先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

中国のGPS衛星 すでに30数基。日本も北斗の監視下になっている?

2019年11月05日 22時20分36秒 | 日記

内閣府の主催する第68回宇宙政策委員会の 「各国測位衛星の状況について」で、各国のGPSの数を調査報告している。2018年4月30日の発行であるが、2020年の予測もしてあり、それによると、日本の上空にはGPS衛星は、中国の北斗がすでに34基(2019年度に34基を打ち上げていると言う)、日本のミチビキが4基、アメリカのが31基。米中のGPS衛星は偵察機能も持っているのは当り前であろうから、日本は大国から見張られていると言う事で、中国の監視体制の中にすっぽり入っているのであろう?

 

中華IT最新事情と言うサイトによると、「中国の北斗は、5基の高度3.6万kmの静止軌道衛星と30基の高度2万kmの傾斜軌道衛星を組み合わせて、測位を行う。北斗プロジェクトは1994年から始まっており、2000年には北斗1プロジェクト「青銅」で4機の衛星(2機は予備)を打ち上げ、2007年から開始された北斗2プロジェクト「ダイアモンド」では2017年までに23機の衛星が打ち上げられた。2017年から始まった北斗3プロジェクト「王者」では2018年までに43機の衛星が打ち上げられ、全世界での測位が可能になった。

本来は2020年までに計画の完了が予定されていたが、大きく前倒しされて実現されることになった。中国としては、米国のGPSに頼る必要がなくなるわけで、米中経済摩擦関係していると思われる。」という。

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