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無能呼ばわりされてツイッターで取引停止宣言!

2019年07月09日 11時50分48秒 | 日記

BBCによると、イギリスの駐米大使による無能呼ばわりで、トランプ大統領は、イギリスのダロック駐米大使とメイ首相を批判するツイートを投稿したとのこと。外国駐在大使が滞在国の首脳を無能呼ばわりしたのは、後を引きそうな感じがしているが、どうなるだろうか?

アメリカのドナルド・トランプ大統領は8日、イギリスのサー・キム・ダロック駐米大使(65)について、「米国内で好かれていないし、評判もよくない」と批判した上で、今後は「取り引き」はしないだろうと述べた。同大使が本国への極秘公電の中で、米政権を「無能」と酷評していたと報じられたことを受け、反発した格好だ。

トランプ大統領はこの日、ツイッターに、ダロック大使に対する痛烈なコメントを連続で投稿した。

また、先月7日に与党・保守党の党首を退任し、次期党首が決まるまで首相の職に留まっているイギリスのテリーザ・メイ首相に対しても食ってかかった。

「私は、イギリスやテリーザ・メイ首相のブレグジットへの対処方法について、ずっと非常に批判的な立場だ。首相や閣僚が生み出した混乱はメチャクチャだ。私は首相にどうすべきかを伝えたが、彼女は別の道を辿る決断を下した。私は、駐米大使のことは知らないが……」

「……彼はアメリカ国内で好かれていないし、評判もよくない。もはや我々は、同大使と取り引きはしないだろう。素晴らしいイギリスにとって朗報なのは、近々、新しい首相が誕生するということだ。先月、壮大な国賓訪問を徹底的に楽しんだが、その間、私が最も感銘を受けたのはエリザベス女王だった!」

英首相は大使を「信頼」

これに先立ち、メイ首相は、ダロック大使を「信頼」していると述べていた。一方で、大使の見解には同意していないともしていた。

メイ首相の報道官は、今回のリークは「完全に容認できない」とした上で、官邸がすでにホワイトハウスと連絡を取ったことを明かした。

「類を見ないほど機能不全」

英紙デイリー・メールが6日に報じたところによると、ダロック大使が2017年から現在まで英外務省へ書き送ったメールの中で、今のホワイトハウスは評判通り「内部対立と混沌(こんとん)」がひどく、「類を見ないほど機能不全に陥り」、トランプ大統領の下で「分裂している」、「米政権が今後(中略)今ほど外交的にぶざまで無能ではなくなるとは、あまり考えられない」と書いている。

英紙の報道を受け、トランプ大統領は翌7日、ニュージャージー州で記者団に対し、「我々は大使の大ファンではないし、彼はあまりイギリスの役に立っていない。だから、今回のことは理解できる。彼について話すことはできるが、そんなことにかまうつもりはない」と述べていた。

米国務省は、今回のトランプ大統領の発言についてコメントを避けた。

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