Pink * Satin * Pointe * Shoes

なんとなく、すきなこと

はじめてのパリ

2020-03-28 10:28:32 | 旅のこと
新型コロナウイルスが猛威を振るう3月も終盤の今日、外出自粛要請も出たことだし、おニューのPCにも慣れてきたし、今頃?って感じもしますが、なんだかんだで4カ月経ってしまったパリ旅行のことを忘れないうちに、思い出したことをつらつらと、覚書的に書くことにします。

2019年11月7日、職場から一旦家に帰り、シャワーを浴びて荷物を持って羽田空港へ。
荷物は機内持込可サイズのスーツケースと、nordaceのリュック(インスタの広告からの衝動買いだったけど案外正解でした)。
STWという旅行会社のおひとり様プランで、金曜日の午後に着いて月曜日のお昼過ぎに帰途に就くという弾丸ツアー。
現地滞在時間は短いのに、帰りのドーハでは真夜中に7時間ものトランジットが待っているという罰ゲーム付き。
日本時間的には木曜日の夜の便で日本を発って、火曜日のうちに何とか帰宅という強行軍です。
普通の土日に有給休暇を金・月・火の三日間つけました。

カタール航空は結構快適でした。
食事も良かったし。
ドーハの空港は広大でキレイ。



帰りのトランジットが昼間だったら無料の市内観光が可能だったらしいけど、真夜中ではベンチでウトウトするしかなく、ハマド国際空港の記憶はというと、広大でキレイという以外は「水が高い!しかも不味いエビアンしか売ってない(に見えた)じゃん!」ぐらいになりかけた明け方、食欲無いけど何か食べとかないと・・・とフラフラしているときに見つけたデルモンテのサンドイッチバーがね、オアシスになったよ。




サンドイッチがとっても口に合ったので、ヘタクソな英語で「フェイスブックで友達に紹介しますね」って言ったら「ハッピーカスタマー」とかってテーマで何か(何かはよくわからなかった)に載せたいから写真撮っていい?って言われてスタッフさんたちと写真に写ってしまった。
その写真が世界のどこかに存在すると考えたら恥ずかしいな。
お兄さんのスマホで早々に削除されていることを祈るのみ。
ま、私を知る人が目にする可能性は限りなくゼロに近いのでどうでもいいけど。

パリでのホテルはcadet駅近くのプチホテルTouring。
朝食が評判で、日本のホテルの朝食バイキングと比べたら豪華とは言えないけど、十分満足。
特にモチモチなガレットが嬉しかったな。



部屋は狭かったけど、小ぎれいで、お湯も問題なく出たし、まあ、納得。
ビックリしたのはエレベーター。
狭いのと乗り込んで上がって降りる工程が何もかもカルチャーショック。



最後の晩の真夜中に突然ブレーカーが落ちて真っ暗闇になったのには驚いたし、それを告げにフロントに行ったときの兄さんの塩対応にも目が点になったけど、そこはそれ、日本と同じ対応なわけがなく、パリに来た実感としてニヤニヤしながら記憶に刻みましたよ。

滞在はあっという間。
エッフェル塔も凱旋門もシャンゼリゼ通りもモンマルトルもノートルダムもルーブル美術館もオルセー美術館も「行ったことがある地」になったし、セーヌ川クルーズも経験できたし、もう、思い残すことなし。
映画でも見たことがないようなゴツい銃で武装した兵士が街を歩いてるのを見かけたり、地下鉄で不正乗車してないかを取り締まる警察官たちに遭遇したり、ずっと欲しかったラグビーフランス代表デザインのブルゾンをサンジェルマンデプレのLe coq sportifまで出かけてって無事ゲットできたし、



何も問題なく乗りまくっていた地下鉄で空腹と疲れで隙オーラ発散してた時にまんまとスリ集団のカモになってしまった(後述)けど、結構評判よさげな店で憧れだったJambon Beurreは買えたし、



Cadet駅近くのマクドで日本には導入されていない巨大化したスマホみたいなツールで注文する体験もできたし、



そうそう、シャンゼリゼ通りでめちゃくちゃ小さな声でだけど「オーシャンゼリゼ」を歌うこともできたよ。

というわけで、そのカモになった顛末を。
金曜日の夕方から土曜日の夜までに観光地をいろいろ巡り、日曜日の午前中はオルセー美術館をたっぷり回ってもはや思い残すことはほぼなくなった午後、友達が勧めてくれていた自然史博物館へ行くことにしたんですが、これが駅から遠くて。
問題なく到着したものの、ロンドンのそれと比べてまあつまらないこと。
小動物から象やキリンなどの大型動物までを大行進しているかのような配置で迫力がすごいってことで楽しみにしていたんだけど、それほどでもなく。
そしてその「目玉」以外はほぼひたすら剥製の展示、のみ。(そもそも目玉も剥製だけど)
せっかくだから一応一通り回ってみたんだけど、すっかり草臥れてしまいました。
ロンドンの自然史博物館と比べた私がバカでした。(涙)

で、もう行きたいところは特にないけど、とりあえずシャンゼリゼのモノプリで可愛いと評判のエコバッグを土産に買うかとコンコルドで降りシャンゼリゼ通りを延々歩いてモノプリに到着したものの、その時に売られていたエコバッグは聞いていた可愛い柄物ではなく超シンプルなやつ。
出鼻をくじかれた状態で、かなり長い時間あれでもないこれでもないとお土産品コーナーをぐるぐる。
その時点でもう4時は過ぎてたかな。
土産物を買って凱旋門まで歩きながら街を歩く人々を見回すと、表参道の光景と大して変わらなくて、なんかもうパリお腹いっぱいって感じになっていて。
そんなわけで、たぶん、見る人が見たらネギ背負ってたんだろうね。
「もう日本に帰りたい(涙)」と思いながら地下鉄に乗っていたら、とある駅で若い女の子3人が乗ってきて、一人が私に英語で話しかけてきた。
どこそこに行きたいけど、どこで乗り換えればいいかと。
客観的に考えたらもう、笑っちゃうぐらい明らかな「手法」なんだけど、気が付いた時には次の駅で、話しかけてきた子が「これ、あなたの財布?」って、床に落ちていたかのように私の財布を目の前に出してきて、私がポカンとしている間に、いなくなった。
もうね、手品だよあれ。
街ブラ用に持っていたお財布にはクレジットカード1枚と10ユーロ札が6枚入っていたんだけど、なぜか抜かれていたのは30ユーロだけ。
たぶん、知り合いがB品セールで持ち帰った品を安くで分けてもらったはいいけど使いづらくてほぼ使っていなかったCath Kidstonのお財布のおかげ。
人目をはばかりながら急いで開けた財布の中で目についたのが10ユーロ3枚だけだったんだと思う。
そして現金狙いなチンピラさんだったのが不幸中の幸い。
財布ごと持っていかれていたらカードのこともあるし泣きながら日本に帰るしかなかったんだろうけどね。
カードはその後追跡してたけど不正利用の痕跡は何も出てこないので、ほんとに現金を抜いただけみたい。
被害額が30ユーロっていうのがね、むしろ「地下鉄スリ体験オプショナルツアー」を買ったと思えばお手頃価格かしらと。

そして出し惜しみしていた、この旅最大の収穫の話につながるわけですが。

行きの飛行機、ドーハまでは私は通路側、左に若い女性が二人。
最初は特に会話することもなく、トイレの時に席を立ってあげたりしたときに会釈したぐらい。
着陸も近くなってきた頃にようやく「どこから?」「どちらへ?」ということをそれぞれに話し始め、一人はカタールで働いていて、日本に一時帰国した帰りで、もう一人はトルコに住む友人のところへ遊びに行く途中だということがわかりました。
意気投合したけれど、皆行先は別。
写真を撮りあうことも名前を告げることもなく、「じゃあ、お元気で」とお別れしました。

そしてドーハからパリへの便は日本発のと比べて割と空いていて、三人掛けの通路側に私(割増料金払って、全部通路側を指定していました)、空席を一つ置いて窓側に座ったのは日本人女子。
間に気を遣うような人が座っていたら全く交わることはなかったんだろうと思うけど、手に「地球の歩き方 パリ」を持ってるのを見るや、話しかけることに。
これも、ドーハまでの便で出会った二人との「折角ならもっと早くお話ししていればよかったな」という経験があったおかげだと思う。

聞けば、同じSTWのツアーで、宿泊先も同じTouring。
彼女のほうが一泊多いのと、帰りのトランジットが罰ゲームじゃない以外は私とほぼ一緒でした。
じゃあ、一緒に行こう!ってことになり、チェックインも一緒に済ませ、折角だからとその日のうちにエッフェル塔へ向かいました。
パリに特段の憧れがあったわけじゃなかったけど、エッフェル塔にだけはずっと行きたかったから。
でも、一人旅だったからエッフェル塔をバックに記念写真を撮るのにも見知らぬ人に頼まなきゃいけないし、きっと満足いく写真なんて撮れないんだろうなとあきらめていたんですが、想像していた以上の写真を残すことができ、しかも「近くまで行こう」と歩みを進めていくと、メリーゴーランドが出ていて、旅の恥は掻き捨てとばかりに乗ることに。
お互いにエッフェル塔がいい感じで背景に入るようにキャッキャ言いながら狙いあっていた姿は観光客丸出しだったことでしょう。
パリ大好きで何度となく行っている同僚に動画を見せたら散々「ウケるー!」と笑われたけど、後悔なんてしてないよ。
だってめちゃくちゃ楽しかったんだもん。
メリーゴーランドを降り、途中セーヌ川のほとりまで行ってみたけど、あの「巴里のアメリカ人」のOur love is here to stayの場面そのままの情景に超感動。



そこでも写真を撮ってもらい、エッフェル塔のまさに足元まで行きました。
完全な一人旅だったらどんなエッフェル塔の思い出ができ得ただろうと考えると、彼女に引き合わせてくれたカミサマに感謝する以外ありません。
彼女には彼女の旅の目的があったので日中は別行動だったけど、偶々なれど朝食は三度ともホテルの食堂で一緒に取り、夜はホテルで報告会という感じで、まさに一人旅と女子旅のいいとこどり。
出会ったばかりだし母娘ぐらいの年の差があるのに、長い付き合いの友達みたいに一緒にいるのがとても自然に感じられた不思議。
ああ、引き合わされるべくして引き合わされたんだなあと。
基本無宗教な私ですが、こんな時は「カミサマはいる」とか「前世からのつながり」とかあると思う。ほんと。

そしてパリ最後の日。
カモられたことで直後は結構凹んでいた私でしたが、彼女がいてくれたおかげで気持ち切り替えて「セーヌ川クルーズに行こう!」ということになり、寒風に吹かれながらキラッキラのエッフェル塔や暗闇に浮かぶパリの名所たちを眺めているうちに「したくてもなかなかできない体験ができてラッキーじゃね?」ぐらいのプラス思考になれていたのでした。
バトーパリジャンからの景色のなんと美しかったことか。
船を降りたころには、カモられたことはすっかり「良い思い出」になってテンションもむしろアガっていましたよ。
めっちゃ凍えてたけどね。

そうそう、ラッキーなことがもう一つ。
旅を計画したときに「エッフェル塔でどうしても記念写真を撮りたい」という思いがあったので、日本語ペラペラなパリジャンが街歩きのお供をしてくれるというオプショナルツアーを申し込んでいたのでした。
土曜日の午後2時に凱旋門近くのSTWパリ支店に集合・・・だったのに、まさかの勘違い。
別のツアーでの待ち合わせ場所である宿泊しているホテルのフロントが集合場所だと思い込み、間違いだと気づいたのが2時5分。
電話もできないし、とにかく凱旋門へ!と急いで向かったけど案外遠くて、着いたのは既に3時になろうかって時間でした。
複数のツアー客だったら約束を守れなかった私が悪いので置いて行かれて当然な状況だったんだけど、幸い客は私一人だったのもあってガイドさんが融通を利かせてくれて、3時スタートで回ってくれることに。
まずは凱旋門から。
「3時半頃に下で待ってますね」ってことでひとり螺旋階段を上り、お土産物を選んだりパリの街並みを眺めたり。
地上に降りると、次に向かったのはモンマルトル。
ほんとに日本語ペラペラの好青年ヴァンサンが色々と詳しく説明してくれて、写真も撮ってくれて、結局2時間半ぐらいまわってくれました。
ムーランルージュの近くで解散になったんだけど、交差点を渡ったところでいきなり女の子とチュウしたから「???」てなっていたら、「スミマセン、僕の彼女です」って。
そもそもお仕事終わりに落ち合う予定だったらしい。
途中何度かスマホいじってたから何だろうと思ってたけど、時間や場所を調整してたんだね。
バカなお客のおかげでほんとゴメンナサイ。

そんなわけで私の初めてのパリは短かくともとても濃い恵まれた時間になりました。
「パリに一度は行ってみたかった」って言いながら死ぬのだけは嫌だと一念発起してパリ行きを決めてほんとによかった。
次にフランスに行けるのはいつだろう。
ラグビーW杯のころには少しはフランス語が話せるようになってるかな?

ともあれ、今は1日も早くコロナが収束する日を願うばかりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南アフリカ

2019-10-20 21:30:53 | 旅のこと
本日10月20日(日)、南アフリカ戦をリアルタイムでテレビ観戦していました。
残念ながら格上過ぎて負けちゃったけど、南アフリカもジャパンをかなり研究し、必死に戦っていたのもよくわかった良い試合でした。
SHデクラークのとんでもなさも痛感。

で、ふと思い出した。
1999年、新婚旅行も兼ねて、兄貴一家が住んでいた南アフリカに旅行したことを。

両親と母の友人夫婦と旦那との6人で10月24日に日本を出て、香港経由でヨハネスブルクに降り立ち、両親たちは兄貴たちが出迎えるケープタウン行きの飛行機に乗り、旦那と私はクルーガー国立公園のサファリツアーに参加しました。
参加者はいわゆる欧米人ばかり。
オーストラリアからの一人旅のおねえちゃんやイギリスから来た老夫婦はよく覚えてるな。
その奥さんのほうはドイツ人で、ちょこっとドイツ語で会話したり、うろ覚えのマーラーの歌曲を歌ったらすごく喜んでくれたっけ。
宿泊したコテージは、朝、目が覚めて外を見たらキリンが遊びに来ているような環境でした。

ツアーから戻ったら、今度は小型旅客機に乗って隣国のジンバブエへ。ビクトリアの滝をヘリで眺めたり、アフリカ像に乗ってサファリをお散歩したあと、満点の星空の下でディナーという夢のようなツアーに参加したり、ワニ園を楽しんだりして再び南アフリカへ。

ケープタウンでは両親たちと合流して、現地ツアーガイドのご夫婦に連れられて希望峰とかテーブルマウンテンとかロベン島とかケープペンギンの居る浜辺を散策したり。

最後に兄貴一家の住むシュテレンボッシュを訪れ、旦那と私は一足早く帰途につくべくみんなと別れ、チュニジアに寄って11月7日に帰国。

そう、その間、1999年のW杯がウェールズでまさに絶賛開催中だったのでした。

当時ラグビーには全く興味が無かったので殆ど記憶に残っていない中、ヨハネスブルクやケープタウンの空港に設置されたテレビで、あのユニフォームを着た選手たちがプレイしてる映像とスプリングボクスというチーム名だということ、彼らが国民のヒーローだということを聞いたことだけは覚えていました。
最近まで忘れてたけど。
4年前のブライトンの奇跡を報じられたときですら忘れてたけど。

ラグビーファンになり、色んなところであのユニフォームを目にするうちに思い出しました。
まさに丁度20年前のことだったんだよなぁ。



年取るわけだ。(´∀`)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パリへ!

2019-08-28 23:48:32 | 旅のこと
決めてしまいました、パリ行きを。

義理の姉さんがフランス人で、姪っ子も甥っ子もフランコフォンという環境なのに、フランス語の勉強をちゃんと始めたのが遅ればせながらの2017年1月。
今更ながらフランス語の魅力にハマっている私ですが、実はパリはもちろんフランス語圏に行ったことが一度もありません。

「いつかは行きたい」

そう思ってはいたけれど、どうせ行くならちゃんと行きたいと思うあまり、お金と時間を考えると明後日の方向を見て終わる感じでした。

ずっとそんな感じだったな。

でも、今の会社に入って1年と少し経ったんですが、パリ大好きな同僚がなんとその間三度もパリに行っていて。
しかも三連休に2日程度の有給を足した程度で。

最初は5日や6日でパリなんて勿体ない!としか思わなかったんだけど、いや、そりゃ同じ飛行機代かけるなら10日は居ないと勿体ないにしても、行こうと思えば行けるのに行かない勿体なさに気付き始めました。

だって、若くたっていつ何時何が起きるか判らないのが人生なのに、半世紀も生きてきて、再起不能の大病で倒れる決して低くない可能性を考えたら、明後日の方向見てる場合じゃない!と。
せめて一度はこの目でエッフェル塔や凱旋門を見てシャンゼリゼ通りを歩かなきゃ!と。

というわけで、一番安いシーズンである11月の、現地滞在ほぼ三日という弾丸ツアーに申し込みました。

コスパ面を考えるとほんとは二人旅が理想なんだけど、旦那は仕事が忙しいし、パリは誰かと行くなら女子とだよなーだし、しかしどう考えてもそんな弾丸なパリ旅行に一緒に行ってくれそうな友達は居ないし、結果、ちょっと不安ではあるけれど、思い切って単独で行くことに!

三十代の頃にひとりでロンドンに行ったことはあるけど、出迎えてくれて二度ほど夕食を共にしてくれた当時ロンドン在住の友達がいたからこそ行けた気がする。

今回は完全なるお一人様・・・。(´・ω・`)


フランス語での会話はまだろくに出来ないし、そもそも結構ビビりだし、色々とガクブルな面もあるけどね、生きていればこそ出来る、予想もつかないあれやこれやを恐れるんじゃなくて楽しみにしないでなんとする!と、自分で自分の尻を叩いてるところです。
多少の痛いや痒いはセラヴィだし、死んじゃったら元も子もないけど、人間早々死なないし、もし死んだらそこが寿命ですし、いつ死んでもいいように普段から好き勝手してるわけだし、だからガクブルな気持ちをこそ楽しもうぞ!


旅行記をお楽しみに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月の熊本

2017-05-10 12:52:47 | 旅のこと
今回、3日から7日までの5日間を熊本で過ごしてきました・・・とは言っても、連休いっぱい熊本だと休みの前後がしんどいので、行きは夕方発、帰りもお昼には羽田に着く便にしてみました。

熊本に着いたのは日も暮れはじめた6時半頃。
少し前まではママに迎えに来てもらってたんだけど、暗くなってからの運転はさすがに怖くなってきたので、熊本駅行きのバスに乗り、通町筋で降りてマックで晩ごはんを食べて、再び実家方面のバスに乗り換えました。

なぜマックにしたかというと、今、熊本のマックでポテトを頼むともれなく5円が熊本城へ寄付されるんです!

一昨年から不定期で買ってるロト7ですが、高額当選が出たら1割は熊本城に寄付しようと決めているので、わざわざポテト食べて5円寄付しなくてもとは思ったんだけど(高額当選出ると信じてます)、参加することに意義を見出した私でした。

そんなわけで、帰省初日はシャワー浴びて寝ただけに終わりましたが、二日目いきなり「がまだし」ましたよ。
紫外線が一番多いと言われる5月の日差しの中、庭の草むしりを小一時間。
小一時間ったって、普段の私からしたら恐ろしい労働です。
首が冷えると弱るので温かい季節でもストールを巻いているんですが、たまらずタオルに巻き替えました。

バレエから遠ざかっている今、額から汗がしたたることなんて、真夏以外はお風呂上りしか考えられないぐらい汗をかかなくなっていたので、ものすごく新鮮で爽快。

ただ、草の陰にわさわさ現れるダンゴムシには見て見ぬふり(昆虫苦手過ぎて直視できない)。
子供の頃は手のひらで転がしていたのになぁ。

労働のご褒美に、お昼は楠のカフェリスタさんに連れてってもらいました。
以前はパスタリスタってパスタやさんだったんだけど、洋食メニュー中心になってリニューアル。
相変わらず、いや、前以上に人気みたいでした。
私はくり抜いた丸いフランスパンにクリームシチューが入ったコキールを食べたんだけど、超ウマウマ~。

晩ごはんは馬刺しとステーキ(今回は赤うしじゃなく和王だったけど、アッサリなランプ肉を)と辛子蓮根の王道メニュー。
これさえ用意しておけば大満足なので、何でもてなそうかと考えなくてすむから毎回すごく楽って言われます。v

買い出しはいつもの鶴屋フーディーワン楠店へ。
そしてお目当ての和菓子見つけて迷わずゲット。



和菓子では結構有名な川尻にある「菓舗 梅園」という和菓子屋さんので、甘さ控えめで美味しいのです。
前回はどこから食べるか迷いつつ包丁で切り分けで食べたけど、今回は躊躇せずガブリ。

二日目はやっぱり押さえておきたい聖地へ!
11時の回に間に合うようにバスで向かって、30分前には到着。
幸か不幸か触れ合いの日だったので、くまモン体操見た後にハグはできたけど、触れないよりいいけれど、やっぱり物足りなくて、ハグも秒殺すぎて狐につままれたようなひと時でした。


やっぱり、お姉さんとくまモンのかけあいをじっくり楽しみたかったなぁ。

スクエアを出ると、市電の通町筋電停から熊本城を見上げ、


(この後全体を工事用シートで覆うそうです。痛々しい熊本城が傷ついたオプティマス・プライムに見えるのは私だけ?)

B系統に乗って長崎次郎書店さんへ。
上通りの長崎書店さんは昔からお馴染みだけど、通町からは離れた新町という場所に歴史的建造物の本屋さんがあることは、実は最近まで知りませんでした。



熊本ラブなお友達に教えてもらったり、この間出版された佐藤健くんの「るろうにほん 熊本へ」で冒頭に紹介されていたので「ほほぅ、カフェまであるのか!」って。
これは今回是非とも行かねば!と足を伸ばしたのでした。

ビーフハヤシライスと長崎次郎ブレンドをいただきました。
どちらもとっても美味しかったです。
満席で唯一空いていた席が残念なことにフロアの真ん中だったので、次回再訪の際には是非窓際から路面電車を眺めたいな。

遅れてやってきたママと鶴屋前で待ち合わせ、話題のCOCOSAへ。
昔大洋デパートだった場所に新しく出来た大型商業施設で、地下の食品フロアが凄いらしい・・・ってことだったので「晩ごはんはCOCOSAで買ってくるね」とパパに言っていたものの、入ってみると「鶴屋んほうがよかね」って感じで。

とりあえずLINEのアカウント登録でもらえるランチバッグをもらうと、4階の無印良品へ。
地階はいまいちだったけど、ここの無印は凄かった。
私があんまりショッピングしないってのもあるかもだけど、こんなに大きな無印は初めてかもってぐらいデカかった。
有楽町にあるのが一番大きいイメージだったけど、たぶんもっと色々置いてる気がする。

というわけで、鶴屋ラララが鉄板。

三日目はすることもないので、三人でお昼を食べに出た後、武蔵丘のauショップでおろしてもらい、なんとiPhoneの機種変しました!
長崎次郎書店の建物を撮ったあと、撮りなおそうと思ったらカメラ機能がフリーズ。
ほんとはiPhone8の発売まで待ちたかったけど、そんなストレスもう耐えられない!ってなっちゃって。



外観はゴールドからシルバーに変わったけど、容量は16GBから128GBに変わったけど、他に変わったことといえば容量が増えたおかげでiOSのアップデートを久々にやったことによる新しい機能に「へー」ってなったぐらいで、ガラケーの頃と比べると機種変したてのヨロコビや興奮のなんと少ないことよ。

でも、今年に入ってからは3分以上撮れなかった動画だって気にせず撮れると思うとめっちゃ嬉しい。
今度ギター持ってヒトカラに籠って自撮りしながら練習するぞ。

で、最後の晩餐は再び鶴屋フーディーワンで馬刺しを買い、辛子蓮根を並べ、



オムレツを作りました。



昔祖母が作ってくれていたうちの定番オムレツは、ジャガイモとニンジンとタマネギとあいびき肉を塩コショウで痛めたものが具になっていたんだけど、今回は鶏のひき肉で。
普通のひき肉と違ってまとまり安いので食べやすくていいかも。

最後の日は8時には家を出たので12時には羽田に到着。
あっという間のゴールデンウィークでした。

天草や阿蘇にゆっくり滞在できるのはいつの日やら・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この秋も熊本へ

2016-09-27 12:11:15 | 旅のこと
今年はそんなに大型連休にはならなかったシルバーウィーク。
でも、一日だけ有給休暇取って、三泊四日で熊本へ帰ってきました。
去年までは年に2回でも頑張ったほうだったのに、震災直前から数えると、なんと5回目の帰省です。
今回は一年ぶりにダンナ同伴で。

折角なのでどこかで二人、一泊旅行もしてこようってことになり、6年ぐらい帰っていない生まれ故郷、天草へ行くことにしました。
とはいえ、本渡まで行く時間もなくて、天草諸島の入口の大矢野に一泊することに。

朝9時に阿蘇くまもと空港へ降り立つと、産交バスでまず交通センターへ。
ダンナが「現金を下したいけど熊本には三菱はひとつしかない」って言うもんで、羽田空港で端っこのATMまで歩いていってお金をおろしたんですが。
交通センターでバスを降りた目の前になんと、三菱東京UFJ銀行の熊本支店がドドーン!

人生って、そんなもの。

で、交通センターから天草行のバスに乗り換え、ダンナが行きたがっていた世界遺産、三角西港で降りました。
丁度お昼時、以前TKU「ぴゅあピュア」の人気コーナー「くまモンキャラバン」でくまモンが訪れ、スナメリというイルカの一種がよく顔を出すって聞いて、興奮したくまモン、着ていた衣装がずり落ちてあわや全裸に!(もともと裸ん坊だけど)というエピソードで有名な和蘭(おらんだ)館という、以前は倉庫として使われていた建物に作られているレストランでランチを頂くことに。


お天気も良く、海は凪いでいて、静かで、癒されました。


その後、再び産交バスに乗って、道の駅さんぱーるへ。
その日宿泊する湯楽亭さんには4時に迎えに来てもらうようにお願いしていたので、そこから少し坂を上ったところにあるスパタラソで温泉に入ることに。
両親も天草に帰る道すがらお昼を食べたり温泉に入っている施設で、私も6年ぐらい前にそこのレストランでお昼を食べたのを思い出しました。


良いお湯で、ちょっとしたごろ寝処もあり、プールもあるらしい。
入口のカレンダーにはイベントカレンダーが掲示してあって、見ると「くまモンデー」なんて日も。
確認はしなかったけど、たぶんくまモングッズを見せると割引になるのかな。


まだ時間があったので、天草四郎メモリアルホールへ。
わざわざ行く程ではないけれど、時間があったらどうぞって感じでしょうか。
結構力作の映画上映もありますよ。(6年前は3Dだったのが2Dになってた不思議)


前回行ったときは気づかなかった瞑想ルームにも入ってみました。
うたた寝に最適。(眠る目的で入っちゃダメだろうけど)


宿泊先は「日本秘湯を守る会」の会員宿の湯楽亭さん。
以前BSの旅番組で清水邦明さんが訪れてたのを見た記憶があって、お魚も美味しそうだし小食プランというのもあるらしいし、復興割りも使えるしってことで決めたんですが、大正解でした!


サプラーイズ!なお出迎え。(壺に名前が!)
お宿のスタッフさん方もとても感じが良くて、是非リピートしたいです。


フロントに置かれているまねきねこ。
これ、よくある招き猫を温泉に数日浸けてただけでこうなっちゃったそうですよ。
温泉に入ってみたら、自分もほんとにこのまねきねこになっちゃいそうな成分を実感できました。


くまモン登場後、何軒か熊本のお宿に泊まったけど、こんなアメニティバッグは初めて。
このバッグを選んだところで、お宿がお客さんを喜ばせようとちゃんと考えてるのが分りますよね。


そして可愛い真っ赤なシュシュまで入ったアメニティグッズ。
ショートヘアなので今は使い道ない私ですが、テンションUP↑↑。


小食プランだから、食べられる量のお刺身盛。
これで十分。


イサキの塩焼きも美味しかったなぁ。


お魚以外は期待しないでおこうと思ったけど、普通にとても美味しかったです。


お米にもこだわりつつ、水も温泉水を使って炊いたご飯。


最後に出てきたのでお腹いっぱいで辛かったけど、ナスの田楽も美味でした。


最後にドッカリしたものだと罰ゲームになっちゃうデザートだけど、少量かつ美味で、シアワセ。


玄関先でお出迎えしてくれる手作りくまモン。
基本、このお宿で見かけたくまモンはこのデカいの以外はアメニティバッグと仲居さんが使っていた台フキンと「くまもとでオフろーう。」ぐらい。
あんまりたくさんいるとアレですが、なんと絶妙なバランス!


さすが秘湯!この規模の結晶は初めて見ました。


ご家族で手彫りしたという洞窟風呂はアドベンチャー!気分を盛り立ててくれて最高。


毎日お湯を入れ替えて掃除もしているそうだけど、近くの海や山のおかげで「うひょー」なものが。
なんと足元にグッタリ横たわるムカデさん発見。


先の方でカニさんが横切ってるのがわかりますか?


くまモンはほんと、熊本の宝です。


宿から歩いてすぐの弓ヶ浜海水浴場からは普賢岳が。


イルカウォッチングへ!ってことでいざ、マリーナへ。


イルカといえば通詞島なのに、上天草でもイルカが見られるんだ・・・って思ったら、なんてことない、通詞島まで弾丸移動。


「今日はイルカさんたちのご機嫌があまり良くないようですね」とガイドさん。確かにそっけなかった。
でも、野生だからね、それも醍醐味。


所要時間2時間のうち、行も帰りも50分かけて高速で移動。イルカウォッチングは20分。
でも、楽しかったです。


オサレなリゾート観光施設リゾラテラスが去年の夏にオープンしてました。
ランチはその中のレストランで。


飲食店も雑貨店も土産物店もにぎわっていて、施設もピカピカで洗練されていて、どこか外国のリゾート地のようでしたよ。
今は阿蘇に人が行きにくいので天草は割と観光客が来てるようだけど、このまま栄えていてほしいと切に願います。


三角港までの船の時間まで結構余裕があったので、昔行ったことがある水族館シードーナツへ。
このあたりは昔の松島のさびれた感じが残ってて、リゾラテラスと好対照。


スタッフさんの手作りPOPがとっても手作り感満載。


「俺だけじゃ無理×2」って。(笑)


まだまだ時間がたっぷり余っていたので、シードーナツの展望フロアで潮風にあたりながらぼーっ。シアワセなひととき。


待ちに待った「A列車で行こう」です。


ダンナはデコポンハイボール。私はデコポンソーダ。
焼ドーナツを添えて。


干潮の時に砂浜が素晴らしい形状になる御輿来海岸。話には聞いてたけど、まさかこの目で見られるとは!


A列車のストラップを早速スマホケースに。


車内はいちいちステキでした。乗車時間が短いのが玉にきず。


熊本駅に到着して、ホームからエスカレーターで降りてくと、壁にこんなイラストが。


そして来年3月まで「くまモン駅」な熊本駅の新幹線構内にあるくまモンの巨大生首。v


駅長室もあります。


翌日、街に出かけてこむらさきラーメンを食べたあとは、蜂楽饅頭&コバルトアイスの至福のデザート!


水前寺公園へも行ってきました。
地震の影響で池の水が一時期枯れてたけど、もう8割方戻っていますよ。鯉も綺麗な水で元気に泳いでいました。


実は初めての加藤神社へ。今、天守閣&宇土櫓を見るベストポイントになっています。傷ついたお城に胸が痛みますが。


比較的軽症で済んだ宇土櫓。早くまた上りたいです。


相変わらず小柄で可愛い(遠目には猫相悪い)ちゃっちゃんもお元気そう。


帰り間際、ママから「評伝 天草五十人衆」という本をもらいました。
天草四郎像の写真付きでじいちゃんのことも載っています。


あっというまの三泊四日でした。
次は11月に帰ります。(今年最後かな)
熊本は今傷ついているけれど、改めて、魅力満載なところです。
転んでも、タダじゃ起きない。
以前よりもっともっと魅力的な熊本に生まれ変わっている過程なのです。
お城も今は傷だらけだけど、私が80になるころにはきっと復活しているはず。
年を取るって嬉しくないことも多いけど、お城が長生きのモチベーションになってくれます。
「またこん武者んよかお城ば見れて嬉しか。長生きした甲斐があったばい!」って、言わずには死ねません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊本へ

2015-09-26 11:35:39 | 旅のこと
阿蘇山の火山活動が活発化してきて、もし飛行機飛ばなかったらどうしようかとドキドキしてましたが、なんとか大人しくなってくれている中、ダンナと二人で熊本へ帰ってきました。



空港にパパママが出迎えてくれたその足で、初めての人吉へ。
人吉と言えばウッチャンナンチャンのウッチャンの故郷、焼酎や球磨川で有名ですが、私の中での観光先としてのプライオリティーは、実は低かった。
でも、くまモンの頑張りもあって興味が出てきた頃、やはり人吉出身の俳優、中原丈雄さんの旅番組で色々見てたら、とっても行きたくなってきました。


人吉市内に入ったら、まずは繊月酒造へ。
「白岳しろ」で有名な高橋酒造とくらべると知名度は高くないけど、老舗の酒造メーカーさんのようです。
工場内を高知県から来られたおじさんたちと共にぐるっとまわり、試飲会場へ。
テーブルに並んだ10種程の焼酎を、小さなプラスチックコップに注いで「ほほぅ」って味比べ。
とはいえ、パパは下戸かつドライバーだし私もアルコール耐性が低いので、何種類かを舐めただけ。
主にママとダンナで味わっていました。
もちろんちょびっとずつだけどね。

そして、飲んだ人が文字通り無言になるという、杜氏さんが熟成のピークになるまで長期間熟成した”原酒”の中から良い物だけを厳選しブレンドした、原則として繊月酒造さんに行かないと買えないという「無言」を買ってました。


続いて向かったのは、幽霊の掛け軸で有名な永国寺という禅寺。
残念なことに本物の掛け軸はしまってあったので、観光客向けに飾ってあったコピー品(?)の掛け軸は写真も撮らず(偽物とわかっててもなんか怖いし)、一応お賽銭を入れてナンマイダと手を合わせ(禅寺だけど私ん家は浄土真宗なのでどこへ行ってもナンマイダしかわからないのだ)幽霊が出たという裏の池を眺めて帰ってきました。


そして、翠蘭楼という老舗のお宿へチェックイン。
7月に手配したときに思うように空室の旅館がなくて、ようやく見つけたこのお宿、実はそう期待していなかったんだけど、お湯がイイ!
3つの源泉を引いているってことで、一番古いのは人吉温泉で最古(明治43年湧出)だそうです。
球磨川の風が気持ちい露天付大浴場も良かったけど、人吉では珍しいモール泉(たぶん東京では主流の黒湯系)の「みどりの湯」が最高に気持ち良かったです。
お料理も素材にこだわっているらしく、味もよく、鮎の塩焼きがまた格別。


焼きあがった鮎を七輪の上に置いてあっためつつ朴葉が焼ける香りもお楽しみくださいって演出が素敵。
その上、お食事のテーブルに女将自らがご挨拶に見えるというホスピタリティ!
さすが女将の会があるだけのことはある!


二日目は、一度は行ってみたかった国宝、青井阿蘇神社へ。
以前訪れた兄貴いわく「大したことはなかったばい」だったけど、古さに説得力があり、敷地こそ狭めだけど、とっても癒される空間でしたよ。


大きな楠にパワーをいただき。


人吉の民芸品、きじ車があしらわれた可愛いお守りもゲット。


神社の前には蓮がびっしりの池があって、鴨さんが佇んで絵になっていました。
鯉もたくさん泳いでいたので、エサを買ってみんなでばらまいて楽しみましたよ。


そしてこちらも行ってみたかった人吉城跡へ。
石垣だけだからなおさら感じる歴史。
青空と緑と石垣の美しいことよ。
熊本城を愛して止まない私ですが、人吉城の石垣も良い!


石垣の上からは人吉市街が見渡せます。
おお、盆地だ!って感じですね。
この街のどこかにウッチャンや中原丈雄さんのご実家があるんだろうなぁと思いつつ、自販機で買った阿蘇の天然水を飲みながら一休みしました。


ほんとは鰻の上原さんに行けばよかったんだけど、鮎屋三代が買えないかと人吉駅に凸ったものの見当たらず、仕方ない八代へ行こう・・・ってことでお昼を人吉で食べるアイディアがなくなっていたのでした。
まあ、どっちにしてもすい臓がへなちょこな私には鰻はNGなんですけども。

というわけで八代方面まで高速に乗り、途中、球泉洞という鍾乳洞へ立ち寄ることに。
熊本に鍾乳洞があるなんて知りませんでした。
どうせちゃっちいに違いないと高をくくっていたら、あらまあ、結構奥深く、勾配もあり、肺がへなちょこなパパはゼイゼイ言ってて可哀相。
いやぁ、なかなかのものでしたよ。


鍾乳洞を出たら八代に行きつく前にお昼を食べることになり、軽食処へ。
みんなはお蕎麦を食べてたけど、私はなんだかまだお腹が空いてなくて、メニューのおにぎりに気づく前に売店でメロンパンを買って家族のテーブルでひとりパンをモグモグ。

お土産コーナーが隣にあったので、なんとなく見ていたら、なんと球泉洞探検記念のくまモンキーリング発見!
黄色いヘルメットと長靴が超可愛いレア品ですよ。^^


八代港へ立ち寄った後は、ようやく実家へ。
7月にノンちゃんがお空のお星になったあと、我が家のニャンコとして唯一無二となったちゃっちゃんですが、パパママ二人のときはかなり心許しているらしいけど、野良生活が長かったせいか、いまだにやっぱりどこか警戒心があるようで、しかも滅多に来ないダンナが一緒だったので、わりと私には慣れているはずなのにもうひとつ他人行儀で。

5月に帰省したときにはあんまり感じなかったけど、ちょっと痩せちゃったみたい。
ノンちゃんよりちょっと年上だから、17歳は完全に超えてるからね、もうかなりのおばあちゃんです。


東京ではもっぱら桂花ラーメンを食べている私だけど、5月に食べそびれたのもあって、この日のお昼はこむらさきでと決めていたのでした。


相変わらず混んでいて、案内されたカウンターにつくと、見上げた壁には有名人のサインがびっしり。
そして私の真上には中原丈雄さんのが!
この方お芝居だけじゃなく、絵はとんでもなく上手いしギターやウクレレで弾き語りとかもされるし、結構好きな方なので素直に嬉しかったです。


この日の第一の目的はもちろんくまスク。
部長に出す手紙を用意していなかったので、甲玉堂でレターセットを買って、岡田珈琲へ。
裏通りに行くと色々と洒落たカフェも出来てるみたいだけど、通り町で珈琲店っていうとやっぱりここ。

・・・が、二人で一つのモンブランを食べながらコーヒーを頂いたんですが、実は夕食を食べてから再び両親と4人で訪れたんだけど、そう、ここの珈琲にはリキッドのクリームじゃなくてホイップクリームが添えられていたはずなんだけど、お昼に来たときはリキッドさえも見当たらなくて。
モンブランがコッテリしてるから余計に気付かなかったんだけど、なんか損した感じだぞ。


手紙も書けたし、2時前にちょっと様子を見てみようとくまモンスクエアに到着。
でもさすがはシルバーウイーク、もうちょっとで入場制限がかかりますってアナウンスが聞こえたので、そのまま場所を確保することに。
椅子席はもう埋まっていたので、椅子席のすぐ後ろにつきました。

2時20分頃には入場制限がかかり、外には200人が入れずにいたとか。
いくら繁忙期とはいえ、まだまだ部長の人気は健在で嬉しい。

そして部長登場!
新人お姉さんだったけど、ベテランな部長のおかげで抱腹絶倒の30分でした。
今まで3回くまスクでのショーを見たけど、一番楽しかったかも。

しかも最後は「ハイタッチできますよ、まずは小さなお友達から」ってことで、大きなお友達にも順番が回ってきました。
指先でモフるだけでもいいやって諦めてたから、テンション上がってきて、そして実際にはムギュまでしてもらえて、涙チョチョ切れ。


1時間半以上たちっぱなしだったので、上通りの蜂楽饅頭へ。
ここのコバルトアイス、実は最近まで知らなくて、「くまモンどこ行くの?」っていうもの凄く出来のいい写真集で初めて知って、でも実はそれが上通りの蜂楽饅頭のイートインコーナーで食べられるものだっていうことにも気づくことなく、この夏、熊本出身の知人のフェイスブックで初めて知ったのでした。
これが食べてみたくて、ダンナと私で蜂楽饅頭を半分こし、ふたりでコバルトアイスをつついたんだけど、想像してたより美味くて感動。
これからは夏場は絶対これですわ!v

夜にパパママと御飯を食べるために待ち合わせをしてたんだけど、それまでまだ時間があるし、どうしよう・・・ってことになったら、お城行く?って話しになったので、上通りを下ることに。



大谷楽器でくまモンのクリアファイルと、ヘッドフォンして音楽を聴いているくまモンのTシャツをゲットして、


メガネの大宝堂でメガネ拭きゲット。
高校時代は毎日この前を通ってたけど、中に入ったことってあったっけ?
親切なおじさまな店員さんがメガネをクリーニングしてくれたついでに旦那のメガネの変色したパーツ(鼻んとこで支えるやつ)を無料交換してくれました。
熊本に住んでたら、きっと次にメガネを作るならここだな・・・って気持ち良く店を後にして、


我が愛する熊本城へ!


ダンナも大好きな宇土櫓に上り(天守閣に上るには体力と根性が足りず)、窓の外の天守閣を背景に写真を撮ってもらったり。


もうかなりクタクタな状態でパパママと合流し、天草海士宴へ。
去年の9月にダンナと見つけた、天草で捕れた色々を美味しく提供してくれるこのお店、ママも大満足。


くまBARにも寄りたかったけど、パパママ連れだったのもあって横目で眺めつつ素通りし、岡田珈琲を再訪して帰途につきました。


3泊4日ってあっという間。
でも、色々濃い時間を過ごせて楽しかった!
最後の日は特に何をするでもなくお家でゴロゴロ。
大好きなサンダーバードをウクレレつま弾きながら見たり、ママが時々弾いているというクラシックギターを弾いてみたり。

ああ、どこでもドアがあったらなぁ。
まだまだ見たいところ、行きたいところ、山ほどあるのに。

でも、すぐまた来るけんね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スパリゾート・ハワイアンズへ

2014-11-04 07:22:33 | 旅のこと
この度の三連休、スパリゾート・ハワイアンズへ行ってきました。



映画「フラガール」も観ていたし、前々から行ってはみたかったんだけど、泊りならば無料送迎バスが出てるってことも知っていて、でも、もはや水着でプールに浸かる若さがどっか行っちゃって久しい私としては、一泊二日は長いなぁ・・・でも日帰りは交通費もかかるし・・・って、二の足踏んでいました。

そんな折、たまたま見たバラエティで紹介されてたはとバスの日帰りツアーがしばらく脳裏に残っていたある日、「折角の三連休だから、はとバスに乗ってどこかに行こうかなぁ」って思い立ち、ネットで物色してたら出てきたんですね、ハワイアンズが。

現地滞在時間は3時間半、フラガールのショーを見て、温泉に入って、食事して・・・って考えれば十分。
料金は、昼のバイキングと入場料込みで7,480円ですが、東京都の被災地復興支援の助成金の対象ツアーということで1500円の現金が戻ってきたので、なんと実質5,980円です。

ウクレレ始めてからハワイはムリでもハワイっぽいとこの代表格であるハワイアンズに行かない手は無いだろう!と前々から思っていたし口にもしていた私、ダンナに「どう?」って水を向けたら「いいじゃん」と。

浜松町を7時半に出発して、到着したのは12時過ぎ。
3時45分に帰途について、事故渋滞で予定よりちょっと遅れて東京駅に戻ってきたのは7時20分ぐらだったでしょうか。

温泉が気持ちよかったのもあって、特に疲れもせず、快適な日帰り旅行でした。
(ほんとはウォータースライダーで遊んだりも出来たら楽しさアップだっただろうけどね)

あと、リゾートっぽいラフな服を持っていくかムームーでもレンタルすれば快適かつ雰囲気も出たんだろうけど、ちょっと甘かった我々は、お風呂上りにフラダンスショーの自由席について30分ほど開始を待ってる間とか、汗じんわり&タラーリ。
思わず長袖のTシャツを脱いで上はブラトップ姿に。
足元のソックス+ショートブーツはそのままだったけど、ステテコとビーサン持参で来るべきだったと後悔しきりでした。

そうそう、バイキング。
時間が遅かったからなのか和食メニューは物足りなかったけど、カレーは大人向けとお子様向けの二種類選べたり、ラーメンも焼きそばもデザートも色々あって、そしてチキン料理が美味しくて、結構満足しました。
実際は1700円ぐらいらしく、個人でレストランに入ってバイキングを選ぶかと言われたら迷うけど、はとバスの料金に含まれていることを考えたら満足できるレベルではあると思う。

でもってお風呂がねぇ、最高でした。
「江戸情緒あふれる」とか「ギネスブックにも認定されている世界最大級の露天風呂」って情報だけじゃイメージできていなかったんだけど、いやあ、百聞は一見にしかずってやつですね。
江戸情緒重視なので洗い場とかなくて、きわめてシンプルなんだけど、その木づくりの感じがとってもレトロかつ心地よくて、湯加減も丁度良くて。

フラダンスショーもファイアーダンスもステキだったけど、このお風呂に入りにだけでも、ハワイアンズにまた行きたいと思うぐらいでした。(^-^)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一泊二日で九州へ

2014-05-13 12:26:48 | 旅のこと
今年の母の日は5月11日。
ママの二度目のシャンソンの発表会も5月11日。
というわけで、今年も行くっきゃないでしょう!ってことで、ママが教えてもらっている先生の生徒たち26人による発表会へ行ってきました。
会場は天神、そう博多!

格安ツアーで行くと、2万円台でホテルと往復の航空運賃が賄えます。
でも、博多に一泊二日するだけじゃあまりにももったいない。
去年は着いた日には下関のお友達と数年ぶりに会うことが出来たり、二日目は、旅行会社の都合で久留米泊になったのを利用して柳川くだりを楽しんだけど、今年は特にそんなあてもなくどうしたものかと悩んでたんだけど、ママによると九州新幹線の博多⇔熊本って、買い方によると半額ぐらいになるらしく、実際、5千円ちょっとで往復できることが判明、もう、行くっきゃないでしょう熊本へも!ってことになりました。

実家がある熊本、どうせ行くなら3泊はしたいところなのに、日帰りで何しようと思ったのかって?
今回パパはママの発表会には来ないことが判っていたので、パパに会う目的が一つ、そして、初めてのくまモンスクエア訪問がもう一つの目的(順位で言うとくまモンスクエアが一番目ですね、パパごめんなさい)。
帰省のために一泊二日はもったいないけど、あくまでも今回の旅の目的はママの発表会応援だったので、オプショナルツアー(オマケ)としての熊本行きは全然アリだったのです。

もしかすると私よりくまモン大好きなダンナを置いて私一人で熊本モンに会いに行くのは可哀相な気もしたけど、まあ、しかたあるまい。w

というわけで、飛行機を降りたその足で博多に向かい、駅弁を買って九州新幹線で熊本へ♪



熊本駅の改札を出ると、フレスタ熊本の店頭にて早速くまモンさんがお出迎え。



奥にあった旬彩館さんのくまモンコーナーに見たことがないグッズがわんさと並んでいるのは想定内だったけど、



とにかくフロア全体にくまモンさんがあふれかえってて、ちょっと苦笑に近いニヤニヤ顔でひとまわり。
とりあえず、肥後椿柄にくまモンが混ざってる柄の五本指ソックスをゲット。



目指すはくまモンスクエア!

健軍行きの路面電車に乗って、故郷というよりも、くまモンの聖地に来ちゃった高揚感でドキドキしている自分にまたもニヤニヤ。

くまモンの登場は15時からなのに、13時にはついちゃってたよ。



とりあえずスクエア内を見渡すと、ネットで見ていたいろんな展示物や、くまスクオリジナルのくまモングッズが私の目にはキラキラ。



時間はたっぷりあるし、とりあえず何か飲み物を・・・と思ったら、温かい飲み物がなくて、ガッカリしながら、なぜかデコポンパフェを注文。
ただでさえ冷たいの得意じゃないっていうのに・・・。



アイスだけじゃなく、デコポンも半分凍ってて冷え冷え。
予想通り半分で「ごめんなさい」してしまいました。ごめんなさい。

そうこうしているうちに、既に場所取りしてる人が出始めました。
まだまだガラガラだったけど、立っているのもしんどいしと、L時に置いてある椅子に腰かけることに。
すると、東京からお一人でやってこられていた女性が隣に座られたので、これ幸いとモン話に花を咲かせているうちに、あっという間にすごい人!

一応入場制限かかってたみたいで、しばらくすると、ガラスの向こうで嬉しそうな笑顔が見え始めました。



いよいよ部長の登場です!



くまモン隊のお姉さんは、去年の年賀状のお返事を書いてくれたきよのお姉さんでした。
Youtubeではいつも(一方的に)お会いしてるので、なんか不思議な感じです。
お決まりの「県外からいらっしゃった方?」との質問に私も手をあげてたんだけど、なかなか順番こないかなと思って手を下しかけていたら、部長が私のほうにマイクを向けてくれたので、きよのお姉さんも気が付いて「どちらからですか?」って聞いてくれて、ほんとはいろいろと経緯を伝えたかったんだけど、超手短に「東京」と。
ああ、でも、ほんのわずかなコミュニケーションでもシアワセでしたよ、部長!(はぁと)

ハッピーくまモンを踊ってくれたあとは、館内の案内。



お手紙を書いて来るのを忘れて超後悔。T-T



そして初めての熊本モンによる生くまモン体操!



ごくごくオーソドックスだったけど、安定感ありまくりの男性的な魅力のくまモン体操でした。
「あそさーん」のところの手の動きも、一回外回りにくるっと回してのお山からのポーン!という、初めて見るバージョン。

というわけで、会場をひと回りの部長と握手してお別れ。
ツーショットはムリだったけど、今度東京モンさんの撮影会があるときに早めに並んでお願いしようと思います。

くまスクを後にすると、パパママと合流して、岡田珈琲でほっこりしてから鶴屋さんの上の星岡茶寮さんにて早目のご飯を頂きました。
わずかな時間だったけど、パパにも会えてよかったです。

たった6時間ほどの滞在だったけど、濃い熊本でした。
今度はお正月に竜南中学校の同窓会があるので、その時改めてゆっくりするね。

そしてこの日の宿泊先の東洋ホテルさんへ。
安いツアーで取ったホテルだから全く期待してなかったんだけど、喫煙ルーム故にヤニ臭かったことを除いてすごい快適でした。



結構豪華なモーニングバイキングをいただいていたら、ママからそろそろ博多に着くって連絡が来たので、駅前のベローチェでちょっとお茶をしたあとで、ママはゲネプロへ。
私はチェックアウトして、ヤフオクドームへ!
丁度その日のお昼にくまモンがソフトバンク・ホークスとのコラボグッズのPRに来るって情報はゲットしてたんだけど、本来の目的はママの発表会。
モンモン言ってる場合じゃないので、とりあえずグッズだけでも見に行こうってことで。
で、南海時代のユニフォームを着ているくまモンの正面と後姿がプリントされたTシャツをゲット♪



一応外に着ていく気満々で買ったけど、基本寝巻きになっちゃうんだろうなぁ。

というわけでいよいよメインイベント!
ママの発表会へ。
iPhoneを手に、ステージまん前の席を陣取りました。

シャンソンっていまだにあんまり詳しくなくて、特に日本語のシャンソンっていうと越路吹雪のイメージしかないんだけど、皆さん素人さんだからこその十人十色な個性が楽しくて、魅力的でしたよ。
声楽とバレエの発表会は何度も経験したことがあるので、感情移入もしながらの鑑賞でした。

そして10番目、ママの「聞かせてよ愛の言葉を」。

他の皆さんは原色だったりキラッキラだったりでいわゆる「ステージ衣装」でのご登場だったんだけど、ママの衣装は年季の入ったヨーガンレールの上下に、生花のコサージュ。
ママ一人本場のパリジェンヌっぽかったよ。
声楽科を出て音楽教師を何十年もやってたママにとって、マイクで語るように歌う歌い方はまだまだ難儀なところもあるようだけど、そんなパリジェンヌな味わいとか、一番シャンソンっぽかったんじゃないかな。


(実はこの衣装、20年近く前、声楽の発表会で「恋は野の鳥(カルメン)」を歌った時に私が拝借したものだったりします)

発表会が終わったら、出演者と関係者での懇親会に私も参加。
皆さん楽しそうで、私もご相伴に預かったかんじでしたよ。
今の私の趣味はウクレレなので、発表会の予定も無いし、いや、今の先生にずっと習ってたら「出なさい」って言われそうな悪寒はするけど、ウクレレの発表会はちょっとないなぁって思ってて、だから、なんかちょっと皆さんが羨ましいなぁって、本気で思いました。

ママは新幹線、私は飛行機でおうちに帰らなきゃいけない時間がやってきたので、宴もたけなわな中、会場を後にして、博多駅へ。
うふふ、ここにもありましたくまモングッズコーナー。
特に欲しいものはなかったんだけど、初めて見るガチャガチャを発見!
財布に小銭がなかったので、ママに100円玉を数枚無心して二度ほどガチャガチャ♪

大吉ならぬ大熊!

 

「です」が「くま」になってる以外はフツーのおみくじなんだけど、ご当地アピールもあって、ナニゲに気が利いててグッジョブなガチャガチャ、最後にテンション上げてもらえてシアワセ~♪
入っていたピンバッチは私の好きなピンクのマフラーを巻いたくまモン。
福岡空港へ向かう地下鉄の中で、早々にバッグにぷちっ。
(お守り代わりにバッグにぶら下げて韓国旅行にも連れてったゴムゴムしたくまモンはアクロス福岡のどこかで逃亡したので、代わりに;-;)

一泊二日の弾丸ツアーだったけど、のんびり帰省するのと一味違って濃かったし面白かったです。
こんな九州旅行もたまにはアリかも。





ちなみに、もう一個のガチャガチャで出た「小吉ならぬ小熊」のは、ダンナへのお土産になりました。w
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱海に行ってきました。

2012-05-02 22:30:02 | 旅のこと
突然決めた熱海行き、悪天候に見舞われたため、二日目は早々に帰ってきちゃったけど、楽しかったです。

泊まったのは熱海ニューフ○ヤホテルさん。
あまり時間をかけずにネットで探したお宿でした。
期待値が低かったので、いくつか「おいおい」な点はありましたが、そうガッカリするほどでもなく、まあ、そこそこ納得。

滞在中ずーっと気になった、部屋に染みついたニコチン臭(しかも、部屋で干してたバスタオルにまで臭いが移っちゃったという・・・)や、剥げ落ちかけた壁紙とか、到着してすぐに入った露天風呂の天井がただの木の骨組みだったために雨浴び放題だったりっていうのも、まあ、許すよ。

シングル部屋だったけど、テレビが大きかったし、セミダブルはそんなに狭く感じなかったし、お風呂自体は気持ちよくて、アネックスの露天はツツジが満開で、夜はとっても幻想的だったし、貸切家族風呂も源泉かけ流しで温度も程よくて。
バイキングもなんだかんだでお腹いっぱい食べたし、ビールも決して不味くなくて、値段の元は取れました。

朝ごはんで供されたご飯が長時間の保温のせいなのか、臭いがして美味しくなかったのがガッカリだったけど、いろんなことを踏まえたうえで、一年か二年に一度はリピートしてもいいかなと思えました。
何より熱海は近いしね。

そうそう、二日目に行く予定だった初島でしたが、どんどん天候が崩れる感じだったので、初日に行ってきました。
雨が降っていたせいか、揺れる揺れる。



甲板に行ってみたものの、手放しで立ってるのが困難なほど。
車で本を読めない三半規管が弱っちい私なので、もともと船酔いもしやすいタイプではあるけれど、まさか初島行の船で気持ち悪くなるとは・・・。
帰りはすっかり凪いでいたので、ほんとに一時的なものだったんだろうけどね。
2時頃に着いたのでお腹ペコペコだったはずなのに、食堂に入って料理が出るころまでは、食欲がどっか行っちゃってました。

カサゴの煮魚定食を食べ終わった頃にはすっかり元気回復してたけどね。

しかし残念だったのが、にゃんこさんが居なかったこと。
三度目の初島でしたが、前回も前々回もにゃんこ天国だったのに。
最後、帰り際に白地に黒のブチさんの後姿を遠くから拝めた瞬間には「ありがとう!」って、思わず手を合わせたい気分でした。←誰にだ?

そうそう、帰りの船に乗る直前に初島海洋資料館てとこを訪れました。
小ぢんまりしてるけど、説明してくれるお兄さんもいて、なかなか楽しかったです。
鳥瞰図ならぬ鯨瞰図ってのがあること、初めて知りましたよ。
そう、鳥の目線で描かれた地図は鳥瞰図なんだけど、鯨の目線で書かれた地図があるんですよ。

あと、相模湾の海底の様子とか面白かったです。

三度目の初島はかなり短い滞在時間だったけど、トコロテンも食べられたし、いい思い出ができました。
往復の運賃が1000円ぐらいだったらもっといいのになぁ。

そんなこんなで、二日目は雨、雨、雨。
チェックアウト時間が12時だったので、午前中はお風呂に行ったりテレビを見たり。
11時半に熱海駅への送迎バスに乗り込んで、しかし、どこかに行くには悪天候過ぎたので、お土産ものをサラッと見て、早々に新幹線に乗り込んでしまいました。

近いのはいいんだけど、あっけなく帰り着いちゃうのもある意味もったいないというか・・・。
だって新幹線のホームtoお家のドアまで一時間て。w

でもねでもね、帰りに食べた駅弁「さがみ弁当」がすんごい美味しくて、完食!
(勢いで、普段なら食べないはずのわさび漬けまで平らげたよ)



1050円であのクウォリティは凄いわ。
今度またあっちに行ったら、絶対リピートしますよー♪

何かしたってわけでもなかった二日目なのに、美味しいお弁当の記憶のおかげで、なんか妙に充実感を感じちゃってる自分がオモシロイ。
やっぱ色気より食い気ってことね。w

大船軒さんありがとう。(-人-)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱海に行ってきます

2012-04-29 23:15:55 | 旅のこと
突然温泉に行きたくなって、今日、速攻で予約してしまいました。
5月1日からの一泊二日の熱海旅行です。

ほんとは行ったことのない温泉地とか、露天風呂が粋だったり、懐石料理をお部屋で頂く系のお宿にしたいところだけど、ゴールデンウィークだし、もたもたしてたらどこにも泊まれなくなっちゃうって思って、最初からグレード低めで検索して、飲み放題バイキングでお一人様8800円の超エコノミープランで即決。
熱海だと片道4000円ちょっとだし、乗換案内で調べてみたら、なんと、ドアtoドアで一時間半かかりません。

改めて、熱海ってばそんなに近かったのかとびっくり。

たぶん外の景色も絶望的だろうし、二人仲良くセミダブル一個を分け合うことになるようですが、日が暮れちゃえば景色なんてどうでもいいし、眠っちゃえば狭くてもどうにかなるだろうし。
そもそもダンナは酔っぱらって広いか狭いかなんて関係なくなるだろうしw、私は普段からベッドの端っこで寝てるから大丈夫・・・だと思う。

典型的な社員旅行とかの団体仕様なお宿なので、色々とトホホなこともある悪寒がしますが、お目当ては大きなお風呂と、初日のお昼と翌日のお昼と熱海の海なので、万一ホテルでのバイキングがいまいちだろうが、部屋が狭かろうが大丈夫なのです。v
「うわー」なことがあっても、それはそれで珍道中な旅の思い出にもなるだろうし。

それに、普段なら二日目はお部屋でテレビ見ながらゴロゴロするんだけど、早めにチェックアウトして初島に乗り込んで、にゃんこさんたちを眺めながら海岸でボーっとするのもオツなものだと思うのです。
最近すっかり歩かなくなっちゃったので、島を一回りするのも気持ちいいかも。
お天気が崩れないといいなぁ。

ゴールデンウィークは9連休なんだけど、ほぼ何の予定も立ててなくて、せいぜい高尾山にでもハイキングに行く?って言ってたぐらいだったので、温泉旅行はやっぱ嬉しい♪

年末に房総に行って以来の温泉だしー。
高尾山なんて、普通の土日でも行けるしね。

ていうか、熱海も普通の土日で行けるっちゃ行けるんだけど、やっぱゴールデンウィークに泊まりでどっかに行くって、結構意義があるんだなぁって、改めて思う私。

不思議な心理だね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松島&秋保へ

2011-08-21 12:34:17 | 旅のこと
ダンナとダンナパパママと4人で宮城県へ行ってきました。
「どっか行きたいねー。でも、どうせ国内旅行に行くなら被災地にしよう」ってことで、松島と秋保温泉へ。

「松島や ああ松島や 松島や」で有名な松島では遊覧船に乗ってあの津波を防いだという島々を眺め、仙台市内では観光バスるーぷるに乗って正宗公のお墓がある瑞鳳殿を見学したり、青葉城跡を歩いたり、アーケードにある玉澤総本店さんの喫茶ルームでずんだ餅系スイーツを頂いたり(私だけずんだが入ってないやつだったけど)、カメイ記念展示館さんでは蝶のコレクションにため息ついたり、二泊目の秋保温泉ではいちいち「いったいどんだけ広大なんだ!」という緑水亭さんに宿泊し、久しぶりに足ツボマッサージを受け、超ゆったりスペースのお風呂で羽根を伸ばしたり、帰りには仙台エスパルのカフェコムサさんでフルーツてんこ盛りのケーキで締めて帰ってきました。

写真を撮りっぱぐれて一枚きりですが、楽しい二泊三日でした。

緑水亭さんでは地震の影響で工事中の部屋があったり、仙台市内でもお城の石垣が崩れたために観光バスのルートが変わっていたりもしましたが、るーぷるの運転手さんがユーモア交えた説明をしてくれて楽しかったし、仙台駅では大々的な東北フェアが開催中で、すごい元気を感じましたよ。

時間的な余裕がなくて仙台観光で終わってしまいましたが、もっと被害の大きかったところも地元の情報番組によると徐々に活気が戻っているようで、復活した市場だとかへ、次回は是非行きたいなと思ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台湾での二泊三日

2011-06-25 00:13:11 | 旅のこと
6月16日から二泊三日で夫婦で台湾へ行ってきました。
私は7年前に友達と二人で三泊四日で一度行った事があったんですが、ダンナは今回が初めて。
折角なら高雄とかも行きたいって最初は言ってたんだけど、そこそこの値段なんだけど内容は程よいかなってツアーがキャンセル待ちだということが判明し、はてさてどうしよう・・・って時にたまたま手にしたHISの台北ツアーのキャンペーン価格が破格だったので即決。

だってエア(燃油込み)とホテルと二日目の市内観光まで付いて一人29,800円って言ったら、そりゃ買いでしょう!
しかも市内観光以外は送迎だけと程よいほったらかし具合だし。(三泊四日に出来たらもっと良かったんだけどね)
さすがにホテルはエコノミーから一人+4,000円でスタンダードに格上げしたけど、保険料も入れての二名分の旅行代金が、なんと合計79,800円だよ。

というわけで、しかし、初日は早朝出発。
現地での時間を可能な限り使えるのは有難いんだけど、5時過ぎに空港入りするにはエアポートビバークするしかなくなっちゃうので羽田空港の近くに前泊しました。
より安くするにはタクシーって手もあったけど、慌てたくないしね。

初めての羽田空港の国際線ターミナル。
ナルホド江戸情緒たっぷりな感じの店舗が並んでいましたが、ほぼ全店が開店前だったので、フツーのオープンテラスのカフェでお茶して、早々に搭乗手続きしてしまいました。

チャイナエアラインは機内がフリーザーかと思うぐらい寒い点を除けばまあまあ。
お粥かオムレツという選択肢でオムレツを選んでしまったのは自業自得。

ま、乗ってる時間も短いしね。

というわけで松山空港に無事到着、現地ガイドの陳さんからもらった「ナルワントツアー」のシールをバッグに貼り付け、いざ出発!(と言っても、その日はそれぞれの宿泊先へ落としてもらうだけだけど)

この「ナルワントツアー」、現地ガイドが引率するツアーはほぼ全部それなんじゃないかってぐらい、観光地で見かける団体さんはこのシールを貼り、この名前のついた旗を持ったガイドさんに連れられていました。
で、このシールにはいろんな色があって、我々も初日、二日目の市内観光、二日目のオプショナルツアーと、それぞれに水色、紺、ピンクと貼り替えました。
途中で金色のシールを貼った人たちとすれ違ったんだけど、一体全部で何色あるんだろう・・・。

ホテルへ送り届けてもらう前に、街中の免税店へ。
これってツアー客は必ず連れてかれる場所なのかも。
ビルの一階にファミマがあって、その横の入り口からエスカレーターで降りる免税店は明らかに7年前にも行きと帰りに連れて行かれた記憶あり。

免税店の中は殆どがブランド品店なので、一周してお隣のコンビニで暇つぶししました。
改めて言うこともないですが、コンビニの方が何倍も見甲斐がありますわ。

ところで、あちらでは日本で無意味に英文やら仏文がパッケージに書かれているのと恐らく似たノリで和文が書かれているものをチラホラ見かけたんですが、いきなり「海洋の 手の乳液を洗います」と正面に堂々と書かれたハンドソープを目にしたときはプッと吹いちゃったものの、日本の製品もフツーにこんなんなんだろうなぁと我に返りました。
日本語ネイティブとしては文法&用法が正しいほうがしっくり来ますが、お互い様だもんね。

さあて、いよいよホテルへ!
なんと、7年前にも宿泊したリバービュータイペイさん再びです。
ホテルから繁華街に出るまでのほんの数十メートルの道のりは人通りがあんまりなくて一見「だいじょうぶ?」な雰囲気だけど、別に治安も悪そうじゃないし、西門駅からもそう遠くないし、相変わらず便利な場所でした。
ホテルの部屋も普通にスタンダード。

途中何軒かのホテルにツアー客を落としてって最後のホテルが我々の宿だったので、さあお昼ご飯!って頃には午後二時を回ってましたが、ダンナが目をつけてくれてた梅門客桟(メイメンケザン)って気功の大家が出したオーガニック薬膳レストランに無事たどり着き(あまりの暑さに15分かそこらの散策で汗だくでしたが)、私は蒸し餃子の定食をいただきました。



店員さんは感じがいいし、店内の雰囲気も良いし、身体に優しい薬膳料理にも大満足。



その日はそれから昔ながらのレトロな問屋街の迪化街へ。
乾物屋さんとかからすみ屋さんとかが立ち並ぶ町並みに古い建物がチラホラ。
確かにステキ・・・でしたが、ガイドブックで謳われていたほどの「おお!」とか「へえ~!」はあんまりなくて、「そろそろ戻る?」ってな感じで進路変更。
だけどなかなか駅が見えない。

なのに蒸し暑さ最高潮!

顔からは汗がしたたり、背中もびっしょり。
ギブアップ寸前で中山駅を発見・・・するなり目に付いたマックに飛び込んで、コーラを注文しましたよ。
普段、真夏でもルイボスティを熱々で飲んでるこの私が。
Sサイズを頼んだのに日本でのMサイズが出てきたので半分残しちゃったけど、冷たいコーラをあんなに飲んだのは相当久しぶりでした。

そうそう、街のちょっとしたところにこんなのがおいてありました。



最初はなんだかわからなかったんだけど、レシートが入ってます。
コンビニやマックやら、協賛している会社のレシートには番号が入っていて、いわゆる宝くじになっているんですね。
日本と違ってみんなレシートを大事に持ち帰り、当選番号の発表をドキドキで待つわけですが、いちいちチェックするのも面倒くさいまたは太っ腹な人はこの箱にそのレシートを入れ、ここから当選者が出ると募金になるというステキなシステムです。
台湾ってゴミも全然落ちてないし、ますます好きになりましたよ。

一休みを済ませると、台北車站から淡水線に乗り換えて40分、台北郊外にある港町淡水へ。
目的の紅毛城までは歩いても行けるんだけど、バスで行くことにして駅を出て右手にあったバス乗り場まで行ったものの、乗り方がわからない。
目の前にそれらしいバスは停まってるんだけど、地元の人たちは皆さん何かを「ピッ」ってかざしてて、いくらなのかがサッパリ判りません。
現金でも大丈夫だとは思ったけど、もしかしたらどこかでその「ピッ」ってやるやつを買うのかなとか、とにかく料金がわからないのでどうしようもありません。
尋ねるにも誰にどう聞いていいのかわからないからどうしようかとしばし立ち往生してたんだけど、駅の改札んとこにInfomationがあったことを思い出して、そこで聞くことにしました。

Infomationブースにはお兄さんが二人。

「英語か日本語大丈夫ですか?」ってなことをダンナが聞いたところ、

「うわっ、やべー、外人来ちゃったよ。お前わかる?」
「えーっ、俺だってわかんねーよ」

なリアクションがかわゆい。

でも、聞きたいことは極めてシンプルなことだったのでなんとでもなるだろうと、ガイドブック見せて「ここに行きたいんですけど」って、まあ、日本語より英語の方が多少なりとも理解してもらえるだろうとゆっくりはっきりな英語で聞いてみたら、バスがあるって言われたので(それは知ってる)、

「いくらですか?どうやって払えばいいんですか?」って追加で聞いたら、身振りと共に「15元」ってことと「現金で大丈夫」だってことも教えてくれたので出直し!

無事、バスに乗り込むことが出来ました。

10分も経たないうちに目的地に到着。



スペイン人築いた砦とか領事館跡地を見学後、川沿いにぶらぶら。

家族連れやらカップルやらがそれぞれに楽しんでいる風景はちょっとお台場だったり横浜だったりの感じもあったりする一方で、海の家みたいな素朴な店舗が並んでいたり、一本入ると沿岸と並行してニギニギした商店街があったりで、なかなか楽しい街でした。

とにかく歩いて喉が渇いたので、ふと目に付いた阿媽的酸梅湯という飲み物を飲んでみた。



そのときは全く気づいてなかったんだけど、後でガイドブックを見てみたら淡水のページに同じコップが載っていたので、意図せずに名物をゲットしていたみたい。v
甘くて酸っぱくて冷たくて、ちょっと八角風味(?)。
好みの味ではなかったけれど、今となっては懐かしい味。

日が暮れる前に台北に戻ろうってことで淡水を離れ、次に向かったのは超のっぽさんなビル101。
市政府駅から歩いて15分ぐらいの場所にあります。



フードコートが案外オススメって情報をゲットしていたので、まず向かったのはB1。
確かに広くて色んなお店があって、どれも安い!
私が選んだのは、温かい麺と海老が入った何かを揚げたものと蒸したレタス(?)にタレをかけてある定食のようなもの。
ダンナは鶏を煮込んだ薬膳スープとゴマ風味のタレがかかったそうめん風の麺のセット。



帰りに「何が一番美味しかった?」ってテーマでナンバーワンを出し合ったら、二人とも「フードコートの晩ごはん」って言ったぐらいのベストチョイスでした。
デザートに買ったカットフルーツも美味しかったなぁ。

でもって展望台にも上がってみたよ。(←この時点で展望台はフードコートでの食事の「ついで」になっちゃってる)
お天気もよくて、絶景でした。
珊瑚展をやってたんだけど、いやー、すごい。
写真が無いのが残念ですが、たとえば珊瑚の隅々にまで掘り込まれた無数の、色んな表情をした人々だったり、海老やらなんやらを模した彫刻作品だったり。もう、色々細かい。
日本人としては、なんとなく無意識に「日本人がどの国の人たちより器用で細かい」って思い込んでると思うんですが、あの器用さと細かさはハンパ無いよ。参りましたって感じ。

9時を回ったので、撤収。
朝の4時頃からおきて活動していた上に歩き回ってくたびれてたんだけど、お風呂に入らずにはいられなくて、二人がそれぞれにお湯を溜めて入っていたら、気がつくと軽く1時は回っていました。

でも、ベッドも室温も案外快適で、翌朝は6時半に元気に目覚め、前日にコンビニで買っておいたパンとコーンスープの朝ごはんを軽く済ませ、7時半ピックアップの市内観光にいざ出発!

えーっと、順番はよく覚えていませんが、中正記念堂とか孔子廟とかを回って、梅子餐廰てレストランでお昼をいただきました。
ツアーのお食事なので全く期待していなかったんだけど、10品近くのお料理がどれも美味しくて、大満足。
最後に「杏仁豆腐かマンゴーを別料金で注文できますが」って言われたので一品ずつ頼んだんだけど、さすが台湾、マンゴーが超ウマウマでした。
お腹が空いていた上にあまりに美味しくてがっついて食べてたので、一切写真がないのがトホホ。

その後、お茶セミナーへ。
前回のツアーで連れてってもらったお茶セミナーでは美味しいお茶菓子を前に凍頂烏龍茶の淹れ方&飲み方セミナーだったんだけど、今回は色んなお茶の試飲会って感じでした。
蓮の実の蜂蜜漬けをつまみながら、プーアールとか高山とか黒烏龍とか東方美人茶とかを注がれるままにグビグビ。
その後は前回と同様、お茶売り場に放たれて、お土産選び開始。

・・・と、ここで痛恨のエラーに気がつきました。
二人とも、持ってきたクレジットカード及び日本円の大部分をホテルのセーフティボックスに仕舞いこんだまま出てきてしまっていたので、手持ちの元が一万円相当ぐらいしかありません。
そこではなんとかギリギリ必要な分は買うことが出来たんだけど、一旦籠に入れていた東方美人茶を棚に戻すしかなかった「アイタタタ」っぷり。

そんなアイタタタは足ツボマッサージ(ここでの施術料はダンナの所持金でセーフ)でもやってきました。
いやほんとに何度のけ反ったかってぐらい。
「イタタタターッ!」って言いながら、私が苦痛に顔を歪める度に「腰」とか「胃」とか「頭」とか、苦笑いに近い微笑を浮かべつつボソッとつぶやく施術師さんでした。

色んなところが悪いのは知ってるけどさ、良い所はひとっつもないんですか?って聞きたいぐらいあっちもこっちも痛かったの。(涙)

でも、痛かったけど、前日の疲れで重ダルーい足が一瞬すんごい軽くなりました。

その後、忠烈祠で衛兵交代を見学。



猛暑の中、汗だくの見物客が見守る中、涼しい顔でぜんまい人形みたいにカッチリと、凛々しく動く兵隊さん(さすが180センチ以上のイケメン選抜)たち、ステキでした。

その後、市内観光ツアーの一行は、初日の免税店と違って取り扱っている品目も豊富なでっかいお土産物屋さんへ。
時間もたっぷりあったのでじっくり見て回っていたところ、石のコーナーで引っかかった私。
翡翠のブレスレット欲しいなぁ・・・って思っていたら、北投石(あ、ちなみに「石」と言っても原石を削って磨いて球状にしたものではなく、原石の粉末を入れたセラミックボールです)との組み合わせを勧められ、どうしようか迷っていたところにダンナ登場。
「気に入った?買うか?」って、残りの手持ちの有り金(日本円)はたいて買ってくれました。
ああ、持つべきものは優しい夫。(涙)



翡翠は有名なのでパワーストーンとしては魔よけとか開運に良いとされているのは知ってたけど、「放射性ラジウムを大量に含んでいて、色んな病気に効果がある」らしい北投石のことは全然知らなくて、でも、直感的に欲しいなぁって思ったのでした。

------------------------------------------------------------------------------

その後、北投石の効用について知りたいという方がキーワード検索で時々この記事に引っかかってくださっているようで。
身に着けていた当時はマイナスイオンが出てるような気がしていたし、そのおかげで煙草のヤニを吸着しにくくなっている気がするってレビューもしていたんですが、実のところ、科学的に実証されうる効果なのかは分りません。
客観的な感想はというと、北投石自体に治癒能力があったとしても、所詮は粉末を固めたもので、その塊の中にどのぐらいの北投石成分が入っているかも謎。
そして手首にはめた程度で病気が治るほどの威力を発揮するかというのは、心理的な効果はあるにせよ、それ以上は期待しちゃいけないのかなと思います。
あくまでも「台湾土産」。
もし体調がよくなったら「良かったね」ってスタンスがいいのかなと。

------------------------------------------------------------------------------

それから再びバスに乗り込み、故宮博物館へ。
7年前に例の白菜や三枚肉を見たのって中正記念堂でだったような気がしていて「記憶がごっちゃになってる」って思ってたけど、たぶん中正記念堂で正解だと思う。
だってあんなでっかい博物館なんて記憶にないもん・・・ってぐらいでかかった。
だから、あの白菜も三枚肉も、ちょっと小さくなった気が。(笑)

集合時間まであんまり時間が無くて早足で回るしかなかったけど、なかなか濃い展示物でした。
(途中CG技術を駆使した、しかし「それ違くないか?」って展示物もあったけど)

集合後は再びお土産物屋さんに下ろされて、一旦解散。
オプショナルツアーを申し込んでいた面々は、そこで鼎泰豐チームと九ふんチームに分かれ、それぞれにまた違う「ナルワントツアー」シールを胸やバッグに貼り付けて、今度は違うガイド、簡さんに連れられてナイト九ふんへ。

日ごろの行いが良いからか、台北では雨が降っていたらしいけど、山の上はお天気。



日が暮れる前と暮れた後の両方を楽しめて超ラッキーでした。



やっぱりここは情緒があります。

ぬこさま~←台北では稀少

前回来た時に、何度と無く耳にした「映画「非情城市」で有名な・・・」って枕詞にピンと来てなかった私でしたが、今回は行く前に見ておこうってことで直前にAmazonでわざわざDVDを買って観たんだけど、映画の内容はともかく、この「街並みの雰囲気」がよりピンとくるのは「もののけ姫」なんだろうね。


・・・って、「もののけ姫」も未見なんだけど。

ところで、台北では何度と無く目にしたワンワン達。
合計で何十匹見たかな。
ここ九ふんでもあちこちにいて、しかもみんな暑さでグロッキー。



一方でニャンコさん達の少なかったこと。
どこにいらっしゃるのかしら。

というわけで、一旦解散になったので阿妹茶楼でお茶をしました。



最初にお茶の淹れかたを教えてはくれるんだけど、その後は放置プレイ。
なので、いちいち自分のぎこちなさに、誰に見られてるわけでもないのに「テヘヘッ」ってテレながら、ダンナ相手に一人お茶セミナー。
バリバリ観光地で店内もせわしなかったけど、それでも窓からの景色と雰囲気がいいので結構ホッコリ。

お土産を買い忘れていたので、集合時間のちょっと手前でお店を出ると、目をつけていた雑貨屋さんへ。
なんか掘り出し物がありそうなセンサーが働いていたのです。

すると発見。



伸びをしているにゃんこさん達が籠に積まれていました。
なんだろうと思ったら、お店のおばちゃんが手にとって使い方を教えてくれました。

「ほほう、こりゃキモチイイ」

何十年というキャリアの凝り性さんなので、使用感は一瞬で判断可能。
タグに「つぼ押し癒しねこ」って名前と、裏には日本語と可愛いイラストで使用方法がキッチリ印刷されている、どう見ても日本の製品なんだけど、背中にはっきりTAIWANって入っているし、とにかく肩や背中を押した感じが超気持ち良かったので即買いです。(ここで私の財布からお札が消えちゃった)

で、目的も果たしたので、意気揚々と集合場所へ、そして向かったのは某レストラン。
オプショナルツアー(@4000円)についてきた晩ご飯なので贅沢言っちゃいけないんだろうけど、それに、出発前にガイドさんに「晩ご飯ってどんなのですか?」って聞いたら「軽食です」って返ってきたから、まさにそのとおりで騙された感みたいのはなかったんですが、「んー、確かに」って感じの軽食でした。
しかもお昼と傾向が似ていたので、更にいまいち感は否めませんでしたけど、とりあえず、お腹は満たされたのでヨシとしましょうか・・・というところで九ふんを後にして、向かったのは夜市!



松山駅に程近い、饒河街観光夜市。
まっすぐな道の左右と真ん中に食べ物だけじゃなくて衣類や雑貨やらが所狭しと並んでいて、ものすごい活気。



つい目が行ったのが、最近私もはまってたiPhoneやAndroidで流行ってるゲームアプリのAngry Birdsグッズ。
日本では目にしたことがないんだけど、台北では色んなのが売られてて、つい買いそうになってしまいました。(これはUFOキャッチャー)

お腹も満たされていたし、なんとなく結局B級グルメに手を出すチャンスを逸したまま往復して帰ってきちゃいましたが、見てるだけでも楽しかったです。

あ、でも、最後の最後に夜市の入り口で飲んだサトウキビジュース、美味しかったです。
ここでも冷たい飲み物をゴクゴク飲んじゃった私。
だって蒸し暑さがハンパ無くて。

で、夜の10時も回ったし、そろそろ帰ろうかってことにはなったんだけど、松山駅は地下鉄じゃないので(今にして思えばそちらも試せばよかったんだけど)MRTの駅まで行くぞ!ってことになり、歩き始めました。
一体どれだけ歩いたかな。
途中、豆花のお店があったので折角だから食べてくか!って、一度通り過ぎたお店に戻って「くっださ~いな~」ってじゃり銭握り締めておばちゃんに声をかけたら、売り切れ御免、食べられず。
そう、時間もそんな頃。
そして気がつけば駅なんてなさそうな景色が広がってきちゃったので、慌ててUターン。

なんとか永春駅にたどり着くことが出来ました。
とりあえずほっとしたので、薬局で入浴剤でも買って行こうってことでお店のお姉さんに聞いてみたよ。
でも、なんて言っていいかわからなかったので、伝わらないの承知で「bath salt?」って。
そしたら「○○ちゃーん、外人のお客さんだからお願~い」って感じで英語が出来る別のお姉さんを呼んでくれました。
なので、「お風呂に入れるやつが欲しいんですけど」ってのを色々頑張った。

頑張ったから伝わったよ。v
そしたら「冬場しか扱ってないんです。すみません」って。

だよねー。

台湾人の元同僚が「湯船に浸かるなんて真冬以外ありえない!」って言ってたもんなぁ。
というわけで皆さま、台湾に行かれる際は、入浴剤は日本でご用意ください。

入浴剤は買えなかったけど、帰りにファミマで買ったドリンク。
ゼリー状のものが入ってる甘い飲み物だったんだけど、身体によさそうだし美味しかったです。



その日も結局入浴剤無しのお湯につかったりしてる間に日は変わり、あっというまに最終日を迎えました。

そうそう、お風呂上りにストレッチしながらマッタリしてたら、テレビにスーパージュニアMが!
記念に写真撮ろうと動き出したら、次週予告だったのか、すぐ終わっちゃったけど。
でも、ちょっと嬉しかったっす。

あと、ラブジェネの最終回もやってたな。
(実は初見。やっぱキムタク苦手)

まあそんなわけで最終日の朝。
最後だし、是非朝ごはんにお粥を食べたいよねってことで、8時ぐらいにホテルを出発、「お粥横丁」がある大安へ向かいました。

どこがその「お粥横丁」だかよくわからずに歩いていると、一軒それらしいお店があったので入ってみることに。

無名子清粥子菜さん。



最初は勝手がわからずまごついてたけど、好きなお惣菜をカウンターでピックアップしてテーブルにつくと、器とお鍋に入ったサツマイモ入りの人数分のおかゆを持ってきてくれます。
あとはおばちゃんが伝票にチェックしてくれるので、食べてお会計するだけと、至って簡単。

お粥は一人25元。
おかずは様々。



卵とトマトの炒め物と、キュウリの炒め物と、麺腸っていう名前も見た目もグロテスクなのの煮たのと、カレイの煮付けの四品を食べました。
ちょーっと全体的に油っこかったけど、美味しかったよ。
カレイはお高かったけどわざわざ温めてくれたし。

特に気に入ったのが麺腸。



小麦粉で出来てるっぽいから要するにちくわ麩みたいなものなんだろうけど、見た目が見た目だけにギャップも手伝って、モッチリ食感と普通の味付けに好印象。

そうそう、勝手がわからないなら聞くしかない!ってことで、温かい飲み物が欲しかった私は紙ナプキンの表と裏に「湯」と「茶」って書いて、おばちゃんにまず「湯」を、続いて「茶」を見せてみた。
たぶん「湯」だといろんな液体を指すはずだけど、なんとなく「茶」と組み合わせると私の意図は汲んでくれるに違いない・・・って思ったの。
そしたら結構すぐにお湯と水と冷水が出るサーバーを指差してくれたよ。

聞いてよかった。
ぜんっぜん目立たないところにあるんだもん。

そんなこんなで目的のお粥をお腹いっぱい頂いて満足満足。

お腹も満たされたし、昨日金欠で色々お買い物できなかった免税品店に行って思う存分ショッピング・・・の予定だったんだけど、折角だから行天宮にも行っとこうって話になったあたりで「時間もないし、帰りにまた連れてかれるだろうし、いいか」ってことにして、ショッピングは中止。

二度目の行天宮は相変わらず参拝客と観光客で賑わっていました。
前回来た時は「はみデカ」ロケ地ってのもあって九ふんに次ぐ思い入れの地だったんだけど、今回はお参りされてる方々を遠巻きに眺めて早々に退散。(だって暑くて)
占い横丁も地下をするっと通り抜けただけで、行天宮の反対側にある本屋さんで涼んだあと、ひとしきり街歩き。

ウッカリしてるとチェックアウトに間に合わないかもって時間になったので、まだ使っていなかったタクシーに乗ることに。
現地交通は一切使わなかった一昨年のソウル旅行に比べるとすごい充実ぶりだわ。

ホテルに荷物を預け、お昼ご飯を食べに西門町へ。
前回の台北ツアーのお昼ご飯で食べた海老ワンタンメンが美味しくって、機会があったらまた同じような麺が食べたいなぁって思っていたので、看板を見た瞬間に「これだっ!」って即決。



大根の葉と海老を包んだワンタンと、緑色の何かをすり込んだ麺にアッサリスープと、上に載ったレタスの歯ざわりが絶妙コラボで美味!
80元とリーズナブル。
お店の名前はチェックし忘れたけど、武昌街二段服飾街かその隣の通りだったと思われます。
店先の看板の写真入メニューには日本語表記もあるので、見つけた方、迷わず入ってOKです。

その後は駅前を散策したんだけど、西門の一番大きな交差点のとっても目立つところに「ありがとう台湾」広告を発見しました。



日本政府がちゃんとお礼しなかったから気になっていたので、この広告を出してくださった方々(
Newmakopapa & CFC Group と読めます)に、わたしからも多謝!です。

そしてその近くでは被災地支援のイベントが。



バンドの演奏だったり、センスのいい衣類や小物のショップが並んでいて活気がありました。
台湾、ありがとう。

その後は、道々お気に入りの青信号(101の近くで初めて自転車用の青信号を発見!チャリンコに乗ってても最後は猛スピードでこいでてなんともカワユイ)を写真に収めたりしながらホテル方向に向かい、



ダンテコーヒーってエクセルシオールと珈琲館を足して二で割ったような感じの喫茶店でワッフルに珈琲を注文して時間をつぶし、2時40分にピックアップ後、免税品店経由で松山空港へ出発しました。

今回の旅はお天気にも恵まれて(暑かったのはしょうがないよね、暑い国なんだから)、頂いた食べ物も正解ばかりで、二日目にホテルにお金を置いてきたのは失敗だったけど、おかげでおそらく買っても飲まなかっただろう東方美人茶を買わずにすんだし、怪我も病気もせず、トラブルも無く、楽しい旅でした。

今度は、ちょっとは言葉を覚えて行きたいと思っています。
台湾、多謝!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま

2011-06-19 22:54:02 | 旅のこと
昨日遅くに、無事、帰ってきました。
すんごい蒸し暑かったし、歩き回って腰から下がくたくただし、基本リュック背負ってたので肩も凝って、今日は一日グッタリしていましたが、とっても楽しくて濃い二泊三日の台湾の旅でした。

後日、写真とともに旅の模様をアップする予定でーす。

では、おやすみなさい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行ってきます。

2011-06-15 22:48:03 | 旅のこと
ダンナと二人、ただ今羽田空港近くのホテルにいます。
いわゆる前泊ってやつ。
家から空港までは結構近いのでもったいないんだけどね、バタバタするのもなんなので。
どこに行くかって?
台北へ行ってきます。
私は7年ぶり二度目なんだけど、前回とても楽しかったし、今回の膨大な金額の義援金への御礼もかねて。
明日は午前4時過ぎ起き。
二泊三日で、土曜日の夜に帰ってきます。

またね~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三浦半島へ行ってきました

2010-09-16 20:57:53 | 旅のこと
ダンナと二人、一泊二日で神奈川県の三浦半島へ行ってきました。
ちょっと前に熊本のパパママが行ったって話を聞いていたんですが、

「城ヶ島に泊まった」とか、「油壺にも行ってきた」とかってことと一緒に、

「三崎口からバスですぐ」

ってのを聞いたときに、

「三崎口?
・・・って、もしかしていつも乗り換えする泉岳寺から一本で行ける、あの三崎口?」

ってことで、俄然行く気が湧いてきたのでした。
目黒駅にある海鮮三崎港って回転寿司屋さんは何度も利用してたけど、三崎港がどのあたりにあるのかとか、ちゃんと考えたこともありませんでした。
そんなにすぐに行けるなら行ってみたい。

そして油壺といえば油壺マリンパーク。
具体的なイメージがあったわけじゃないんだけど、水族館好きとしては行かない手はないよね。

そんなわけで、実際の品川⇔三崎口の往復金額1800円との差額200円で、京急の現地交通が二日間乗り放題という計算になる「三浦半島2DAYきっぷ」2000円ナリで遊びに行ってきました。

お昼前に三崎口に着いた我々は早速バスで城ヶ島へ。
お昼を食べる前にちょっと海岸をお散歩してみたら、見たことの無い岩々!



海も綺麗だし海からの風がとっても爽快!
そしてバス停近くの食堂でお食事。
私は金目の煮物定食を頂きました。



お魚食べるの下手なほうじゃない私だけど、お腹側はちょっと苦手なのでそんなに丁寧に食べることはないんですが、この金目に関しては、かなりキッチリ綺麗に頂きました。v
やっぱり新鮮なお魚をシンプルに調理したものは文句なしに美味いもんです!

お腹も満たされたし、腹ごなしにと歩き始めると江ノ島にあったのと似た感じの(でも規模は小さい)おみやげ物通りがありました。

なんとマドレーヌにマグロの煮たのが入ってるという「マグレーヌ」が!


お店のおばちゃんが絶賛してたので試しに一個購入、道々食べてみましたが、味はですねぇ、

・・・まんまです。

マドレーヌにマグロの煮たのが入ってるってお味でした。
私はそれぞれ別に食べたほうが美味しいと思いましたが、まあ、おみやげ物なので、話題性はありますかね。
止めはしません。

そして海岸沿いにお散歩することに。
その不思議な形の岩が広がる海岸線は絶景&爽快。


オレンジ色のユリの花が至る所に咲き乱れていました。
(この写真だと左側)



近づくとこんな感じ。

蝶々やトンボが飛び回る茂みには普段東京ではあまり見かけないネコジャラシや、懐かしのオナモミ(熊本ではオナモミをつけてると「バカんついとるばい」ってからかわれたっけ)も生い茂っていました。


ずーっと海岸線を歩いたあとは、県立公園の方へ足を伸ばしました。
なかなかしっかり手入れされた公園には、島につきもののにゃんこさん達の姿がたくさん。


結局島を一時間半程かけてほぼ一周お散歩し、そこからバスに乗って油壺にあるお宿、観潮荘へ。

お風呂はまあまあ。
あとは、色んな点を今後見直してって欲しいものだと強く感じましたとだけ申しておきましょうか。
(アンケート用紙には正直に辛口コメントを残してきたので、ここではあえて何も書きません)

ま、でも、珍道中な程楽しいと感じる私には、平凡なお宿より面白くはあったけどね。
駄目な子ほど可愛いっていうか。←違

翌朝、観潮荘から徒歩二分程の油壺マリンパークへ!
近年大人気の水族館と比べると「全体的に水槽ちっちゃいなぁ」とか「年季入ってるなぁ」って気もしなくもなかったけど、メガマウスっていう巨大な鮫の標本の展示があったり、360度パノラマ水槽で泳ぐ魚達はなかなか壮観。
中でも鮫の腰ぎんちゃく的に泳いでいる鯵の群が妙に面白くて、思わず笑みがこぼれました。

そしてイルカ&アシカショーへ。


客席の傾斜が急なのとプールが大きいのでほんとに「劇場」っぽくて、調教師の腕も切れがあって、イルカたちもアシカたちも芸達者。
最初に三頭のイルカ達が猛スピードで泳いできて連続ジャンプし始めたときは、なぜか妙に感動してウルッと来てしまいました。←単にトシのせい?

そして、イルカやアシカを軍事目的で訓練していたビエート共和国のナントカチェンコ大佐が、ある日「そんなことはイクナイ!」って改心して訓練を止めるという物語仕立てで進むショーもベタだけど楽しめました。

イワトビペンギンコーナーや、


新設のカワウソコーナー


も楽しくて。

でも、やっぱり、特に本館やイルカショーの会場は寂れた感が否めず。
折角だからここでちょいと設備投資して生まれ変わったら、きっと大人気水族館の仲間入りをする可能性は秘めていると思うんだけどなぁ。

敷地も広いし、お庭なんかはこまめに手入れされているので、なんかもったいないなぁと思った私でした。

水族館を出た後、バスで三崎港へ。
昼は鉄火丼を頂きました。


三崎港と言えばマグロ!
やっぱり〆はこれでしょ。

ってなわけで、皆様もいかがですか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする