ブラジルって??

ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

聖週間

2008-03-21 01:17:14 | 習慣などなど

こんにちは。サンパウロは晴天です。

今週は聖週間です。
聖週間とは復活祭(イースター、ブラジルではパスコア)の前の1週間を指し、教会では毎日ミサが行われるようです。
特に今週金曜日は聖金曜日(受難日)と呼ばれ、キリストの受難と死を記念する日です。そして3日後の日曜日に復活したということから日曜日が復活祭となるわけです。
カーニバルの日もこの復活祭の日から逆算して定められます。

聖金曜日は休日になります。
そしてカトリックでは断食の日です。
ブラジルでは一般に断食ではなく肉を食べない日という位置づけのようです。
以前の記事にカーニバルから復活祭までは肉を食べないという決まりだけれど、肉好きなブラジル人は関係なく肉を食べるというようなことを書いたと思います。
ブラジルでは肉は食べるけれど、大騒ぎをしない期間とされているようです。
そして聖金曜日は肉は食べないので替わりに魚を食べるようです。
本来の決まりに比べて少しずつゆるくなっているところがブラジルらしい(笑)。

そんなわけで、聖金曜日を前にしてスーパーマーケットには大量の干しダラ(バカリャウ)が並んでいます。
ブラジルではタラは高級魚です。
干して保存がきくようにされたタラを戻して料理に使うのです。
肉は食べないけれど、魚を食べる。食べるからには美味しいものという考えなのでしょう。かえって普段の日より贅沢するようです。
全然受難日じゃありませんね(笑)。

受難日なのはシュハスカリアです。
さすがにシュハスコは頂けませんから(笑)。



日本から届くもの

2008-03-20 03:53:20 | 日常生活

こんにちは。サンパウロは晴天です。

毎月1回日本から届くものがあります。
それは雑誌です。
会社の職員組合が週刊誌2冊と希望する雑誌を1冊送ってくれます。
私は…ゴルフダイジェスト(笑)。

こちらでは日本の雑誌や書籍は東洋人街で売ってはいるものの古くて高いのが現状です。
種類も少ないので、なかなか思うような雑誌が手に入りません。
まぁインターネットがありますから、それほど雑誌が必要では無いのですが…。
例えば街角情報誌などを見ても行ける訳ではありませんし、ファッション関係誌も品物が買えるわけではありませんから(笑)。

ちなみに新聞は日本経済新聞がほぼ1日遅れで届きます。
これはアメリカ版を空輸しているらしいのです。
おかげで「私の履歴書」もちゃんと読むことができます(笑)。

秋の風

2008-03-19 00:54:39 | 日常生活

こんにちは。サンパウロは久しぶりの晴天です。

このところ雨が続き晴れ間を見たのは久しぶりです。
雨が降ると気温も下がります。
特に夜は冷え込みます。
1日の中に四季があると言われるサンパウロの気候ですが、今日あたりはそんな感じでしょうか。
朝起きた時は涼しく、陽が出ると暑く、夕方にはまた涼しく、そして夜は寒く。
これから暫くは過ごしやすい日々が続くと思います。

出張

2008-03-18 01:42:28 | 旅行などなど

こんにちは。サンパウロは雨です。

先週末にクリチバに出張しました。
こちらに来てから飛行機での出張は初めてです。
朝6時に家を出て、車でコンゴーニャス空港に向かいました。
ブラジルの航空券はEチケット化されているので、チェックインも機械で行います。
チケット番号を入力すれば発券されますが、本人かどうかの照合が別途必要となります。
発券されたチケットを持って専用カウンターで身分証明書を提示すると、チケットに判子が押され、ゲートを通過できるようになります。

最近は少し飛行機の発着も安定してきたようで、時間通り出発し8時半にはクリチバ空港に到着です。
タクシーで市内に向かい用事を済ませて空港に戻ったのは夕方でした。


出発時間まで1時間以上あったので、空港内のバールでビールを飲みながら一休みです。
日本でもそうですが、飛行機での出張はこの瞬間が最高です(笑)。

このクリチバ空港では以前イグアス旅行の際に飛行機が遅れて数時間待たされたことがあります。
今思えば懐かしいです(笑)。

さて、飛行機は30分ほど遅れて出発しました。
コンゴーニャス空港は雨でした。
以前の事故を思い出させますが、最近空港滑走路の滑り止め工事が行われ、大雨でない限りは発着できるようになったとか。
町の真ん中に降り立つので、夜景はきれいですが…。
無事に戻れて何よりです(笑)。

たまには出張もいいもんです。

車の運転事情22(オート・エスコーラ)

2008-03-15 08:37:38 | 

こんにちは。サンパウロは曇りです。

日本や他国の運転免許を持ってブラジルに来る人は別として、ブラジルで車の運転免許を一から取得する場合はオート・エスコーラ(自動車教習所)に行く必要があるようです。
これは日本と同様ですね。
ただ違うのは教習所は自前のコースを持っていませんから、最初から路上教習となるようです(笑)。
隣に教官が乗っているとはいえ、ずぶの素人が運転しているかと思うと怖いですね(笑)。


日本では教習所内を20時間近く乗ってから試験を受け、仮免許を取らないと路上に出られないのに、ブラジルは1時間目から路上です。
しかも最低15時間乗れば卒業可だそうです。
もっとも下手な人はもっと乗らされるのでしょうが(笑)。
その後適性検査や試験場での試験を経て晴れて免許取得となるわけですが、そこはブラジル(笑)。
オート・エスコーラもいい加減なところがあり、お金次第で車に乗らなくても卒業したことにしてしまうということが随分あったようです。
しかも免許発行システムに侵入し、不正取得が横行するようになったようです。

さすがに警察も気がつき、オート・エスコーラを始め、外部の委託機関を調査することにしたようです。
目が見えなくても免許が交付されてたようですから(笑)。