PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

ブラスロックの魅惑(BLOOD, SWEAT & TEARSに大感動!!)

2006-10-25 14:21:39 | 音楽

えーと・・・、
しばらくぶり、5日ぶりの更新になりますが、お返事は皆さまお帰りになる頃までにさせていただくとして・・、(お返事が大変遅れてしまっててごめんなさい。。gakuさま、ギタバさま、エヴァさま、遊び人さま、syさま、モスコさん、コメント、ありがとうございました・・お顔出しが大変遅れてしまってゴメンナサイ。。団長さまも、お約束事をまだ果たせていなくてゴメンナサイ。。

・・まずは余興で昨日の夜のお話から・・。

昨日の夜の蚊との格闘は壮絶だった・・。
吸ったもの返して!(by.どうぶつの森)って感じですが、なんでこんな寒くなってからも蚊が出るんだ!?
しかもなんでダンナさんではなく、私の血ばっかり吸うんだ!!!
あれですね・・。
蚊って汗のニオイを嗅ぎ付けて人間に群がるとか・・?
血液型によるという話も聞きますが、とくに(私もそうだけど)O型のヒトが刺されやすいとか・・。(でもダンナさんもO型だったな・・。)
あと、体温が高い人に群がるとか・・?
私は平熱が6度8分ほどあるみたいで、側に居ると暑く感じるほどだそうですが・・(^_^;)
・・とか、ブツブツ言っていたら、ダンナさんに「人間のはく二酸化炭素に群がるんだよ!」と一蹴されてしまいましたが・・汗

そんなことよりも、真夜中に起こされて悔しいからダンナさんに怒られながら蚊と格闘するわ、痒くて涙出るわ。。。

・・私の血と汗と涙を返してっ!!(爆)

・・・・・・・・・なんて前置きが長過ぎましたが・・・・。


先週末の日曜日、雨の中街に出ました
その時立ち寄ったタワーレコードで素敵な出会いが

うーーん・・!
このジャケに呼ばれちまいました・・!(冒頭の画像デス☆)
また運命の出会いっ!!
う~~~ん。。。
なんかいいニオイがしてきたんですよね・・(笑)
1920年代調であり、ロールシャッハテストのような蝶が鏡に映したように描かれている・・・。真ん中には“つがい”の孔雀が・・・。(うーーん・・、でもよく見るとどちらも雄のようだから、ゲイカップルな孔雀だったり。。)

バチッと目が合ってしまい、駆け寄ってCDの帯を見たら、そこに書かれている人脈はアル・クーパー、キャロル・キング、ロジャー・ニコルス・・。(めちゃくちゃ私好みっぽいっ!!)
しかも、リリースは私が生まれた年、1972年でした・・。(そういうことでも運命を感じてしまうことってありません・・?)
いいニオイの他に理屈も揃い、食費を削って(爆)即購入。

New BloodSweat & Tears BloodWounded Birdこのアイテムの詳細を見る


BLOOD, SWEAT&TEARS、邦訳すると、血と汗と涙・・ということですが、(んで、冒頭のオチに繋がる・・と・・。まわりくどっ!!)うん、聴けば納得ですな・・。
中身は汗臭いブラスロック。私がジャケで一目惚れするものって、なんでブラスロックが多いんだろう・・??
しかも、血と汗と涙なんて・・、まんま過ぎて(私っぽいよな・・と)それに気付いた時、飲んでた麦茶を噴き出してしまった・・(^_^;)

家に帰って聴いてみました・・・。

出だしからグオーーってくるのですが、“Down In The Flood”。これはボブ・ディランのカヴァー曲だそう・・。
メロウなブルースコードをハモニカ入りの層の厚いブラスセクションで語らせる。
(こんな感じに、突っ走らず、グルーヴ感を保ちながら音を合わせるって、メンバーの相当な熟練度&そうとう息が合ってないと出来ないことだよなぁ・・。)
うーーーん、出だし快調って感じですねっ!!
いい感じの序章!!

この後、とくに私の中にめり込んできた曲をご紹介すると・・・。

3曲目、“Alone”は哀愁と乾いた感じが入り交じったイメージの曲。
疾走→失速→疾走。バランスを崩すギリギリのところでこの曲は均衡を保っている。身が切れるような緊張感・・。それがこの曲の尋常ではないカッコ良さに繋がっている・・。
このアルバムでのVo.は初代Vo.であったデヴィッド・クレイトン・トーマスに次ぎ、2代目Vo.として抜擢された ジェリー・フィッシャー、洗練されたシャウトが耳に心地よいです・・。
ギターのロングプレイ、とってかわるトロンボーンソロで盛り上がりは頂点にまで跳ね上がります。

5曲目も大好き、“I Can't Move No Mountains”。邦題は〈君に微笑みを〉。
うぅっ。。これ、ヤバいって。。
私はこれを聴いて悶え死にしそうになった。。
これって哀愁死に・・?
あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!
これ、ほんとにいろんなヒトに聴いて欲しいデスっ!!!
いやぁっ!!この曲、完ぺきっ!!!◯△×□※・・・!!!(なんか、説明になってなくてゴメンナサイ。。今、聴きながら書いてるのですが。。)
とにかく悶え哀愁、狂い、哀しみ踊り狂い、泣き死にしたくなる感じっ!!!
ほんとヤバいって!!!
あぁぁぁぁ、今日も私はこの曲を何度も何度もラウンドして聴いてしまうんだ。。。
この楽曲を作ったのはアル・クーパー人脈であるマイケル・ゲイトリーと“ライオンは寝ている”をヒットさせたロバート・ジョンのソングライティングチーム。
死ぬ前に一度、バンドで演奏してみたくもなるな。。この曲・・。
ごめんなさい。。ちゃんとご説明すると・・。泣き叫ぶホーンセクション、この曲のリズムも絶妙な均衡の元に成り立つ。美しいコーラス。ぶれのないVo.はオーケストレイションの核になってこの曲の指揮をしっかりととる。なんじゃこの泣きメロ、死ぬわ。

6曲目“Over The Hill”にくると、少しリラックスムード。フリーハンドで息を抜いた雰囲気。それでもメンバーみんなハンパなく激ウマなので(楽器陣もVo.も)その激ウマ連中が手を抜いたこの感じ・・というのも綿密な脳内コンピューターが全員の脳内で働いているに違いないっ!!というよりも、全部運動神経に刻み込まれてるのかな・・?感覚機能にインプリンティングされている感じ・・??(・・では、パブロフの犬的な反射神経における脳内コンピューターが働いてるってことで・・・。)・・しかし、この曲、少しジョー・コッカーの“デルタ・レディ”に似てるな・・。

8曲目も大好き・・!“Snow Queen”こちらはゴフィン&キングの名人芸による楽曲。
エレピのソロパートが虚無的でメランコリックな雰囲気を作り出し、交互に前に出るホーン連中のソロがこの曲の物語性を壮大に演出。それはそれは長い長い物語だ・・・。

8曲目から繋がる形で最後9曲目、ハービー・ハンコックの楽曲のカヴァー、“Maiden Voyage”〈処女航海〉になだれこむ・・・。
ジェリー・フィッシャーのぶれることのない整ったスキャット。もうっ!!こりゃほんとめちゃくちゃ完璧な演出!!!完璧なアルバムではないですかっ???
パーフェクトな演奏・・、キリキリとした緊張感、息を止めて身じろぎもせず聴きたくなるような・・でもところどころで哀しすぎて刹那すぎて死んでしまいそうになります・・(T_T)
もう、倒れふしてしまいそう。。。


・・以前にもこういうことがあった。(ジャケ一目惚れのコト・・。)

22歳の時、お茶の水のディスクユニオンに立ち寄り、いいニオイのする(笑)CDを探す、その時買った他のCDは、NICOの“カメラオブスキュア”、テレヴィジョンのライヴ版“ブロウアップ”、そして、スモールフェイセスの“OGDENS' NUT GONE FLAKE”
そして、ちょうどこの間の日曜みたいな感じでバチッと目が合ったジャケがありました。
それが、このアルバム。

A Long Time Comin`The Electric FlagColumbiaこのアイテムの詳細を見る


エレクトリック・フラッグのA LONG TIME COMIN'
いわゆるジャケ惚れなのですが、まぁ・・、私のことだから、ど真ん中に写る、可愛らしいサイケ女子に魅かれたというのは間違いない(^_^;)

家に帰って来て、聴いてみて驚きました。
フェミニンなジャケに(まぁ・・、サイケ女子の後ろに薄~く男くっさい連中が見え隠れしてますが・笑)、似合わないマッチョな曲の数々・・・。
最初は違和感を感じた・・というのは正直なところですが、こりゃ、噛めば噛むほど味の出てくるおいらキャラのようなアルバムでして・・、私にとって・・。
3曲目“Over-Lovin'You”のヴォーカリストの炸裂シャウトなんて聴けば聴くほどツボにはまり、それだけでゴハン10杯は軽くいけます・・。・・ではなく、10回以上ラウンドして聴きます・・♪

これが、私とブラスロックとの出会いだったわけですが、うーーん・・・。
勘で選ぶとブラスロックに辿り着くという・・。
ブラスロックは私の中では一生かけて盛り上がりたい(探していきたい)ジャンルであります・・。


P.S.それともう一つ考えてたダジャレ(韻踏み)を入れるの、忘れてました・・。
Sweat(汗)→Sweet(甘い
似てるので、間違えやすいんですけど(私だけかも。。)・・、・・甘え過ぎました・・m(__)m
いろいろゴメンナサイ。。m(__)m(LULU、また引きこもるかも。。めちゃくちゃ恥ずかしいし。。

コメント (8)
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ロングロングケーキ(終わらないケーキ)

2006-06-05 04:08:00 | 
きちんと理屈で考えてみなさい。

きみが理屈どおりに考えていくには
どうしたらよいか考えてみよう。

まず自分の考えもすすめていくために
ひとつのすじみちをたどっていく。

1歩1歩すすめていく。

1歩すすみながら、
それがきちんと理にかなっているかどうか
たしかめること。

そうしてきみがもとめていたものに
たどりつけば
もうこっちのものだ。

理屈はひとつとはかぎらない。

どの方向に理屈をすすめていくべきか?
ともかく頭をまえにはたらかせなくちゃ。

もしまちがった方向にすすんでいったら
理屈そのものもまちがったところにいってしまう。

どっちの方向にもすすめていけなくなったら
きみの理屈そのものが
行きどまったということなんだ。

理屈から考えていけば
1個のチョコレートバーは
永遠になくならないって
いえるんだ。

そのために守るべきことはただひとつ
そのチョコレートバーをいっぺんに
食べてしまわないこと。

まず半分食べる。
残りの半分はとっておく。

次のときは一口かじって
残ってる分の半分だけ食べる。

そしてまた残りをとっておく。

そんなふうに食べるときは
いつでも半分だけ食べていくんだ。

この方法をつづけていれば
きみはぜんぶ食べてしまうことは
できないはずだ。

理屈から言えばそうなんだ。


(マリリン・バーンズ 左京久代 訳“子供のためのライフスタイル”より)
考える練習をしよう

晶文社

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「この理屈からいけば 人間がその寿命を終えたとしても その皿の上には極少のチョコレートバーは残ってることになる・・・」

「永遠のチョコレートバーか.......永遠か......」

「ぼくの永遠ってなんだろう」


(大島弓子 “ロングロングケーキ”より)
ロングロングケーキ

白泉社

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年末の大そうじ、そして忘年会

2005-12-30 22:28:00 | 心象風景
ダンナさまひとりで、忘年会に行きました。
ルルは、みなさんのブログを読む方が楽しいので、おうちに居ることに決めました!

ダンナさまのお友達たちと会うと、私の方が、分が悪いです・・・。
この前は、大貫憲章VS伊藤政則で、頭数のせいで私の方が負けた!(もちろん私が、パンク=大貫で、相手がメタル=伊藤)
言い負かされて(しかも、理屈は間違えてないのに、頭数で負けるなんて!!)くやしくて、口をきかずに帰宅しました。行きはラブラブだったのに・・。(自己主張するとケンカになるし、かと言って、何もしゃべらないでいるのもストレスがたまります・・・。でも男の人って、たいてい弱~い、おしとやか~な女の人が好きみたいね!この前ダンナさまの親友のヘル君が言ってた。)

最近は、ブログ上で音楽を共感しあえる方々に出会えて、ルルは孤独ではなくなりました!(もちろん大貫的音楽だけじゃありません。いろんなジャンルのこと・・・。音楽は、映画と同じで、一作品の中で、何か素晴らしいところはひとつだけでもあるはずです!(←淀川長治氏に啓蒙された・・。)あれがダサイとか、野暮だとか、かっこわるいとかいうのは、理解が足りてなーい!!!あと、センスないとか、頭悪そうとか←これは長所ではないか・・・!音楽も人間生活もまごころだよ~~!!泣)

あー・・・。ゴメンナサイ・・・。みなさまのご予想通り、ルルは酔っぱらっております・・・。ダンナさまは、9時から忘年会だったので、それまで、吉祥寺のジャズのかかるお店で、一杯ひっかけてきました・・!その後まだ時間があったので、ゲーセンで、ドラムバトル、ギターバトルをし、ダンナさまにボロボロに負けて、ダンナさまを駅まで送り、家に帰って来ました・・!

そうそう、今日の大そうじはダンナさまがほとんどひとりでやってくれました・・(うぅ・・ゴメンネ~。)網戸洗い、窓拭き、お風呂にカビキラー、換気扇洗い、収納庫整理などなど・・・。私は、普段通りのお掃除と、お茶入れ・・。

結局・・・、ダンナさま、どうもありがとう・・・。今日は飲み過ぎないようにね!飲み過ぎて帰って来たら、介抱しちゃうぞ~~~!

〈追記〉これから、ひとりパーティーしまーす!(ダンナさまが帰って来るまで・・・)みなさまのところを、いろいろみてまわっちゃうゾ~~~!!!(ビール片手)

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