11月になろうというのに、直径2千Km、中心気圧925hpsという超大型台風が関東に上陸しようとしている。その理由をウエザーマップ社が開設していた。
それによると、海洋貯熱量が大きくなっているからだという。
日本近海の海面水温(10月20日,気象庁ホームページより)
上記は日本近海の海面水温の図(10月20日)です。沖縄の南では水温が29度もあり、平年と比べ1度から2度高くなっています。高気圧に覆われて、晴天が長く続いたことが原因です。 さらに、最近は台風の発達に海面水温だけでなく、海の中の水温が深く関係していることがわかってきました。
台風の強い風により、海水が大きくかき回され、海の中の冷たい水が湧き上がってきます。すると、これまで暖かかった海面は冷えてしまい、台風の発達にブレーキがかかります。台風は一般に海面水温が26度以下の海域に進むと発達が止まります。
でも、海の中まで水温が高ければ、多少かき回されても海面は冷えません。海面から水温が26度になる深さまでの熱量を「海洋貯熱量」といい、台風の強度予報に生かす研究が進められています。
実際、台風21号が北上している海域の水深50メートルの水温は28度くらい、10月といっても海では台風が発達しやすい条件がそろっているのです。
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