一泊二日の京都旅行、楽しかったです。
京都、変わってるようで、でも、あんまり変わっていませんでした。
もちろん変わっていないようで変わってるところは変わっていて、右も左もわかるようでわからない。
だから、各々で腹ごしらえをして待ち合わせをしようってことになった土曜日のお昼、新幹線を降りて「伊勢丹の上に"みみう"ってうどんやがあって、そこ有名だから行ってみたら」って友達のアドバイスにも「伊勢丹どこ~!?( ̄◇ ̄;)」状態で、とにかく体が覚えているポルタに直行した私、おばんざい料理のお店でランチを頼んだところで友達から電話がかかってきました。
「伊勢丹どこだっけ?いわゆる京都駅って、どっちだっけか?」
って間抜けに問う私に「とにかく地上出たらわかるし」って。
その後、地上に出た瞬間に、凍っていた記憶が溶けるとともに、漸く全ての謎が解けました。
懐かしの京都駅、そして京都タワー。
*私がいた頃には無かった伊勢丹が混乱の原因だったのかも
「ガメラ2」で粉々にされちゃってたあたりのカフェでお茶した後、地下鉄で四条烏丸へ出て、その日宿泊する東横インへ。
チェックインは出来ませんでしたが、事務手続きを済ませ、荷物を預けて友達と落ち合い、いざ壬生寺へ。

結構拾いお寺でした。
右手の阿弥陀堂の入り口から土産物コーナーを抜け、100円を入れて、隊士のお墓があるこぢんまりとした壬生塚へ。
近藤勇の銅像の左脇に、芹沢鴨と平山五郎の墓と並んでいるのが新見さんのお墓。

新見錦というのは仮の名で、本当は田中伊織さんとおっしゃるそうです。
右から二番目にお名前が刻まれています。
そして近藤局長。

近藤さんの像の右手には絵馬がかけられていて、その多くが剣道部の少年少女で、「大会で優勝しますように」とか、「剣の腕が上達しますように」という内容が多かったんですが、ごく希に「こんなの近藤さんに頼んでもしゃーないやろう」って内容のがあって、「私も慢性すい炎が治りますようにって書いちゃおうか」なんて軽口を叩きつつ何かが書かれた碑の元へ。

「あヽ、新撰組」
100円で曲が流れる仕組みになっていて、我々がその場を離れたあとで誰かが100円を入れていたようですが、残念ながらお初。
「新撰組の旗はゆく」なら耳にこびりついているんですが。

お土産コーナーで土方歳三のシックな携帯ストラップを購入して上機嫌になった私は、壬生寺を出ると、八木邸、つまり新撰組の屯所跡地にも立ち寄りました。

入場料1000円。
友達と「折角だから寄ってく?」って事で、あんまり考えずに入場券を買って入ったんですが、「もしかしてここ、あの八木邸!?」って、入ってから気づいた私って相当お間抜けですね。
今更言わなくてもわかってるって?
八木邸は「輪違屋糸里」の原作を読みながら想像していたお屋敷より遙かに天井は低かったし、狭い印象があったけど、結構想像通りな感じでびっくりしました。
そして芹沢、新見、平山、平間、野口らが寝起きしていた部屋でガイドのオジサンのお話を聞き、芹沢が絶命したという隣室へ移動すると、芹沢が蹴躓いた文机や刀傷の残る鴨居を見たり。
最初は「え、千円!?高い~!」って思った入場料でしたけど、入って良かった。
そして、その半券を持って八木邸の入り口にある和菓子屋さんの鶴屋さんに入ると「屯所餅」っていう美味しいお餅に冷たいお抹茶を頂けるという、結果的にとってもリーズナブルな構成です。
新撰組関連のおみやげ物や新撰組に絡めた和菓子がずらりと並び、でも、決して観光地的な安っぽい雰囲気でもなく、なかなか楽しい空間です。
そしてその中に飾られていたのは、栗塚さんの色紙。

やっぱ男前だわぁ。(* ̄▽ ̄*)
「栗塚さんの写真、撮ってもいいですか?」ってお店のご主人に尋ねたら、感じの良いご主人、「どうぞどうぞ」とおっしゃりながら「栗塚さん、時たまお寄りになるんですよ」って教えてくれました。
時代劇の撮影の帰りとかにフラリといらっしゃるんだとか。
いろんな和菓子がどれもとっても美味しそうで、新撰組ファンに限らず、オススメの和菓子屋さんです。

ご主人とお話ししてるうちに、いきなり豪雨。
やらずの雨ってやつですかね。
30分は降り続いたかな。
土砂降りもいいとこでした。
私の友達は雨女で相当実績があるようで、私も貴重な体験をさせてもらいました。(笑)
「屯所餅」と共に、ここでも「新撰組局中法度」手ぬぐいをゲットした私は、更に上機嫌で京都の夜の街に消えたのでした。
と言っても、先斗町で和食を食べ、昔友達と共にバイトしていたカフェバーに顔を出し、次に友達の友人が経営しているショットバーに一緒に行って、それぞれソフトドリンク飲んでた私。
飲める人が羨ましい。(--)
そして翌日、友達と別れた私は念願のにしんそばを食べに行きました。
6年半も住んでいたのに、にしんそば、未体験だったんです。
どうせなら有名処でいただかなきゃねってことで、向かったのはこちら。

四条川端の松葉さんはいかにも老舗の佇まい。
席に着くなり「にしんそばください」。
で、出てきたのがこちら。

にしん、ちょっとしか見えてないでしょ?
1,100円って、ちょっと高い?って思いながら食べ始めてビックリ。
実は、にしん君の大半が蕎麦の下に埋まってました。
いわゆる"身欠きニシン"なわけで、半身入ってるから、当然ですがデカいっす。
でも一人だったし食べるの早い私がお店にいた時間は10分強ぐらいだったんじゃないでしょうか。
もうちょっとマッタリしろよって感じですね。
お腹も満たされたことだし、あとはメインイベントである、友達主催のバレエの発表会を見に行くだけ~♪って思って、ホテルに預けた荷物を取りに行こうと歩きながら、発表会の案内を見て愕然。
なんと、予定の時間を二時間も早く思い違いしていました。
どこでどうやって時間を潰せばいいんだよ。( ̄□ ̄;)
なんだかんだで歩きまわって疲れちゃってるし、おみやげ物はこれでもかって程何度も新京極や錦を歩いて物色した後だし、途方にくれつつも再び新京極と錦市場を歩いてたんだけど、再び四条烏丸近くまで戻って来た時、見つけましたよ良い場所を!
大丸さんの裏にある、スーパーリラックス!

こちらの建物の5階。

60分で5,400円と、ちょっとお安い値段設定ってのもいいですし、きれいなお店で印象もグー。
でも、この手のはどんな人が施術してくれるかで満足度は第一印象と180度変わる可能性もあるから油断出来ません。
でも、相当お疲れだし、時間は潰さなきゃいけないし、迷わず「60分でお願いします」って言っちゃいました。
結果的には大満足。
ベッドの寝心地もすんごいよくて、担当してくれた女の人も今まで経験した中で5本の指に入るかもってぐらい上手で、途中ヨダレ流しながら昇天しかけてしまいました。
滅多に来ることが出来ない私ですが、お近くの方並びに、京都に行かれる用事がある方、四条烏丸の大丸さんの、ほんとに真裏にありますので、是非。
軽い体で発表会会場に向かった私は、友人が始めたバレエ教室の第一回発表会を鑑賞しました。
とりわけ子供好きってわけでは無い私ですらフニャフニャに腰が砕けそうになったぐらい激しく可愛いチビッコから、普通に上手い若いひと、まだ始めたばかりで体全体がガチガチのひと、将来が楽しみな、筋が良さそうで笑顔が可愛くてプロポーションの良い小学生、肉体年齢は誰が見ても「お婆さん」な方まで、皆さん懸命に、楽しそうに踊っていて、胸が熱くなりましたよ。
「私も頑張らなきゃ」って、得るものが一杯でした。
見終わった私は友達を楽屋に訪ねてほんの少し言葉を交わし、速攻で京都駅へ。
スムースにキップを買い、八つ橋を買い、お弁当を買い、新幹線に飛び乗ったのは6時35分頃。
計算では9時半過ぎには家に帰り着ける!
・・・と思った私に、またもやらずの雨が。(T-T)

20時45分に品川に着くはずの新幹線が、岐阜の大雨の為に東京駅が満杯になっちゃって、走るに走れず、足止めを食っちゃったんですね。
のぞみなのに三島で、そして小田原で停車を余儀なくされ、結局品川に着いたのは22時15分。
↑キップの刻印に気づいて、改札を通る前に思わず写真に収めました。
家に帰り着いたのは、23時を回ってました。( ̄ω ̄)
そんなわけで、ダラダラと脈絡のない旅日記を長々とすみません。
今後は年に一度は京都に遊びに行こうかなと思っている私です。
・・・って言っておいて、有言不実行な私。←2010年6月現在
京都、変わってるようで、でも、あんまり変わっていませんでした。
もちろん変わっていないようで変わってるところは変わっていて、右も左もわかるようでわからない。
だから、各々で腹ごしらえをして待ち合わせをしようってことになった土曜日のお昼、新幹線を降りて「伊勢丹の上に"みみう"ってうどんやがあって、そこ有名だから行ってみたら」って友達のアドバイスにも「伊勢丹どこ~!?( ̄◇ ̄;)」状態で、とにかく体が覚えているポルタに直行した私、おばんざい料理のお店でランチを頼んだところで友達から電話がかかってきました。
「伊勢丹どこだっけ?いわゆる京都駅って、どっちだっけか?」
って間抜けに問う私に「とにかく地上出たらわかるし」って。
その後、地上に出た瞬間に、凍っていた記憶が溶けるとともに、漸く全ての謎が解けました。
懐かしの京都駅、そして京都タワー。
*私がいた頃には無かった伊勢丹が混乱の原因だったのかも
「ガメラ2」で粉々にされちゃってたあたりのカフェでお茶した後、地下鉄で四条烏丸へ出て、その日宿泊する東横インへ。
チェックインは出来ませんでしたが、事務手続きを済ませ、荷物を預けて友達と落ち合い、いざ壬生寺へ。

結構拾いお寺でした。
右手の阿弥陀堂の入り口から土産物コーナーを抜け、100円を入れて、隊士のお墓があるこぢんまりとした壬生塚へ。
近藤勇の銅像の左脇に、芹沢鴨と平山五郎の墓と並んでいるのが新見さんのお墓。

新見錦というのは仮の名で、本当は田中伊織さんとおっしゃるそうです。
右から二番目にお名前が刻まれています。
そして近藤局長。

近藤さんの像の右手には絵馬がかけられていて、その多くが剣道部の少年少女で、「大会で優勝しますように」とか、「剣の腕が上達しますように」という内容が多かったんですが、ごく希に「こんなの近藤さんに頼んでもしゃーないやろう」って内容のがあって、「私も慢性すい炎が治りますようにって書いちゃおうか」なんて軽口を叩きつつ何かが書かれた碑の元へ。

「あヽ、新撰組」
100円で曲が流れる仕組みになっていて、我々がその場を離れたあとで誰かが100円を入れていたようですが、残念ながらお初。
「新撰組の旗はゆく」なら耳にこびりついているんですが。

お土産コーナーで土方歳三のシックな携帯ストラップを購入して上機嫌になった私は、壬生寺を出ると、八木邸、つまり新撰組の屯所跡地にも立ち寄りました。

入場料1000円。
友達と「折角だから寄ってく?」って事で、あんまり考えずに入場券を買って入ったんですが、「もしかしてここ、あの八木邸!?」って、入ってから気づいた私って相当お間抜けですね。
今更言わなくてもわかってるって?
八木邸は「輪違屋糸里」の原作を読みながら想像していたお屋敷より遙かに天井は低かったし、狭い印象があったけど、結構想像通りな感じでびっくりしました。
そして芹沢、新見、平山、平間、野口らが寝起きしていた部屋でガイドのオジサンのお話を聞き、芹沢が絶命したという隣室へ移動すると、芹沢が蹴躓いた文机や刀傷の残る鴨居を見たり。
最初は「え、千円!?高い~!」って思った入場料でしたけど、入って良かった。
そして、その半券を持って八木邸の入り口にある和菓子屋さんの鶴屋さんに入ると「屯所餅」っていう美味しいお餅に冷たいお抹茶を頂けるという、結果的にとってもリーズナブルな構成です。
新撰組関連のおみやげ物や新撰組に絡めた和菓子がずらりと並び、でも、決して観光地的な安っぽい雰囲気でもなく、なかなか楽しい空間です。
そしてその中に飾られていたのは、栗塚さんの色紙。

やっぱ男前だわぁ。(* ̄▽ ̄*)
「栗塚さんの写真、撮ってもいいですか?」ってお店のご主人に尋ねたら、感じの良いご主人、「どうぞどうぞ」とおっしゃりながら「栗塚さん、時たまお寄りになるんですよ」って教えてくれました。
時代劇の撮影の帰りとかにフラリといらっしゃるんだとか。
いろんな和菓子がどれもとっても美味しそうで、新撰組ファンに限らず、オススメの和菓子屋さんです。

ご主人とお話ししてるうちに、いきなり豪雨。
やらずの雨ってやつですかね。
30分は降り続いたかな。
土砂降りもいいとこでした。
私の友達は雨女で相当実績があるようで、私も貴重な体験をさせてもらいました。(笑)
「屯所餅」と共に、ここでも「新撰組局中法度」手ぬぐいをゲットした私は、更に上機嫌で京都の夜の街に消えたのでした。
と言っても、先斗町で和食を食べ、昔友達と共にバイトしていたカフェバーに顔を出し、次に友達の友人が経営しているショットバーに一緒に行って、それぞれソフトドリンク飲んでた私。
飲める人が羨ましい。(--)
そして翌日、友達と別れた私は念願のにしんそばを食べに行きました。
6年半も住んでいたのに、にしんそば、未体験だったんです。
どうせなら有名処でいただかなきゃねってことで、向かったのはこちら。

四条川端の松葉さんはいかにも老舗の佇まい。
席に着くなり「にしんそばください」。
で、出てきたのがこちら。

にしん、ちょっとしか見えてないでしょ?
1,100円って、ちょっと高い?って思いながら食べ始めてビックリ。
実は、にしん君の大半が蕎麦の下に埋まってました。
いわゆる"身欠きニシン"なわけで、半身入ってるから、当然ですがデカいっす。
でも一人だったし食べるの早い私がお店にいた時間は10分強ぐらいだったんじゃないでしょうか。
もうちょっとマッタリしろよって感じですね。
お腹も満たされたことだし、あとはメインイベントである、友達主催のバレエの発表会を見に行くだけ~♪って思って、ホテルに預けた荷物を取りに行こうと歩きながら、発表会の案内を見て愕然。
なんと、予定の時間を二時間も早く思い違いしていました。
どこでどうやって時間を潰せばいいんだよ。( ̄□ ̄;)
なんだかんだで歩きまわって疲れちゃってるし、おみやげ物はこれでもかって程何度も新京極や錦を歩いて物色した後だし、途方にくれつつも再び新京極と錦市場を歩いてたんだけど、再び四条烏丸近くまで戻って来た時、見つけましたよ良い場所を!
大丸さんの裏にある、スーパーリラックス!

こちらの建物の5階。

60分で5,400円と、ちょっとお安い値段設定ってのもいいですし、きれいなお店で印象もグー。
でも、この手のはどんな人が施術してくれるかで満足度は第一印象と180度変わる可能性もあるから油断出来ません。
でも、相当お疲れだし、時間は潰さなきゃいけないし、迷わず「60分でお願いします」って言っちゃいました。
結果的には大満足。
ベッドの寝心地もすんごいよくて、担当してくれた女の人も今まで経験した中で5本の指に入るかもってぐらい上手で、途中ヨダレ流しながら昇天しかけてしまいました。
滅多に来ることが出来ない私ですが、お近くの方並びに、京都に行かれる用事がある方、四条烏丸の大丸さんの、ほんとに真裏にありますので、是非。
軽い体で発表会会場に向かった私は、友人が始めたバレエ教室の第一回発表会を鑑賞しました。
とりわけ子供好きってわけでは無い私ですらフニャフニャに腰が砕けそうになったぐらい激しく可愛いチビッコから、普通に上手い若いひと、まだ始めたばかりで体全体がガチガチのひと、将来が楽しみな、筋が良さそうで笑顔が可愛くてプロポーションの良い小学生、肉体年齢は誰が見ても「お婆さん」な方まで、皆さん懸命に、楽しそうに踊っていて、胸が熱くなりましたよ。
「私も頑張らなきゃ」って、得るものが一杯でした。
見終わった私は友達を楽屋に訪ねてほんの少し言葉を交わし、速攻で京都駅へ。
スムースにキップを買い、八つ橋を買い、お弁当を買い、新幹線に飛び乗ったのは6時35分頃。
計算では9時半過ぎには家に帰り着ける!
・・・と思った私に、またもやらずの雨が。(T-T)

20時45分に品川に着くはずの新幹線が、岐阜の大雨の為に東京駅が満杯になっちゃって、走るに走れず、足止めを食っちゃったんですね。
のぞみなのに三島で、そして小田原で停車を余儀なくされ、結局品川に着いたのは22時15分。
↑キップの刻印に気づいて、改札を通る前に思わず写真に収めました。
家に帰り着いたのは、23時を回ってました。( ̄ω ̄)
そんなわけで、ダラダラと脈絡のない旅日記を長々とすみません。
今後は年に一度は京都に遊びに行こうかなと思っている私です。
・・・って言っておいて、有言不実行な私。←2010年6月現在