Enchanted Serendipity

Love generously, praise loudly, live fully.

大事なこと

2007-08-23 | *pink diary*
昨日、Infection Control LectureとFIT testingというのがあり、きちんと医療供給者として自分の身を守ることを学びました。というか当たり前のことなんだけど、わざわざ講義して、ビデオみせて、マスクの装着まできっちり練習させるという徹底っぷりはさすがだと思いました。



HIV+、TB、Hepがゴロゴロいる病院では当たり前のことなのです。



実習がはじまったとき、日本の病院の第一声は“身だしなみ”でした。
髪の毛は黒、爪は短く、ピアスはダメ、髪は結ぶ。意外と髪とかピアスとか大丈夫そうだけど、看護師だんたちの身だしなみ注意みたいなポスターみると、看護師だって医師だって、医学生だって同じことだと思って、ピアスとかする気になれない。日本の常識なのか素足に靴はないっぽいし。
清潔感は大事だと思うけど。


一方、アメリカの病院の第一声は“リスクマネジメント”です。そういえば初日に、医療者の心得みたいな分厚い文書呼んで、簡単なテストされた。患者さんへの対応法、火災への対応法、自分に針刺し事故があったときの対応法とか。



医療itselfの違いもさることながら、意識の違いも実感してます。



身だしなみを気にしないアメリカ人だけど、たぶん見た目の問題じゃないっておもってるんだと思う。見た目だけを患者さんに優しくしたって意味ないし。対応のしかたとか接し方をみてると、アメリカのドクターの方が優しく見えてしまう。
ときには患者さんとのケンカとまではいかないけど、激しいやりとりにはビックリするけど。


どっちがいいとか、悪いとかじゃなくて、たぶん国民性の問題なのかもとも思う。
何を持って安心感を得るかが違うのだよね。。。きっと。



ワンピ+バレーフラットに白衣って、ラクちんだけど 笑

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