茫庵

万書きつらね

2012年12月27日 - 誤魔化しの詩人たちへ

2012年12月27日 01時24分56秒 | 雑記、雑感


 安直な答えは不要だ。
 最初から諦めている者に用はない。
 自らが志遂げずとも、布石のひとつとなれればそれでいい。
 そこに気概の跡を残せるかどうかが重要だ。

 口語自由詩とは言うが、ただの欺瞞なのだ。
 標準語が作られてたかだか100年、如何程のものか。
 文語1300年を捨て去って、何が詩表現だというのか。
 創造力と創意工夫を放棄した者に、もはや詩を語る資格はないのだ。

 ああ、人生は余りにも短く、芸術の道は余りにも長い。
 あらん限りの努力と挑戦を尽くしてみても、
 生み出せる世界は所詮狭苦しい物でしかない。

 限られた時間を使い切る潔さにふさわしい、
 刹那だけ輝いては消えゆく火花のような
 芸術表現に巡り逢いたい。

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やはりちゃんとした基礎技術と詩学の上に作品を作らなきゃ嘘ってものです。
素人が趣味でやってるのとは違うんですから。
他のプロフェッショナルは皆専門的知識や技術に長けてるし、
厳しい訓練と競争に勝ち抜いてきているでしょ?
詩人だけ何もしなくていいわけがないじゃないですか。
日本の現代詩の源流は西欧の詩。
原語で読むのは当たり前。
最低でもひとつやふたつは原語で書けなきゃ詩人を名乗る資格はないですよね?