Enchanted Serendipity

Love generously, praise loudly, live fully.

受け持ち

2007-08-30 | *pink diary*
明日が最終日だというのに、昨日から新しいレジデント2年目のドクターがチームに加わり(しかも、超イケメン・笑)、回診担当のAttendingのドクターが変わって(1ヶ月ごとに交代)、えーっ!!って感じです。



この3週間で一番忙しく、すでにコンサル患者リストは15人くらいで(先週までは多くて8人くらい)、チームは5人から3人に減ってしまったという事態なので、大忙しです。
朝は3人のフォローアップで、あのスペイン語のおばあちゃんとカタコトのスペイン語で話したりして、かっこう快適にすごしてたら、午後はとんでもなかった。。。



また精神科にコンサル><


ひたすら精神科コンサル。
もはや、精神科のドクターとも顔なじみで、ドクターからわざわざご挨拶してくれます。
しかも、もっとDMの人がいて…って話を持ちかけてくるけど、いやいや、そんな血糖値が100後半くらいでコンサル頼まないで。こっちが死んじゃうから。うちのFellowが大変だから。300超えたらお声をかけてください笑。
精神科病棟はいつでも何でも食べていいってことになってるから、食事コントロールは不可能に近い。だって、そんなの気にしてくれない人がほとんどだし。


結局、Follow Upも私がやった。もちろんco-signしてもらうけど。
精神科に入り浸りです笑。


患者さんもいろいろで、質問の答えが聞くたびに違っていたり、ムシしてきたり、質問を理解できない人もいて。。。


でも、精神科のナースってホント大変そう。私も今日、患者さんにムダに絡まれ、ナースに助けてもらった><

一人立ち

2007-08-28 | *pink diary*
今週から、MSⅣの2人もいなくなり、誰か新しい学生がくると思いきや、私一人。
今まで、何人か患者さんをみてきたけど、日本のようにいつもドクターか医学部最終学年のどちらかががバックについてくれてるので、安心してました。


でも、状況は一転。外来にて。
「今日、忙しいの。患者さん多くて。この人新患だから、KANAが診て。で、Attendingのとこには誰かと一緒にと行って。問診できくことわかってるでしょ?大丈夫ね?」
「・・・はい。」
「はい、じゃこれ」とカルテ類を渡された。
マージー??たぶん大丈夫だけど、マージー?
たぶん断っても嫌な顔されなかったと思う。でも、ホントに忙しそうにしてるドクターたちを前に「自信ありません」なんていえなかったし、何よりもやってみたいと思った。


患者さんは41歳男性。ヒスパニックだった。
HIV+、タバコもお酒もドラッグも。マリワナを週5日にち。
あーアメリカの法律知りたい。そう持った。どこまでlegalなの?
9ヶ月ほどで10キロ体重減少。甲状腺機能低下症のための薬を飲んでる。でも病院には5年いってない。
一番の不安の種の薬の話になった。言われてもスペルわからないのよ・・・って思ってたら、無意識のうちに患者さんにスペルを聞いていた!患者さん、気にした風もなく、教えてくれて、あーなんだ聞いてしまえばいいのかって思った。
それから、診察を一通りして、Attendingのとこに行こうと呼びに行ったら忙しいから一人でいって大丈夫って言われて、Attendingにさっとプレゼンして、解決法を聞いて、結果、薬の飲みすぎってことで終わり。処方だけ書いてもらうお願いをして、診察終了!
しっかし、よくしゃべる患者さんで話をだいぶ聞いていたと思う。でもあれくらい、訴えてくれるとありがたいなって思いました。



と、安心したものつかの間で次は「コンサル行ける?」と。
はい?一瞬迷ったけど、「やります」と答えている自分にビックリした。
75歳おばあちゃん。カルテをさっと見てちょっと嫌な予感がして、話を聞きに行くと予感的中。英語が通じない。
困り果てて、スペイン語話せそうな顔のナースに声をかけ、通訳を頼んだ。
しかし、ちょっと意識のハッキリしないおばあちゃんで自分の飲んでる薬の名前も覚えてないという始末。話はだいたいきけたし、診察もできたけど。
PCでデータをチェックして、というか、PCでのデータチェックも見よう見真似。
回診でプレゼンして、無事終了。
あまりの英語の通じなさにスペイン語で「英語わかりますか?」と簡単な単語DMとかインスリンとか注射とか覚えました。スペイン語なんて数字と挨拶しかわからないので、今後のために勉強しなきゃって思いました。




さて、コンサルは普通に任してもらえるようになりました。
暇な日はドクターと一緒に行くけど、忙しい日は分業。普通に半分まわってきて、2人の日も。病棟をきいたら、両方精神科。
日本で精神科をまわってないので、わかりませんが、アグレッシブな人が多いので、超超超初心者の私には不安でいっぱいです。しかも情報によるとインスリンを拒んでるとのこと。あー話してくれるのかなぁ。



まったく話してくれるどころか、狸寝入りされ、もうオイ!みたいな感じでした。男性は薬によるコントロールがされてたので、よかったですが。。。



とまぁ、毎日こんな感じで、コンサルにいって、コンサルシート書いて、夕方回診で先生にプレゼンしてって感じで。



こんなにやらせてもらえてるのに、先生は「面倒見れなくてごめんね。手伝ってくれて本当に助かっている。ありがとう。」
って言ってくれます。




5年になって実習がはじまって、楽しいって思ったことなんてなかった。
今は、めちゃめちゃ楽しい。


Social History

2007-08-24 | *pink diary*
昨日の外来は3人みたけど、全員ほとんど英語しゃべれない。スペイン語…


ちなみに、ここにはLanguage Hotlineというのがあり、スピーカーフォンで通訳をしてもらうのです。聞き取りにくい感は否めません。


日本で経験したことないことばかり経験させてもらってます。



最近、不思議なのは意外と飲酒歴のない人が多いこと。過去にまったく飲んだことないって人がホントに多い。ドラッグやってても飲んでない(偏見です、すいません)。でもなんでなんだろ?


飲酒率は日本より実は少ないんじゃないかな?
まー多民族国家だし。イスラムやヒンズーは飲酒NGだし、キリスト教も節酒を勧めてるし、やっぱ宗教的なことなのかも。一応、調べたら、『中国、米国、英国、日本の40 ~ 59 歳の男女を対象にした調査では、日本人男性の飲酒率、飲酒量はダントツの1 位』だそうなので、やっぱ、病院で感じたことは間違いではないみたいですね。


医療をするにあたって、知識とか技術だけじゃなくて、社会背景というのはやっぱり重要だなって思いました。

大事なこと

2007-08-23 | *pink diary*
昨日、Infection Control LectureとFIT testingというのがあり、きちんと医療供給者として自分の身を守ることを学びました。というか当たり前のことなんだけど、わざわざ講義して、ビデオみせて、マスクの装着まできっちり練習させるという徹底っぷりはさすがだと思いました。



HIV+、TB、Hepがゴロゴロいる病院では当たり前のことなのです。



実習がはじまったとき、日本の病院の第一声は“身だしなみ”でした。
髪の毛は黒、爪は短く、ピアスはダメ、髪は結ぶ。意外と髪とかピアスとか大丈夫そうだけど、看護師だんたちの身だしなみ注意みたいなポスターみると、看護師だって医師だって、医学生だって同じことだと思って、ピアスとかする気になれない。日本の常識なのか素足に靴はないっぽいし。
清潔感は大事だと思うけど。


一方、アメリカの病院の第一声は“リスクマネジメント”です。そういえば初日に、医療者の心得みたいな分厚い文書呼んで、簡単なテストされた。患者さんへの対応法、火災への対応法、自分に針刺し事故があったときの対応法とか。



医療itselfの違いもさることながら、意識の違いも実感してます。



身だしなみを気にしないアメリカ人だけど、たぶん見た目の問題じゃないっておもってるんだと思う。見た目だけを患者さんに優しくしたって意味ないし。対応のしかたとか接し方をみてると、アメリカのドクターの方が優しく見えてしまう。
ときには患者さんとのケンカとまではいかないけど、激しいやりとりにはビックリするけど。


どっちがいいとか、悪いとかじゃなくて、たぶん国民性の問題なのかもとも思う。
何を持って安心感を得るかが違うのだよね。。。きっと。



ワンピ+バレーフラットに白衣って、ラクちんだけど 笑

ladies' chat

2007-08-22 | *pink diary*
私がいつもいるのはFellows' Roomという医局の一室だ。医局にはattendingのドクターや秘書さんのofficeなどがある。



医局には4人のFellowと1人のVisiting Residentと3人のMSがいる。
なんと男女比、1:3。
だから自然とladies' chatになっている笑。
ちなみに、未婚-既婚比も1:3。結婚してないのは私ともう一人の学生だけ。



女性率が高いせいか、いつも笑い声に絶えない空間である。



昨日の午後は学生の1人がこの6月に結婚したのでその写真を見せてもらった。
アメリカの結婚式かわいい~てかステキすぎる☆
彼女のドレス姿もかわいいし、Bride Maidsとかいてホントかわいいし、全てが全体的にすてき!!私もアメリカ的な結婚式をしたい。派手じゃなくても、あったくて一生の思い出になるような、結婚式憧れます。



今朝は大流行のCROCSの話。
Fellowの息子くんが欲しいらしくて、30分間ずっとその話。
何色がいいとか、どの形がいいとか…みんなでHP見すぎでしょ笑。今日はresidentがお休みの日だったので、唯一の男性Fellowが「朝の9:15から靴のサイトをみてるなんて、なんて忙しいdepartmentなんだぁ~」って笑。ある意味お気楽です。


そして極めつけはお昼。今日は薬局さんがランチを持ってきてくれる日。すごい気さくな営業lady。
婚約指輪のダイヤの話から、婚約指輪のための保険の話。ひたすらダイヤと婚約指輪。そこまで…アメリカ人の婚約指輪は結婚指輪とセットみたいでいつも左の薬指に両方つけていて、キラキラしてます。



そんなくだらない話の合間に、あの患者さんはどうか?とかという話も混ざります。
いやぁ、楽しい職場?学びの場です。



今までは同年代の人との交流しかなかったけど、大人の世界もおもしろいものです。あと1週間半でどんな話が聞けるのかな。

as it used to be....

2007-08-20 | *pink diary*
私は小3から電車通学している。
“通学=ママの運転する車 or school bus”だった私にとって、1人で定期券を持って電車通学をするということはかなりcoolな出来事だった。
でも、私は小中高10年間の半分以上、daddyと一緒に電車に乗っていた。



それが当たり前だったのだ。



パパが単身赴任するようになってからは電車にdaddyがいなくなった。
たまに、日本に出張しにきたとき一緒なくらいだ。



そんなdaddyと一緒の電車通学(通勤?通院?)が今、再び…



田園都市線ではなく、Rsd Lineであることが不思議でならないし、パパが先に降りるのも不思議だけど、なんか懐かしい。

自由だ・・・

2007-08-17 | *pink diary*
アメリカってやっぱ自由です。



身だしなみが日本と違います。



まず、ナースはscrubのまま地下鉄に乗って、職場に来ます。ドクターも職場にきたままの服装に白衣を羽織ります。まぁここは日本と同じかな?でもケーシーとかに着替えない。てか白衣着ないドクターもいるし。要はキッチリ仕事をすればOKな模様。




ナースとか普通に爪長いどころか、つけ爪だし、ドクターもマニュキアしてるし、髪はおろしてるし、アクセサリーも問題なし。むしろ男性ドクターもピアスしてる。何だってありなのだ。




最低の暗黙のDress Codeはあるよ。さすがにビーサンやデニムの人いないもん。



でも全体的に自由を感じます。



ナースステーションでがっつりお菓子食べてるドクターいるし。



大事なのは中身ってことだよね。



しかし、自由だ・・・笑

bilingual

2007-08-16 | *pink diary*
外来(Clininc)での出来事。



Fellow1年目の先生がテキサスから来てる医学部4年生の学生に「あなたを待ってたのよー通訳して」てという。テキサス出身の彼女は唯一のうちのチームのアメリカ人。彼女は何語の訳をするのだろ??



スペイン語だった。



その前日は入院してるおばあちゃんとうちのチームの先生がロシア語でベラベラ話していた。



ものすんごいインターナショナルだ。



ちなみにスペイン語しか離せないPt.が多いらしく、普段はLanguage Lineに電話してスピーカーフォンで通訳をするらしい。ちなみに1分$3。高すぎるとドクターたちが言っていた。確かに。




ちなみに、うちのチームは今ものすごい国際色豊かだ。Fellow以上のえらい先生はよくわかんないけど。




ロシア人2人、インド人2人、ルーマニア人1人、フィリピンジン1人、アメリカ人1人、日本人1人という状態で、みんな間違いなくバイリンガルである。




言葉の重要性を知る。とくにヨーロッパ方面の言語はフラ語を少々程度の私はスペ語をかたことでも話せたらいいのにと思った。もちろんフラ語も。





Pt.の主張

2007-08-15 | *pink diary*
病院実習がはじまって2日。
システムの違いより何よりもまず印象的だったが、患者さんだ。



自己主張がはっきりしている。はっきりしすぎてる。



78歳、甲状腺腫のおばあちゃん。
薬をintakeして、直後にvomitしてしまった。
「今までこんなことなかったわ。あなた達の処方は間違ってる。今まではきちんとごはんを食べれたのに、今では水を飲んでももどしてしまうのよ。もう私は退院して、前の医師に診てもらうわ。」
「処方を変えてみましょう。薬が強すぎたのかもしれませんから。」
「処方を変えても同じよ。この病院にきて、今までにない状態になったのだから。」
「でも、違う処置を・・・」
「それで絶対によくなるとでも?私は現実の話をしていて、あなたは可能性の話しかしていないわ。ifではないの。退院するわ。」
「でも状態がもう少し安定してからでないと退院させられません。」
「退院するかしないかは私の問題よ。私がしたいと言って、書類にサインすれば退院はできるの。」
「あなたは医学的アドバイスを無視するのですね。」
「そういうことになるわね。」

おばあちゃんは明日退院します。




10歳から1型糖尿病を患っている34歳男性。
「食事をものすごく減らしている。普段の半分どころかそれ以下だ。それなのに血糖値が下がらないのはそっちが間違っているからじゃないのか?」
「いいですか。炭水化物は野菜にだって卵にだって含まれるし、もちろんジュースにも含まれるんです。どれだけ食べたかという量の問題ではなくて、どれだけ炭水化物を摂取したかが大事なのです。」
「でも、今朝もハッシュポテトを半分にオムレツを4分の1しか食べていない。」
「で、何を飲んだの?」
「コーヒー」
「ミルク入り?」
「そう、ミルク入り。とにかく僕はちゃんと食事を制限している。なのに血糖値が下がらないのはおかしいじゃないか。もう退院するのに・・・」
「じゃ、外来の摂食教育専門の看護師にちゃんと指導を受けてくださいね。」
「・・・あぁ。」

彼は薬のコンプライアンスも悪いのです。




41歳、自殺未遂を繰り返し精神科病棟にいる糖尿病の女性。
「話をお伺いしてもいいでしょうか?」
「あんたたち、1日に何回来れば気が済むのよ?さっきたくさん話したわ。」
「でも、状態をしっかり把握しておかなければ治療はできないのです。」
「1日中話をしていなければいけないわけ?ふざけんな!」
「わかりました、また明日来ます。」
彼女がしばらくしてでてきた。
「お話していただく気になりましたか?」
「んなわけないでしょ。何回言わせんだよ!」
「そうですか、ではご希望通り明日にしましょう。」
「bitch!んだよ、エラソーに。中華料理なんてクソ喰らえ!」(チーフの先生はchinese系)

明日、またうかがいます。



日本ではありえない、患者と医師の会話。日本だと未だに「先生のおっしゃるとおりに」的な雰囲気が否めない。


きっと3週間でもっともっと大きなgapを身をもって体験するだろう。楽しみだ。

白い自転車

2007-08-14 | *pink diary*
街を歩いていたら、思わずかわいい!と思ってこの自転車のオブジェの写真をとりました。




なんか予感がして、その自転車の後ろにまわったら、そこにはこう書いてありました。



BRANDIE BAILEY
21 YEARS OLD
KILLED BY TRUCK
MAY 8, 2005
REST IN PEACE



彼女が乗っていた自転車なのでしょう。



何か熱いものがおみあげてきた。



それが何かは分からない。



亡くなった現場にこんなのあり?って思うかもしれない。でもこうして注目する人がいることで注意が喚起されるならばいいのではないかと思う。彼女の死を無駄にしないためにも。




彼女は天国で白い自転車を気持ちよくこいでることだろう・・・




Rest in peace...

夜の観光

2007-08-14 | *pink diary*
GA後も少しだけLondonを観光しました。



そこでまさかのハプニング?が・・・



友人と2人で友人の大学のOBの先生のお話を聞きに行ったんだけど、なんとそこで気がつけば1リットル近くのビールを飲むハメに。
UKならではのPUBに行けたのはとっても嬉しかったんだけど、先生が強い強い。
そのペースで飲んでたら、先生とお別れするころには私の顔はほてっていました。




もう1人の友人との待ち合わせに行くのも恥ずかしく、ホントに人前でしかも海外でこんなに酔ったことはないので、もうどーしよーもなかった。
酔い仲間がいたことをいいことに、テンションがむちゃくちゃ高いまま、9時から夜の観光が始まったのでした。まーそこまで酔えるってことは友人に対して壁がないってことで◎ってことで。



小さい段差に足を頻繁にひっかけながら、バッキンガム宮殿へ。暗くて写真はちゃんととれなかったけど、キレイな宮殿でした。

酔った勢いなのか、塔みたいなとこに登ってしまったり、水のない噴水に入ってしまったり…



その後真っ暗なウェストミンスター寺院にいって、ビックベンの前でもう1人の友人に合流し、ロンドンアイの前の芝生で寝そべってまったりして、ゆっくりな時間を過ごしました。




それから、同じ宿の3人は12時過ぎにもかかわらず、ライトアップされているタワーブリッジに行きました。
でも、そのライトアップが本当にキレイで行ったかいがホントにありました☆




1人じゃできない夜の観光も友人と一緒なら安全だし楽しかったです。
そうないっしょ?



お酒×夜×London×大好きな友人




これが揃ってできた観光でした。

found the place - 世界総会 GA報告 private ver.

2007-08-13 | mind
私は家の外に出ると常に気を張っている。


だから友人との共同生活とかホントにフラストレーションがたまる。というか生き抜きできないので、すんごい疲れる。今まで、合宿とか相当キツかったし、今年の北総の寮生活も自分の部屋から出れないどころか、部屋で倒れてしまった。。。う~む。


こんなんなので、今回のGA@UK参加はママの不安の種となった。私本人はI-Jの仲間と一緒だから大丈夫って信じてたけど。


でもそんなママの不安は幸運にも裏切られた。


自分でもビックリなくらいnaturalでいられた。



シャワーもトイレも完備のconfyな自室にいるのはシャワーの時か着替える時が寝る時だけ。あとはずっと共同スペースは友人の部屋にいた。

人前では満足に酔っ払えない性質なのに、酔ってフラフラしてた。

おっちょこちょいっぷりも大発揮で、壁に頭をぶつけるわ、階段から落ちるわ、気が抜ける状態がそこにはあった。



このGAで大好きだった友人がますますかけがえのない存在となった。

そこに私の居場所があった。


必要とされ、頼りにされ、時にはちゃんと守ってくれる。

本当に心地が良かった。



私にとって、自分がnaturalにいられる場所を家族以外に見つけたということは、私にとってものすごい大きな進歩。

そういう意味でも、このGAの6日間は忘れがたいものになった。笑いの耐えない6日間をありがと☆

世界の医学生大集合 - 世界総会 GA報告 public ver.

2007-08-12 | *pink diary*
4日から10日までIFMSA(国際医学生連盟)の、General Assembly(世界総会)に参加するため、UKのCanterburyに滞在していました。

さて、GAとは?10月にあるNGA(日本総会)の世界versionです。
plenary(本会議)や、SCO(委員会)session、training session、Theme(今回のテーマはAccess to Essential Medicine)event、Regional meetingなどかなり盛りだくさんです。
たったの6日間なのに、予定がつまりすぎていて、充実しすぎたというか寝る時間もあまりなかった6日間でした。
参加国は90を超え、参加者も1000人弱。よくこんなにも医学生が世界から集まったものだなって感じです。


まず、私が参加したsessionはSCOMEという医学教育に関する委員会のものでした。
この委員会はまだ日本では立ち上がっていません。私もほとんどの知識がないままとびこんでみました。
ヨーロッパ中心に組み立てられたsessionだという感は否めませんでしたが、私の世界は広がりました。私はアメリカしか知らなかったし、アメリカしか自分の視野に入れていなかったからです。というのは、私もアメリカ人と同じにアメリカが世界の基準だと思っている部分もあったと思います。そういう意味で、歴史のあるヨーロッパでヨーロッパの医学生を含め世界の医学生と議論したことは本当に有意義だったと思います。

sessionの中でregionalについて考えようというテーマがありました。日本はAsia-Pasificに分類されます。地域別に物事を捉えることの利点…話は環境に共通したことがあるから問題点をshareできるということにfocusされていましたが、その時、日本って特殊だなって感じました。島国ってこともあるし、Asia-Pasificの中ではかなり進んだ国だし。もっと日本のこと勉強しなきゃって、久しぶりに思いました。

メインイベント?の本会議は日に日に終了時間が遅くなっていって、朝の4時まで続いたこともありました。
各国の雰囲気はなんとなくそこで感じた気がします。政治的発言をするアメリカ、自己主張の強い中東系、控えめなアジア、ヨーロッパは全体的に静かめだった気がする・・・UKとフランスを除いては。
Chairがすごいしっかりしていて、NGAで2回議長団を経験した身としては、本会議を運営する人たちの視点でも見れたので、良かったです。

theme eventもすべてがタメになりました。というか自分の勉強不足を目の前につきつけられたというのは事実です。
必須医薬品なんて日本では議論の対象になるようなテーマじゃないし、医療だけの問題じゃない。政治、製薬会社、お金・・・いろいろなものが絡んできます。
幸い、このテーマに詳しい友人がいたので、色々教えてくれて、ありがたかったです。ホント、知識って大事だし、自分からどんどんアグレッシブに勉強しないとって痛感しました。


日本が世界にアピールできた場面もありました☆
現presidentが本部のofficialsに決定したり、日本のprojectをプレゼンする機会もありました。
ACTIONという3カ国にまたがってる災害医療を考えるprojectに、日本ならではの広島summer school project、そしてちょっとだけお手伝いできたAfrica village project in Zambia。
audienceの反応も良くて、日本もどんどん世界に羽ばたいていけると思いました☆


今回のGAでの感じたことは世界(特に欧米)の学生と日本の学生のgood pointとbad pointでした。

まず、世界のpowerとactionとcreativityは圧巻でした。まだまだ日本は引っ込み思案だなって思いました。あと、発言力ね。言語の壁なんか感じないし、英語が母国語じゃなかろーが、とくとまくし立ててました。日本人にとって言語の壁はまだまだ厚いのかもしれません。
でも今回、日本人のいいところもたくさん発見しました。punctualだし、マジメです。マジメってのはseriousってより、ちゃんとしてるってこと。あと思慮深い。これは本当に+な要素だと思いました。というか自信にすべきことです。絶対に!
ある意味では欧米人はかなりいい加減です。
これは欧米人だからなのか学生だからなのかは分からないけど、エコを唱えながらゴミはテキトーにポイ捨て、禁煙を唱えながら歩きタバにポイ捨て、周りの迷惑も考えずに夜中に外で大声で歌うとか、ドラッグを医学生の集会に持ってきてしまうとか・・・小さいことをコツコツの部分が欠けてるということを強く感じました。


あとはハード面の問題もいくつか。これは仕方なかったことなのかもしれないけど、会議が朝の4時になってしまうとか、火災報知機が4度もなるとか、停電になるとか、ハプニングは避けられなかったものなのかな?これは学生の甘さからくることなのかも。学生だからってこうして、社会貢献をしたいって思って参加してるんだからそういう意識はあって欲しいなって思いました。う~ん。でもあまりのハプニングの多さに運営委員が逆にかわいそうになってしまったけど。


全体的に海外の医学生との交流の時間があまりもてなかったことも、日本人同士でも語る時間がなかったことが残念だったけど、これは遊びでも文化交流会でもなく、各国が国を代表して参加している世界総会の本質を考慮するとそこは我慢するしかないのかもしれません。あくまで、話し合いの場だし。


5年生にもかかわらず、IFMSAと本格的に関わり始めたのが遅い私は初GA参加。
参加者として推してくれたI-JのEBに感謝しています。本当にいい機会を与えてもらいました。


この6日間で吸収したことを無駄にしないで、周りにも還元していきたいと思うし、自分の役にも立てたいと思う。


私の世界はまたちょっと広がった。

London - Paris

2007-08-03 | *pink diary*
GAでCanterburyに行くまでの2日間、一人で2都市フラフラしてみました☆

London
初UK!ということで、街を歩いて見た。まず、夜のミュージカルのチケットを買いにtktsへ。どこにいてもお世話になってます。。。それから、afternoon teaをしに、FOTONUM&MAISONへ。一人のteaはメチャクチャ寂しいけど、おいしい紅茶に大満足でした。それから、SOHOあたりをフラフラしてたら、いきなり声をかけられ、何かと思いきや、私のバックの写真を撮りたいとのこと。それに加え、私とも写真を撮りたいと・・・すごいな、あの話題のエコバックの影響。私はアメリカでたまたま手に入っただけなのに。。。街を歩いてると、Londonが舞台の小説で出てきた、お店とか見つけてちょっとワクワクした。人ごみの中を歩いてみて、いざ初westend鑑賞♪
その感想はまたいつか・・・


Paris
EurostarでPARISへ☆たった6時間しかいられないけど…Paris楽しい。おいしい。フランス語をしゃべれるようになりたい。たった6時間だったから、行きたいとこに全部行けたわけじゃないけど、ピンクのスイーツたちに元気をもらった気がします。もっともっといたかった…あ、どーしても欲しいものがあって、それはまだ本店の店頭にも並んでないもので、奥からわざわざ出してもらってゲットしました!大満足。
ほんの数時間だったけど、やっぱり魅力的な街でした♪

coming home

2007-08-01 | *pink diary*
日曜日:
ママがたくさんかわいいものを買っておいてくれました☆ということで、久しぶりに買い物欲に火がつき、大雨の中、久しぶりにおしゃれをして街へ。
楽しすぎるでしょ~。


SALEのラストと並んで、秋物もたくさんあってかわいすぎました。


しかも、GOODMANの店員さんに来ていたワンピを褒められうれしい。


んで、夜は待ちに待った映画♪
HAIRSPRAYはMUSICALへの思い入れがものすごく強いので、感動!BRAVO!とまでは私はいかなかったけど、よくできていたと思う。
映画なりのエンターテイメントっぷりをたっぷりと楽しめる作品なのは間違いありません。



月曜日:
午前中にSOHOに赴き、午後はNJへ。予定つめすぎ。でも仕方なし。


ここのアパートのドアマンとかコンシェルジェの人には本当にかわいがってもらってて、ママが行った時点で夏休みなのになんでKANAはこないのか?ってみんなが聞いてきてたらしい。案の定、仲のよい、コンシェルジェの兄弟やドアマンたちに“よくぞ帰ってきた!”といわれ、おしゃべりをする。無口な一軒気難しそうなおじさんコンシェルジェまで手を振ってくれる。私が日本の医学部に行ってることを知ってるので、いつもなんでこっちで勉強しないの?って聞かれるけど。いまさらできないっす。あと1年半したら・・・って感じです。HEY miss doctor i have A Pain in my neckって言われてからかってきたり、ホント楽しい。


みんな、きさくで楽しいから大好きなのです。 


火曜日:
さすがに、体も疲れてるのに時差を押して遊んでたから起きれず…午後から活動ってことで、白百合の後輩とイーストビレッジへ。フラフラした後、も一人の白百合の後輩と待ち合わせて途中でみつけたCHOCOLATE BARへ。マジうまい。なんかやっぱゆりっこっていいなって思いました。
今年末の同窓会NYCに行こうっと!



夜はI-Jの先輩とミュージカルのはずがチケットがなくて、ごはん。でもたくさんお話できたからよかった。何気にちゃんとお話するのは始めて。前の前の理事をやってた方で、ひそかに共通点が多いかもと思って、前々からお話できる機会があったらいいなって思ってたの。メールで何回かやりとりしてて、NYCに留学されることを知って、会わなければと思って時間を作ってもらいました。将来のこととか、帰国の悩みとか、I-Jものこととか、歌のこととかいろいろ話して、将来一緒に歌えたらいいなって思いました。マジ、イベント実現させたい!



UKに行くまでの3日間、ホントにいっぱいいっぱいのスケジュールだったけど、UKから帰ってきて、すぐに病院なので、こんくらいしかたないのです。
やっぱ、日本もお家だけどここもお家だなって思います。
明日からのUK実はちと不安です。色々な意味で。何事もなく無事に終わりますように・・・