新型コロナで東京での生活は激変した。4月7日のアベ首相の緊急事態宣言で日本の経済や社会はとどめを刺された。憲法上の権利もないがしろにされつつある。戦時中の「非常事態」下の雰囲気はこんなものだったのではないか、と少し実感できた気がする。 . . . 本文を読む
10月22日は即位の礼で祝日だった。5月の即位の日と同様おわてんネットの銀座デモが実行された。「天皇いらない、いますぐ辞めろ、終わりにしよう天皇制」とシュプレヒコールを上げながら外堀通りを歩いた。ところが、3人もの逮捕者が出て、うち2人は10日も長期勾留された。 . . . 本文を読む
味の素スタジアムでワールドカップラグビー2019・ウェールズ対オーストラリア戦を観戦した。日本戦だけでなく、選手も観客も多国籍でボーダレスになっていた。考えてみると、音楽、美術そして学問の世界での「国際化」は「当たり前」のことになっている。スポーツも、特にプロではそうなりつつある。今後の日本社会の行方、「多文化共生」を目の当たりにした感じがした。 . . . 本文を読む
高齢者にとっても「仕事」は重要だ。生活のための収入源のひとつということもあるが、どうもそれだけではないようだ。最終的には、人は何のために働くのかという「哲学」的な問題にまで行き着く。 . . . 本文を読む
3年に一度の参議院選挙、わたくしは「れいわ」も「新撰組」もきらいだが、今回は山本太郎の選挙ボランティアをした。個人的に複雑な感想もあるのだが、とりあえず障がい者が比例で2人が当選したことは、社会的意義があったと考える。 . . . 本文を読む
明治のはじめのころ日本に7つしかない居留地のひとつ、築地には教会やミッションスクールが多くあった。築地に流れた讃美歌や西洋音楽は、居留地で学び作曲家となった青年たちの曲を通して大きな実を結んだ。 . . . 本文を読む
田原総一朗×田中美津の「右傾化、不祥事の数々・・・それでも安倍政権の支持率が落ちないのはナゼ?」というトークイベントを聞いた。残念ながら、ちょっと話がかみあっていなかった。しかし1970年代の「ウーマン・リブ」運動の旗手、田中さんの健在ぶりがかいま見えたイベントだった。 . . . 本文を読む
恒例の高校卒業式校門前ビラまき、今年は都立第三商業で行った。この学校の校門には国旗「日の丸」がなかった。すっきりした、暖かい朝だった。また90年の歴史をもつ伝統校で、詩人の田村隆一、北村太郎を輩出している。 . . . 本文を読む
築地の居留地(現在の明石町)は東西500m、南北300mほどの小さな区画だが、イギリス領事館、アメリカ公使館など、公使館だけでも9か国、アメリカ聖公会、フランスのカトリックなど13会派の教会、慶応・明治学院・立教などいまに続く学校のルーツが13と、歴史的価値の高い地区だった。
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築地市場が閉場し、豊洲市場が開場した。しかし豊洲で一般客は魚1匹、大根1本買えない。一方築地場外市場は、肝心の市場そのものがないのだから、今後ボディブローのように影響が効いてきそうだ。関東大震災後に開場して83年、だれも体験したことがない築地の新たな世界が始まる。 . . . 本文を読む
教科書採択定例会を傍聴した。心配していた日本教科書は採択されなかったのでひと安心した。その前に道徳の公開授業も見に行った。いまはまだ教科書もなく、「評価」もないこともあり、教員が手作り教材で、生徒の意見をよく聞いてやっていたが、さて来年度からどうなるのだろうか・・・。 . . . 本文を読む
会社を辞めて退職すると、人とのつきあい、とりわけ地域での仲間づくりが大きな課題となる。なかなかハードルが高いが、手近なところでは区民カレッジやシルバー人材センターでだれかと知り合うことから可能性が広がる。 . . . 本文を読む
朝鮮半島情勢はこの1年半、キャンドル革命、文在寅政権の誕生、38度線を越えた4.27板門店宣言、米朝首脳会談で劇的に好転した。
そうした状況下で開催された東京朝鮮中高級学校の文化祭は「新しい時代の幕開け」にふさわしいものだった。 . . . 本文を読む