていたら、撮れば撮るほど失敗に。今回の失敗で判ったことは、動体予測AFは、予め動体にピントを合わせていないと、高速連射中では効かないと言うこと。あと、流石は白くてでかい大砲レンズだけあって、被写界深度の狭いこと・・・。まあ、本番で何とかピンの取れた写真が撮れたので、最低限の目的は達成した訳ですが、動体に測距点が来るよう、三脚ではなく手持ちで撮った方が良かったのではないかと反省しきり。

それにしても、車で追っかけしている人はやっぱりいますねぇ。人吉より南の撮影ポイントは把握していないので、私には関係有りませんが、他の人に迷惑をかけていなければ良いけど。

追伸
機材を片付けをしている最中に、自転車で来た小学生数人が私の愛車を見て「後ろが違うから『エボ』じゃないよ」と言って通り過ぎていきました。あの~、後ろが違っても、一応『エボ』の一種なんですが・・・。

2/15追記
ZoomBrowser EXでEXIF情報を調べてみたら、AI ServoではなくAI FOCUSとなっていたので修正します。
コメント (2)
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一般お披露目

2010-02-08 22:11:22 | 鉄道写真
前のエントリの後、荷物をリアに積み込んで、天瀬高塚ICから鳥栖JCT経由で向かったのは門司IC。向かうは九州鉄道記念館。なぜなら、15:30からTORO-Q国鉄色のお披露目撮影会があるから。

結局、随分と大廻りの筈なのに、九州鉄道記念館の駐車場に愛車を駐めた頃には先回りの状態に。

○九州鉄道記念館

PENTAX K-7+FA135mm F2.8[IF]、Tv優先、1/250sec.、F6.3、露出補正無し、ISO200、AF-S(測距点セレクト)、D-Range ON、シャドー補正強、SR ON。
門司港駅に着いて団体客を降ろした後、門司港駅構内を転線して九州鉄道記念館横の留置線へ向かってくるTORO-Q国鉄色。


PENTAX K-7+DA☆16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM(50mm相当)、Tv優先、1/250sec.、F6.3、露出補正無し、ISO200、AF-S(測距点オート)、D-Range ON、シャドー補正強、SR ON。
撮影会準備で待っている間に九州鉄道記念館の展示車両の間から撮ることが出来た、スッピン顔のキハ65。


PENTAX K-7+DA☆16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM(50mm相当)、Tv優先、1/320sec.、F11、露出補正無し、ISO200、AF-S(測距点セレクト)、D-Range ON、シャドー補正強、SR ON。
ヘッドマーク撮影会の時のキハ58の写真。代表例として急行「ひかり」を掲示しました。新幹線になる前は九州内の急行だったのを知っている人は今やどれだけいるのだろうか・・・(苦笑)。


PENTAX K-7+FA135mm F2.8[IF]、Tv優先、1/250sec.、F14、露出補正無し、ISO200、AF-C(測距点中央)、D-Range ON、シャドー補正強、SR ON。


PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF]、Tv優先、1/250sec.、F7.1、露出補正無し、ISO200、AF-C(測距点セレクト)、D-Range ON、シャドー補正強、SR ON。
撮影会一順目が終わった後、駐車場に出てきた後に撮った写真です。廻りにも沢山の撮影者がいたのですが、ふと思ったのは、それらの方々は九州鉄道記念館に入場券を買って入ったのでしょうか?
せっかく、撮影会の様な企画をJR九州や九州鉄道記念館が実施してくれるのですから、九州鉄道記念館に入場して金を落とす位はしましょう。

そう言う私は、肥薩線開通100周年記念SL人吉号のプラプレート(もちろん、ただのグッズ)、急行「あさぎり」サボのキーホルダー、TORO-Q最終日の「ゆふいんの森」との並びの写真マウスパッドの合わせて5,000円分を散財しますた。気持ちの問題とは言え、まあ、この位はね。
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TORO-Q国鉄色

2010-02-08 21:25:53 | 鉄道写真
この週末の土曜日は、先のエントリに書いたとおり、2/6から運行を始めたTORO-Q上がりの国鉄色キハ58・65を撮りに行ってきました。でも、先のエントリと違うのは、出撃機材がPENTAX K-7なこと。久大本線の撮影地から考えると、85mmが一番良さそうだからと、直前までEOS 7Dをカメラバックに入れていたのに、出かける直前に「チェンジ!」(苦笑)。まあ、私が優柔不断なだけですが。

○久大本線 豊前三芳-豊前中川
・ゆふ2号

PENTAX K-7+DA☆55mm F1.4 SDM、Tv優先、1/1000sec.、F3.5、露出補正無し、ISO200、LVコントラストAF、D-Range ON、シャドー補正強、SR OFF、三脚使用、レリーズケーブル使用。
ステンレスボディに太陽が反射して、中々辛い写真になってしまいました。

・キハ220(1846D)

PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF]、Tv優先、1/1000sec.、F2.8、露出補正+1/3、ISO200、LVコントラストAF、D-Range ON、シャドー補正強、SR OFF、三脚使用、レリーズケーブル使用。

・ゆふいんの森1号

PENTAX K-7+DA☆55mm F1.4 SDM、Tv優先、1/1000sec.、F2.2、露出補正+1/3、ISO200、LVコントラストAF、D-Range ON、シャドー補正強、SR OFF、三脚使用、レリーズケーブル使用。
+1/3補正をかけたままにしていたら、側面が飛ぶ寸前に。orz...

・復活急行「あさぎり」号(キハ65・キハ58)

PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF]、Tv優先、1/1000sec.、F4、露出補正無し、ISO200、LVコントラストAF、D-Range ON、シャドー補正強、SR OFF、三脚使用、レリーズケーブル使用。
と言うことで適正露出で頑張ってみたものの、日の光が強いので、マイナス補正をかけても良かったなと言う感じ。等倍で見ると、1/1000sec.でも若干の動体ブレがある感じがするのは残念。

何はともあれ、この状況でフレアもパープルフリンジも出ないFA☆85mmは相変わらずのネ申レンズぶり。DA☆55mmは撮り鉄初使用ですが、コントラストが高すぎるかなと言う気はするものの、こちらも非常に解像度良く写っています。流石はペンタを辞められてしまった平川純さん設計の最後のレンズだけのことはあります。

撮影地に行ってみたら、同業者は少数で拍子抜け。どうも、肥薩オレンジ鉄道でのブルトレ列車撮影に廻ったのか、日田彦山線のコンクリート橋の方へ廻ったのか。何れにしろ、気を遣わずに済みました。

で、撮影後機材を車に積み込み、向かった先は・・・(次へ続く)。
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大当たり

2010-01-24 23:16:38 | 鉄道写真
前のエントリの通り、東京へ「世界の艦船」を買いに・・・、じゃなくて、銚子に濡れ煎を買いに・・・、でもなくて、銚子電鉄の旧型車3両の元気な姿を見て、500系新幹線のグリーン車を堪能して帰ってきました。しかも、今日は東京駅へ出向くためにA羽駅へバスで向かったら、何と乗った電車が209系だったと言うサプライズがあったこと。209系の京浜東北線ラストについては、通勤で散々乗った電車だけあって、それほど優先度が高くなかったのですが、それはそれ、偶然とは言え最後の挨拶が出来たのは良かったです。

写真は、整理以前にGPSタグを付加する作業を行っているので、整理には暫くかかります。今しばらくお待ちを。

しかし、あらゆる状況に対応出来るよう、EOS 7DにEF-S17-55mm F2.8 IS USM、EF70-200mm F2.8L IS USM、SIGMA AF12-24mm F4.5-5.6EX DG HSMに、使いたいEF135mm F2L USM、EF85mm F1.8 USM、SIGMA AF50mm F1.4EX DG HSMを持っていったのですが、特に単焦点レンズの選択は失敗。持っていくなら24mmや28mmの広角単焦点にすべきでした。結局の所、ほんの少しSIGMAの50mmを使っただけで、ほとんどEF-S 17-55mmで済ましてしまいました。サイズがギリギリすぎて、福岡空港の保安検査所で止められるぐらい重たい思いをしたのは何だったのだろうか・・・。

○1/23 銚子電鉄 海鹿島-君ヶ浜間

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM(24mm相当)、Tv優先、1/500sec.、F5.6、露出補正無し、ISO100、AI ServoAI FOCUS、領域拡大AF。


Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM(44mm相当)、Tv優先、1/500sec.、F4、露出補正無し、ISO100、AI ServoAI FOCUS、領域拡大AF。

○1/24 JR東日本 東京駅

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM(44mm相当)、Tv優先、1/500sec.、F3.2、露出補正無し、ISO160、AI ServoAI FOCUS、領域拡大AF。
縦位置で撮ろうとしたら、誤作動防止のためにスイッチをOFFにしていて、撮影タイミングを失敗してしまった写真。orz...

追伸
産経新聞の記事「銚子電鉄「デハ702」最後の旅 鉄道ファンら花道飾る」の写真の中に、私が思いっきりバッチリ写っている写真があったりして。昔、夏隊に参加した大学の先輩の見送りで、「しらせ」出港を見に行ったら「世界の艦船」の記事にバッチリ後ろ姿が写ったとき以来の珍事。恥ずかし~!
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EOS 7D初使用(長文注意)

2009-10-11 14:18:58 | 鉄道写真
前の記事で旭光様のことを書いておきながら、観音様の話をするのも何ですが、両刀使いとして、ようやくEOS 7DでSL人吉号撮影に出かけることが出来たので、そのファーストインプレッションなどを。

と言いつつ、「好事魔多し」と言うのか、その撮影に出かけるのが何故か大変でした。まず、諸般の事情で前日金曜日に職場の同僚と飲みに出かけることになったのですが、九州だけに焼酎を勧める同僚を押さえて(元々ビール党でもあり)ビール一本槍で済まし、帰宅後にガンガン水を飲んで、アルコールを抜く。朝、大丈夫そうだと判断して出かけようとしたら、出かける直前に実家から電話がかかってきて、親父が長々と電話。電話が終わった頃には、撮影ポイントの西人吉辺りでSL人吉号を撮影できるかギリギリの時間に。

で、車で出発したものの、1000円高速の影響で車が多く、大体100km/hペースの安全運転での移動のため、時間短縮で人吉直前のSAで一回トイレ休憩をしただけで、ほぼ人吉インターまで直行。そのお陰で、既に葉もない季節ですが、何とか例の桜の撮影ポイントには間に合いました。

○肥薩線・渡-西人吉間

Canon EOS 7D+EF300mm F4L IS USM、Tvモード、1/500sec.、(F4)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(左320、右400)、AWB、AIサーボ・領域拡大AF、スタンダード、IS ON、ISモード1。

左は高速モードラにJPEG(L)+RAW(L)(以降全て同じ)での一番最初の写真、右は一番最後の16コマ目の写真。この時は、1ショット目レリーズ優先、2ショット目以降測距優先の設定にしていたためか、数コマごとに一瞬息をつく(間隔が開く)現象が見られました。メモリーバッファーの関係か、AFの関係かは不明ですが、その後、設定を、1ショット目測距優先、2ショット目以降撮影間隔優先にしたら、息をつく間隔が延びたので、この段階ではAF測距での息つきではないかと推測。

この西人吉の周辺には、ファミレスのジョイフルがあるのですが、場所取りのため昼食を抜いて、鎌瀬駅の球磨川第一橋梁の真っ正面のポイントへ移動。


○肥薩線・瀬戸石-鎌瀬間

Canon EOS 7D+EF-S17-55mm F2.8 IS USM(21mm相当)、Pモード、1/200sec.、F7.1、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(100)、AWB、AIサーボ・自動選択AF、スタンダード、IS ON。(画像ピクセルサイズ縮小済)

撮影ポイントの全体写真です。少し離れた道幅の非常に広い迷惑がかからない所に車を置いて、左のカメラバックが置いてある所のコンクリート壁に寄りかかって撮影。

その撮影ポイントから廻りが判るように撮った写真がこれ。

Canon EOS 7D+EF70-200mm F2.8L IS USM(70mm相当)、Tvモード、1/500sec.、(F2.8)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・自動選択AF、スタンダード、IS ON、ISモード1。

この写真で見ると、左側の建物の屋根と、橋梁の一番手前にある障害物センサー、線路手前の下り勾配標識が邪魔で、大体300mm相当のレンズで、橋梁に絞って正面から撮るか、手摺りが無く復路の時間は側面に日が当たる橋梁右側を、対岸の国道から撮るのが吉と言うのが解るかと思います。

球磨川第一橋梁(と第二橋梁)は、イギリス製橋梁という文化遺産でもあるので、かなりの有名撮影地として場所取りは必須ですが、流石に、運行当初の賑わいは薄れてきたようです。

で、SL人吉号の復路が来るまでに、練習?で撮った写真はこれ。
・左:九州横断特急6号(人吉発熊本経由別府行(爆))、右:1230D

Canon EOS 7D+EF70-200mm F2.8L IS USM(左190mm相当、右200mm相当)、Tvモード、1/500sec.、(左F2.8、右F3.2)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(左250、右125)、AWB、AIサーボ・自動選択AF、スタンダード、IS ON、ISモード1。

何れも、高速モードラで一番最後に撮れた写真。
キハ185は問題なしですが、キハ40の写真は、測距点を自動選択にしていたら貫通路の辺りに最初の測距点が来るように設定していたのが、屋根の空調機器に測距点が来た後、その測距点に種別表示部分が来たと言う経緯で、正面からピントが外れたコマも多く、一番最後の写真も種別表示部分はともかく、下回りにはピンが来てません。測距点の自動選択も過信は禁物と言うことですね。

なお、当然ながら人吉方面行も運行しているので、後追いの写真も有るのですが、後追いだとピント位置が無限遠方向に移動するため、カメラが勝手に奥の橋梁を被写体だと勘違いして、測距点がかなり早期に橋梁へ移動してしまい、当の被写体である列車がピンぼけになると言うクセも発覚。

バックに何もない飛行機や鳥の時には、測距点の自動選択はかなり有効そうですが、飛行機の離発着や鉄道、特に後追いの時は測距点をある程度固定していた方が良さそうです。問題は、航空祭の場合、そこまで頻繁にAFを選択できるかと言うところですが・・・。

あと、被写体がカントで傾くのに釣られて水平が崩れている・・・。やっぱ、自動水平補正は便利だなぁ(機種が違う!)。

それにしても、九州横断特急のキハ185系、確かJR四国から買い取った車両ですが、肥薩線の川線から鹿児島本線経由で豊肥本線全通で別府までと言う、中部九州の両側をS字で巡る、考えようによってはトンでもない列車です。肥薩線の山線ほどでないとは言え、川線もやはり山岳路線ですし、豊肥本線は完全な山岳路線。一度エンジンを換装しているとは言え、これ程酷使して大丈夫なのかなぁ。

で、本命のSL人吉号の復路。

Canon EOS 7D+EF70-200mm F2.8L IS USM(200mm相当)、Tvモード、1/500sec.、(F2.8)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(左250、中320、右800)、AWB、AIサーボ・自動選択AF、スタンダード、IS ON、ISモード1。

この時は、JPEG(L)+RAW(L)での撮影枚数テストも兼ねていまして、最初からですがLexar Professional 133x 8GBで一気にどれ程撮れるか試してみた結果、左の1番目から、途中、若干咳き込み(=心持ち撮影間隔が開き)つつ18枚目の真ん中まで撮れたところでバッファーオーバーフロー。数秒後にバッファーが少し開放されて、その次に撮れたのが一番右の写真です。

AFはやはり優秀ですね。流石に向かってくる被写体については、AFがしっかり喰らい付いています。1コマ目は橋梁にピントが来て甘いですが、各コマとも大体ヘッドマーク周辺にピントが来ているようです。

あと、期せずして右の写真はISO800と高感度ですが、最近の機種ですから、この程度の感度では特に破綻は見せないです。


最後に他の感想としては、箇条書きですが次のとおり。

○例のレイヤータイプの色を判別するAEセンサーのお陰か、自動露出は極めて優秀。実は全ての写真で、敢えて露出補正を掛けていませんが、ちょっと明るいかな? 暗いかな? 程度で収まっています。今後、露出補正を掛けるにしてもかなり控えめで良い感じです。

○操作性は、EOS 40Dから結構違いがあるため、ちょっと慣れるのに時間がかかりそう。しかし「デジカメ化」が進んで、ボタンを押して前後のダイヤルをグルグル廻す方式から、クイックメニューに十字キーやマルチコントローラーでグリグリが主流になったのは時代ですねぇ。

○バッテリーグリップがでかくなったと先に書いたのですが、今回殆ど縦位置撮影だったので、頻繁に握ってみたら、でかくて角張ったままなので握りにくいです。EOS 40Dまではもう少し小さかったので、角張っていても、それ程気にならなかったのですが、大きい方と言われる私の手でも、今回のBG-E7は文字通りちょっと手に余る感じ。本体のグリップ部は握りやすいのですから、バッテリーグリップも同程度に注意して設計してもらえれば良かったと思います。

追伸

Canon EOS 7D+EF70-200mm F2.8L IS USM(190mm相当)、Tvモード、1/500sec.、(F2.8)、評価測光、露出補正無し、ISO AUTO(200)、AWB、AIサーボ・自動選択AF、スタンダード、IS ON、ISモード1。

話には聞いてましたが、球磨川第一橋梁を渡って対岸に向かう地元の方。
列車が行った直後で、まあ基本的には問題ないとは思いますが、やはり危険は危険。鎌瀬駅は右側直ぐにあるのですが、ここから対岸に向かうには上流側に大廻りしないといけないので気持ちはわかるのですが・・・。
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K-7と三脚の相性(リベンジ編)

2009-09-22 16:01:16 | 鉄道写真
今までの実験結果を受けて、9/20-21に「ゆうゆうサロン岡山」を重連で牽引するSLやまぐちゆうゆう号を9/20に撮りに行った釣果は次のとおり。


SLやまぐちゆうゆう号往路(長門峡-渡川間)

2009/9/20, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], Tv優先, 1/500sec., F3.5, 露出補正無, ISO AUTO(100), AF-C(実質置きピン), SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚・レリーズケーブル使用。

SLやまぐちゆうゆう号復路(津和野-船平山間)

2009/9/20, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(110mm相当), Tv優先, 1/500sec., F2.8, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C(実質置きピン), SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚・レリーズケーブル使用。

とりあえず、これぐらい撮れれば一安心なのですが、SIGMA70-200mmのパープルフリンジが酷い・・・。K10Dでは出なかったんだけどなぁ。

おまけ
2542D(長門峡-渡川間)

2009/9/20, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], MTF優先プログラム, 1/320sec., F5.6, 露出補正無, ISO AUTO(100), AF-C(実質置きピン), SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚・レリーズケーブル使用。

SLやまぐち号の1時間前に山口駅方向へ向かう普通列車なのですが、左下の三脚に注目。どうも、SL追っかけをする鉄ちゃんが、早朝、場所取り用に安物三脚を置いていったようです。ご丁寧にペグを打ち込んで、そのペグに紐で縛り付けている始末でした。

お立ち台はもう少し後で、思いっきり画角に入ってしまって、長門峡で被写体待ちをしている同業者は皆大弱りでした。SL通過直前までに撮りに来なければ、三脚を引き抜こうかと相談していたところ、SL通過15分前ぐらいに、鉄橋下側に隠れていた10代と思われる人物が慌てて引き抜いて、また鉄橋下側に隠れていきました。それを見た(私を含めた)お立ち台の人たちは、(嫌味を込めた)拍手を送ったという事件がありました。

お立ち台には特有の場所があるので、無闇やたらに場所取りをするのは、逆に廻りの迷惑になります。実際、翌日21日には、トンネルを通り抜けてトンネル出口で撮ろうとした馬鹿者がいたらしく、それを見つけた対向列車が安全確認のために到着が遅れ、SLやまぐちゆうゆう号も途中駅で出発が20分近く遅れたと言う話も聞こえてきました。白井集落の路上駐車の問題を含めて、廻りの迷惑を考えて撮影をして欲しいものです。
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K-7と三脚の相性(テスト編)

2009-09-22 15:08:57 | 鉄道写真
前編:K-7と三脚の相性(発端編)

で、PENTAX純正ケーブルレリーズCS-205を確保して、今度は佐賀県と長崎県の県境にある長崎本線の有名お立ち台「波瀬の浦」(多良-肥前大浦間)で三脚を常時使用しつつ、各種条件でテスト撮影に行って来ました。

○SR(Shake Reduction) ON、ケーブルレリーズ未使用(グリップ握り)
・かもめ21号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F8, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・SRが効いているので、クッキリハッキリ写っているのですが、SRが動作状態になるのに、0.5秒程度時間がかかるのがちょっとネック。
・AF-Cの場合、コマ速に対して測距が追いついていなくて、微妙にピントを外すことが多い感じ。
・AEが被写体に釣られやすく、白いボディをターゲットに写したら、見事のアンダーに。この後の撮影では、露出に相当悩んでいたりして。

○SR(Shake Reduction) OFF、ケーブルレリーズ未使用(グリップ握り)
・かもめ22号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), マニュアル, 1/500sec., F4,(+1/3補正), ISO AUTO(100), AF-C, SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・実は今までの三脚使用時の撮影形態がこれですが、SRをOFFにしているにも係わらずグリップを握っていることから、当然ながらブレが入ってハッキリしない画像になっています。

○SR(Shake Reduction) ON、ケーブルレリーズ使用
・かもめ23号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F2.8, +1補正, ISO AUTO(125), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・かもめ25号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F3.5, +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・SRがON、三脚使用で、レリーズケーブルでカメラから手を離しているのでブレはない筈ですが、でも、微妙に甘いような。
・AF-Cですが、親指でAFボタンを押せないので、実質置きピン状態。微妙に甘いのはAFが微妙に合っていない可能性も。
・被写体をフレームギリギリまで追い込めるのは、流石は視野率100%。

○SR(Shake Reduction) OFF、ケーブルレリーズ使用
・かもめ27号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F3.2, +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

・全体的に安定してクッキリハッキリしている感じ。
・AFも実質置きピンですが、ほぼOKと言う感じ。

と言うことで、4パターンチェックした結果、SR OFFでケーブルレリーズを使った方が良いという結論に至りました。まあ、三脚使用時はケーブルレリーズを使用すると言うのは、昔から有った話ですが、デジタル時代となって、よりシビアになって来ていると言うのがよく判りました。

で、最後に1枚、気合いを入れて撮ったのがこれ。
・かもめ28号

2009/9/13, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/500sec., F2.8, +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C(実質置きピン), SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

視野率100%ファインダーを駆使してギリギリを狙って、編成全部が入るようにしてみました。15時台で少し日が陰ってきたためアンダー気味ですが、流石です。
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K-7と三脚の相性(発端編)

2009-09-22 13:24:00 | 鉄道写真
今年もSLやまぐち号の重連の時期が来たので、いつもの長門峡と津和野町白井集落でK-7で撮ったのですが、職場の相棒F君に指摘されるまでもなく、どうもシャッキリしない。

SLやまぐち号往路(長門峡-渡川間)

2009/8/9, PENTAX K-7+FA77mm F1.8 Limited, TAv優先, 1/500sec., F2.8, +2/3補正, ISO AUTO(320), AF-C, SR OFF, DRE OFF, CTE, 雅, 三脚使用。

SLやまぐち号復路(津和野-船平山間)

2009/8/9, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(98mm相当), TAv優先, 1/500sec., F2.8, +2/3補正, ISO AUTO(320), AF-C, SR OFF, DRE OFF, CTE, 雅, 三脚使用。

今までの撮影と違うのは三脚を使用していることで、K10Dの頃も三脚使用時はシャッキリしないなと思っていたところ。そこで、人が少なくなる重連期間終了後にリベンジで再度出撃して手持ちで撮影したらシャッキリクッキリなのに、三脚で撮ったらシャッキリしないと。

SLやまぐち号往路(篠目-長門峡間、カメラ内トリミング実施)

2009/8/16, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], MTF優先プログラム, 1/320sec., F2.5, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 手持ち撮影。

(元画像)


(後部展望車)

2009/8/16, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], MTF優先プログラム, 1/320sec., F2.8, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか, 手持ち撮影。

SLやまぐち号復路(津和野-船平山間)

2009/8/9, PENTAX K-7+FA☆85mm F1.4ED[IF], MTF優先プログラム, 1/320sec., F2.0, +1/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR OFF, DRE OFF, 鮮やか, 三脚使用。

どうも、ケーブルレリーズが無いので、三脚使用時でも手持ち撮影と同様にグリップを握っているのが悪影響を及ぼしていると考えて、まずはケーブルレリーズを入手して、条件出しをしてみることにしました。

(つづく)
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古なじみ

2009-07-12 17:43:07 | 鉄道写真
もう一つ、7/6に何故か熊本電気鉄道に乗る機会があったので、K-7を持参で撮ってみました。

前回は走行写真を撮る余裕があったのですが、今回はそこまでの余裕はないと言うことで、駅撮りのみです。レンズも、smc PENTAX FA 28mm F2.8AL(俗に言うJ☆)を持参したものの、時間が無くて使わず終いでした。


熊本電気鉄道 上熊本線 上熊本駅

2009/7/6, PENTAX K-7+smc PENTAX DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF] SDM(45mm相当), Tv優先, 1/250sec.(F3.5), +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか。

「青がえる」こと、熊本電気鉄道5000系(元東京急行電鉄旧5000系)の現役状態にある最後の2両の片割れの正面。この車両の詳細は、前回の記事をご確認ください。


熊本電気鉄道 北熊本駅

2009/7/6, PENTAX K-7+smc PENTAX DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF] SDM(22mm相当), Tv優先, 1/250sec.(F3.5), +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか。

北熊本駅で発車を待つ熊本電気鉄道5000系の「平面かえる」側と、留置されている6000系(元東京都交通局6000形)、200系(元南海22000系)。実は、今年で熊本電気鉄道発足100周年だそうですが、現在、経営再建中。銚子電気鉄道もそうですが、大手私鉄グループに入っていない独立系の地方私鉄は中々辛いところです。


熊本電気鉄道 上熊本線車内

2009/7/6, PENTAX K-7+smc PENTAX DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF] SDM(16mm相当), Tv優先, 1/250sec.(F2.8), +2/3補正, ISO AUTO(250), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか。

熊本電気鉄道5000系の車内を撮影したもの。実は、釣り革が東急時代のままの「渋谷109」となっていて、東急時代の利用者としては感慨深いものです。ただ、銚子電気鉄道と似たような感じで、路盤の整備にまで手に回っていないのか縦揺れが酷く、釣り革が飛んで自分が釣られているパイプに何度も当たって音が出る始末。ですので、手振れ補正機能を掛けてもブレているのはごめんなさい。
もともと冷房が無く、取り付けようにもモノコック構造の超軽量車体なので冷房装置の搭載が難しく、未だに冷房は無く、車内の窓は開きっぱなし。前回訪問時は、車内に「冷房装置搭載の改造も、冷房付きの新車を買うことも出来ず、申し訳ありません」と書いた張り紙がありましたが、今は「経営再建中なのでLRT化の議論は延期します」の張り紙しかありませんでした。
あと、運転室仕切り窓は東急時代の1枚の大窓から、左右に小窓・中央に下降式の開閉可能な窓を設けた形に変更されています。


熊本電気鉄道 上熊本線 上熊本駅

2009/7/6, PENTAX K-7+smc PENTAX DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF] SDM(24mm相当), Tv優先, 1/250sec.(F3.5), +2/3補正, ISO AUTO(100), AF-C, SR ON, DRE OFF, 鮮やか。

また戻ってきた上熊本駅での今度は横位置の撮影。左の自動車が邪魔(苦笑)。
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SL人吉号

2009-07-12 16:04:38 | 鉄道写真
と言うことで、K-7の実戦投入テストを兼ねて1週間前の7/4に肥薩線に出向いて、SL人吉号を撮ってきました。
なお、色々なテストを兼ねていたので、敢えて三脚は持参せず、全部手持ち撮影です。

往路(JR九州 肥薩線 渡-西人吉間)

2009/7/4, PENTAX K-7+smc PENTAX DA★ 300mm F4ED[IF] SDM, Tv優先, 1/500sec.(F4), ISO AUTO(1000), AF-C, SR ON, DRE OFF, NR 中, 雅(MIYABI)。

例の桜並木の辺りで撮影。葉だけのこの時期には誰もいないだろうと予想していたら、案の定、殆どいませんでした。ISO200位で撮れると踏んでいたのですが、蒸気機関車の黒に釣られて、撮ってみたら感度がISO1000にまでアップしてしまい、期せずして高感度撮影の作例を撮ってしまいました。orz...まあ、ISO1000で、この程度のノイズの乗りであれば、私の評価としては十分かなと思っています。前回のDA★ 300mm F4ED[IF] SDMのテスト撮影の時と、ほぼ同じ位置での撮影なので、K10Dのときと見比べてみるのも一興かと。

復路(JR九州 肥薩線 鎌瀬-瀬戸石間・球磨川第一橋梁)

2009/7/4, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/250sec.(F2.8), ISO AUTO(125), AF-C, SR ON, DRE OFF, 雅(MIYABI)。

やはり、鎌瀬駅直ぐ横からの有名なお立ち台での撮影。つい最近も、とあるムックの表紙を飾った球磨川第一橋梁を正面に見る位置からの撮影。撮る際までそんな事には気付かず、当日帰宅後に出かけたヨドバシ博多店内の本屋で発見してひっくり返ったのは内緒。
こちらも三脚は使用していないものの、横にあったコンクリート壁に思いっきり寄りかかっての撮影なので、かなり安定して撮っています。JPEG+RAW・秒5コマモードで撮影してましたが、この後2枚ピンを外した後、1枚ほぼピンが来ている(微妙に動体ブレの)写真があって、そこでバッファーオーバーフロー。その後に撮れたのが次の写真。


2009/7/4, PENTAX K-7+SIGMA APO 70-200mm F2.8EX DG(200mm相当), Tv優先, 1/250sec.(F2.8), ISO AUTO(200), AF-C, SR ON, DRE OFF, 雅(MIYABI)。

動体ブレは思いっきり有りますが、良く見ると、ちゃんとピンが来てます。これは中々凄い。

後、この3枚に共通するのは自動水平機構をONにしているので、皆水平が取れていること。これは中々便利です。正直、一番左のAF測距点の動作不良が無くなって、AF測距点選択の階層が一番上に来るファームウェアのバージョンアップが来れば完璧なんだけどなぁ。
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