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韓国軍、日本に対抗して垂直離着陸機を搭載する軽空母建造へ

2019年07月23日 11時38分39秒 | 日記

朝鮮日報によると「 韓国軍、日本の軽空母保有の動きに対応して垂直離着陸機を搭載する軽空母建造へ」という。

F35Bステルス戦闘機10機を搭載、3万トン級で、日本のヘリ搭載護衛艦(DDH)の「いずも」型2隻を、2023年までにF35Bステルス戦闘機およそ10機を搭載する軽空母へ転換する計画で、そのいずもと韓国が計画するであろう軽空母はほぼ同じ大きさ。たが、各国軍の計画は10年後と言うから、大部先の話。しかし、このままでは、日韓関係、政治での対立から、民間での対立に拡大するのは避けられないようになっている。文大統領の人気、低迷気味であったが、対日強硬路線を取り始めてから人気が上昇している。無い性がうまく行かないときは外交で国民の人気取りをするというのは古今東西、普遍の原則であろう。

ヘリ搭載護衛艦(DDH)の「いずも」

垂直離着陸(VTOL)型のF35Bステルス戦闘機

 

 韓国軍が、垂直離着陸(VTOL)型のF35Bステルス戦闘機およそ10機を搭載できる3万トン級の軽空母の建造を推進する。今回の決定は、このところ韓日関係が最悪へと向かう中、日本の軽空母保有の動きに対応しており、注目される。

 今月12日、韓国軍の朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀本部議長および陸海空軍の参謀総長、海兵隊司令官などが出席した合同参謀会議で、「大型輸送艦II」事業を長期需要として推進すると決定した。この事業は、VTOLl戦闘機を搭載できる事実上の軽空母推進事業だという。韓国政府の消息筋が22日に明らかにした。今回決定された「大型輸送艦II」事業は、排水量3万トン級以上の艦艇といわれている。これは、従来の「独島」および「馬羅島」(1万9000トン級)の1.5倍近い大きさだ。この消息筋は「国防中期計画に反映された後、およそ10年経てば艦が建造されるだろう」と伝えた。

 韓国海軍の既存の「独島」および「馬羅島」は、ヘリは離着艦できるもののVTOL戦闘機の運用には難がある。逆に「独島」級3番艦(別名『ペンニョン島』艦)となる「大型輸送艦II」事業の艦は、サイズもはるかに大きく、F35BのようなVTOL戦闘機を搭載する方向で計画されている。F35Bステルス戦闘機16機と海兵隊の兵力およそ3000人、上陸用装甲車20台を搭載できるように設計するという。

 また、新しい大型輸送艦の全長はおよそ250メートルで、日本が軽空母に改造しようとしている「いずも」型ヘリ空母よりやや大きい。日本は、ヘリ搭載護衛艦(DDH)の「いずも」型2隻を、2023年までにF35Bステルス戦闘機およそ10機を搭載する軽空母へ転換する計画だ。日本は、韓国に先駆けて軽空母を保有することになる。これまで韓国軍は、国防部の宋永武(ソン・ヨンム)前長官がまだ在職していた2017年末にF35B搭載大型輸送艦の建造研究に入り、昨年8月に防衛事業庁が「LPH(大型輸送艦)未来航空機(F35B)搭載運用のための改造・改装研究」という題目の外部委託研究の入札公告を出した。なお韓国軍の一角からは「大洋海軍を志向するのでないなら、軽空母をなぜ導入するのか分からない」という声が上がっている。


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