子供の頃、裏の家から聞こえてきたバイオリンの音色。
名前なんて知らなかったけど、「やめてくれー」な印象とともにずっと脳裏に残ってた曲。
バイオリンを習うことになって間もなく、それがヴィヴァルディバイオリン協奏曲イ短調と知り、スズキメソードの4巻に入ってることもやがて知ることになるのですが、そこに到達する日なんて来ないと思ってた。
その日が遂にきましたよ。
4巻に入ったのは今年の2月。
冒頭に入ってるザイツのコンチェルトはめちゃくちゃムズくて3曲を終えるのに半年もかかったけど、遂にヴィヴァルディ!
そして、待ちに待った発表会の日程も決まり、この曲で挑むことになりました。
昔の記憶ではとても好きになれそうにない曲だったけど、弾いてみるととても良い曲。
ザイツの難しさとはまた違う難しさだけど。
11月のピアノ合わせではそれなりのテンポで弾けるようになってないといけないので今から焦るけど、目標は励み。
しかし、まさかこの曲のイメージを自分自身が上書きすることになるとは。
人生って面白い。