満を持して・・・常念岳。
今期低山ハイキング含めて11座目、この常念岳が今期登山のたぶん最後?
テント泊は間違いなく最後でしょうね~
9月20日は休暇と取って出発準備、パッキングは17kgと10kg。重い!
準備完了後の午後2時30分・・・イザ出発~
目的地は新潟経由長野は安曇野IC降りてから18km程先の一の沢駐車場。
距離は528km、今では結構走り慣れた道です。
高速割引も考慮、安曇野IC下車予定は22時を過ぎることが重要。
24時を越えると深夜割引になりますが、遅くなるからね~その差額は1300円です。
ちょっと迷って・・・駐車場到着が22時55分、30台程のスペースはほぼ満車状態でした。
写真は朝5時50分、出発時点では満車~気合を入れて出発~
駐車場から舗装道路をテクテク20分、登山口到着です。
ここで登山カードを提出、トイレ済ませます。(駐車場にはトイレありません)
登山カードのチェックは厳しかったですね~
駐車場から登山口までは距離1.2km、20分。
登山口より常念乗越までの標高差は1160m、距離5.7km。標準時間4時間30分弱。
しかし・・・我が夫婦は標準時間で登れるはずもなく、
疲れて下ばっかり見て歩いて途中で一箇所信じられないルートミスなんかもあり
乗越到着は登山口から5時間30分・・・
とにかく長い、岩ゴロ登山道を延々と、何度もザックおろして休憩とって・・・
そして、胸突八丁をクリアーして樹林帯を抜けると・・・そこには絶景~
常念小屋の屋根の奥には、右より槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、そして大キレット
北アルプス3000m級がズラリ、最高の景色にしばし呆然でしたね~
テント場にてテント設営して昼食摂って、では山頂へ・・・ところが・・・
奥様が突然「もう登らなくても良い、ここで満足です」ヒェ~冗談でしょう。
山頂は目の前だと言うのに・・・山頂までは標高差400m、距離1.2km、標準1時間20分。
目の前に見えるピークは偽ピークであり、ピークはその陰にあります。
しかし、そんな事言ったら絶対無理となるので、途中まででも行こうなんて騙してなんとか出発。
昼を過ぎるとテント場はどんどん埋まって行きます。
常念小屋も大混雑えこの日は畳1枚2人でお願いしますとなってました。
乗越から見た常念岳ルートはかなりなだらかに見えましたが、とんでもない急登です。
何度も岩に腰掛けて休憩しながらダラダラと・・・
そしてついに山頂が・・・混んでる~
のんびりユックリ遅い時間に登ったお陰もあり、到達した時間には山頂もそこそこ空いてました。
360度パノラマ~富士山は雲に隠れて見ることは出来ませんでしたけど・・・
左から大天井岳、立山、剣岳、奥に針ノ木岳、手前に燕岳などなど
いつかは行きたい槍ヶ岳、アップ。無理だな~たぶん。
テント場です。我が家のテントは緑の右前、ちっちゃいけど二人用です。
テント場はギチギチ、ペグとロープが絡まりそう。夜は危険です。
奥様テント内整理中、親父は一人で晩酌しながら夕食準備中~
今回は荷物増えますがミニチェア持って行きました。なかなかGOODでした。
奥様は小屋で生ビール一杯飲んだだけで本日は終了。
私はそれでは足りんので持参の清酒300ml飲んで良い気分。飲んだ後はラーメンでしょう。
ネギをスライスして卵2ヶ入れて・・・棒ラーメンまいう~です。
この日はこれでもう寝ました。時刻は20時、月が明るかった~。
昨晩も駐車場では寝れずじまいでしたが、本日も隣りのテントのイビキと若者の迷惑な宴会、そしてあまりの疲労で全く寝れず。
時計と睨めっこ、長い夜でしたね~
朝方3時には周辺で行動開始、もう寝れる訳がありません。
そして5時、太陽が昇るぞ~そんな声を耳にして・・・ご来光を待つ方々です。
夕日は何度も見てますが、日の出はもしかしてお初かも。感激です。
そして日が登ると一斉に向きを反転
そこに見えるはモルゲンロート・・・美しい~。
この二日間、本当に天候に恵まれました。
限りなく疲れましたが、行かないと見れない景色、そのご褒美に感謝です。
テントを片付け、朝食後6時40分出発。駐車場へはヘトヘトになりながら10時40分到着。
温泉浸かって・・・昼食~安曇野蕎麦を堪能しまして帰路へ。
13時30分、安曇野ICから高速へ。途中米山SAであまりの眠さとお土産買わないと~との女房の提案で休憩。
そして528kmのドライブ、ガムを噛み噛み無事に帰宅しました。
日本海に沈む夕日、朝日も綺麗ですけど夕日も良いもんです。