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ブラジルに赴任することになったサラリーマンによるお気楽ブログ

創立40周年記念カンポリンポ祭

2007-09-24 23:26:10 | 日本人学校

こんにちは。サンパウロは雨が降り出しました。

先週の土曜日(22日)にサンパウロ日本人学校創立40周年記念カンポリンポ祭が行われました。
日本の学校でも学芸会や文化祭が行われますが、こちらでも日本人学校の所在地(カンポリンポ)にちなんだ名前で行われる学芸会です。

今年のテーマは「MATSURI」、スローガンは「光の翼で扉へ向かえ、鍵はぼくらの手の中に!!」というものでした。
おそらく生徒会で考えたものだと思いますが、なかなか立派なものです。
パンフレットにはこのスローガンに併せたイメージキャラクターまで載せてあります。これも生徒・児童が考案したキャラクターのようです。

今年は午前の部と午後の部の2部構成で行われ、午前は体育館での発表、午後は場所を屋外に移してのお祭りが行われました。
今日は午前の部について紹介します。


最初に創立40周年記念式典が行われ、サンパウロ総領事館や学校教育会、PTAからの来賓挨拶がありました。
校歌斉唱と共に、ブラジルと日本の国歌斉唱という外国の学校らしい場面もありました。

式典に続いてカンポリンポ祭の始まりです。
最初は中学部。
「語り継ぐ」という題名で、サンパウロ日本人学校の歴史をスライドと解説、そして所々に寸劇を交えてわかり易く説明するものです。

最初は小さな教室から始まり、ブラジルの学校を間借りしていた時期のイザコザの話や、空港近くに移り、日本人だけの学校が出来たのは良いけど飛行機の騒音で授業にならなかったり、生徒が急増して教室や校庭の狭さが問題になり、ようやく今のカンポリンポに移った事などが紹介されました。

次は小学部1・2年生による郡読「まつりだ!アパレシーダ!」です。
リズムに合わせて足踏みをしながら一生懸命台詞を言っています。

続いて小学部3・4年生、「アルコ・イリス」という劇と技の組合せ(?)演技です。
妖精(?)と人間との出会い、最初は敵対していましたが同じリズムを奏でることによりわかり合うという物語に、一輪車や縄跳びなどの技を加えて見せ場を作っていました。

次が小学部5・6年生による劇、「サ日校移民伝説」です。
サ日校(サンパウロ日本人学校)に通う子供が、移民時代にタイムスリップして移民の人達の苦労を体験するというお話です。
移民の人達がどんなことで苦労していたかをわかり易く伝えていました。

午前の部最後は全校サンバ「Parabens 40 anos!]です。

お揃いのTシャツを着て、楽器を演奏しサンバを歌います。
ポルトガル語で何曲も歌っていました。
いつの間にこんなにポルトガル語の歌を覚えたのだろうと感心しました。
親は一曲も知らないのに(笑)。
歌の中には日本人学校オリジナルのサンバもあるそうです。

午前の部はこれで終わりです。
出し物はそれぞれ趣向を凝らしてあり、楽しんでいるうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。
続きます。


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