NHKのクローズアップ現代も今の社会の問題を指摘していてなるほどと思う。
サイレントチェンジでは、家電から火事が起きる話で、電気系統の欠陥部品から火が起きることを解明。欠陥部品は、コンセントであったり、スマホの電源アダプターのプラグであったり、小物である。そしてこの小物は、家電の構成部品の最底辺にあるため、下の図で示されるメーカーから下請けの段数は、遥かに多くそのため、メーカーは最底辺の部品まで管理しきらないことが多い。
最下段まで管理すると人手も期間も掛りコストアップになる。火を起こさない製品は、決して安くはできない。
製品は量産化されると安くなるが、安ければ安いほどよいというわけではない。
最底辺の部品は中国の零細企業が受けることが多く、コストダウンでたたかれて、しかも材質に関する知識がある訳でないから、無条件で安いものを使い、それが火を噴くことになる。中国の科学技術は近年、劇的に向上しているが、いろいろな最先端分野では首尾よくいっていない。これは底辺を支える所がまだ十分でないからであろう。
翻って最近の日本の大企業の多くの製造メーカーの信頼性が揺らいでいるが、信頼性の基準が高いので、今現在、大きな事故につながっていない。しかしこのまま大企業の失態が続けば、日本製の高信頼性は世界から馬鹿にされてゆくのでは?
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