ミュージカルコメディー トラブルショー

今日は北千住まで足を伸ばして、
１０１０シアターで上演されているミュージカル座の「トラブルショー」を観に行ってきました。
お昼公演の月組でした。

昨日笑いすぎたので、今日はどうなることか、
果たして面白く感じられるのか、正直ちょっと不安だったんですが
ふたを開けてみたらメチャメチャ面白かったです。

もぅ、ミュージカル座最高！

若手劇作家が新劇場のこけら落しのために新作を上演する
というストーリーで、それにまつわる色々なトラブルを描いています。


1幕は歌と踊りを多めに交えて、練習風景を見せていき
2幕は初日の幕が上がってからの舞台袖の様子を見せていく。

この2幕が秀逸で、舞台上が下手側舞台袖になり(文字にするとややこしいｗ)
上手袖を舞台に見立てて、1幕で練習を見せたナンバーが聞こえてきます。

ここでもトラブル続きで、早変わりの役者が逆の袖にはけてしまったり
役者が高熱で倒れたり、ワイヤレスが混戦して演歌が流れたり、
そもそもラストシーンが決まってなかったり。。。

2幕では舞台監督が格好イイ！
「幕が上がったら俺が頭(かしら)だ！」って台詞、惚れそうですよｗ


細かく書くとキリが無いので、特に面白かったシーンは
作家先生の悪夢のシーン、夢とは言え各人のキャラの壊れっぷりが弾けてて最高ｗ
作家、演出助手、作曲家の3人がオフィスで曲のイメージを確認するシーン、
ピアニカですかい！∑（￣□￣；）


ラストシーン、幕が降りた舞台袖で作家と演出家が歌うナンバー、
なんか感無量で泣けました。おかしいな、コメディを観に来たはずなのに。

スウィングボーイズを観たときも思いましたが、この劇団の公演は凄く質が高いです。

そのスウィングボーイズ、1月に再演が決まったみたいです。
観に行く！絶対観に行く！