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なんとなく、すきなこと

法医学教室の事件ファイル

2007-02-25 00:14:11 | エンターテインメント
このシリーズ、好きなんです。
スカパーでもちょくちょくやっているので、一度見たことがあるお話でも他に面白い番組が無いときは好んで流しています。
二時間サスペンスをチラ見しながら何かするのってシアワセなひとときで。

最新作である今日の「法医学教室の事件ファイル24」は、なんと、「バレリーナは、二度殺される!?打撲痕15センチ幅の謎…狙われた女性警部の秘密」というサブタイトル。
ほほっ、えせバレリーナの私が好まない訳がありませんでしょ?

二宮早紀(名取裕子さん)と二宮一馬(宅間伸さん)の主役カップルのキャラや関係はいつも思うけど、まさに王道。
ストーリーの展開も、「こいつあやしーい」→「え、やっぱ?」っていう王道です。
そして今回のゲストは星野真里さん。
演技派って表現は安直かもしれないけど、・・・演技派です。(笑)

幼い頃に目の前で両親を刺殺され、それ以来、血を見るとパニックを起こして何も出来なくなるという問題を抱えている若手キャリアの中谷警部(星野さん)が、兄のような存在である一馬のいる横浜東署にやってきます。
中谷警部はどうやら、一馬のことを慕っている様子。
そしてその数日後のある日、ゴミ袋に入れられた女性の他殺死体が発見され、早紀が検屍をすると、被害者は生前バレエをやっていた可能性が高いということが判る・・・ところから話が展開していくんですが、いちいち早紀に敵意をむき出しにする中谷警部がねぇ、むかつくんです。(笑)

星野真里さんって見る度に思うんですが、巧い。
巧すぎです。
巧いからこそなんだろうけど、いつも難しいというか、ぶっちゃけて言うと嫌な役柄が多くて、そして、いつも私、むかついているような気がします。(笑)

そして、今回の素材はバレエ。
遺体の足のツメぜーんぶに血豆が出来ていたり、踵の三角骨を除去した古い手術痕があったり、背中に平行した打撲痕があって、実はそれは、バレエスタジオのバーにぶつかった跡だったり、首に紐状の何かで絞められた跡があって、後で凶器がトウシューズのリボンだったことが判明したり。

三角骨除去手術もした上に、10本の指全部に血豆、相当バレエに向いてない足だったんでしょうか。(汗)

劇中、二種類のバレエスタジオが出てくるんですが、実は、私が通っている教室にも撮影に使いたいって電話がかかってきたそうです。
殺人現場だって聞かされて、先生が「いくらドラマであっても、教室が殺人事件の現場になるというのは、生徒さん達のキモチを考えても、ちょっと」って丁寧にお断りしたら、「他の教室の方も皆さんそう仰って(涙)」ってスタッフの人が嘆いていたそうな。
ロケハンって大変なんですね。

とりあえず、撮影場所が見つかってよかったです。(笑)

あ、最後になりましたが、このシリーズに一馬の母親役で出演していた岸田今日子さんが少し前にお亡くなりになりました。
吉行和子さんと、今回ゲストで出演された冨士眞奈美さんの三人での旅番組とか大好きだったし、このドラマの「ふーちゃん」も可愛くて好きだったので、残念です。

ご冥福をお祈りします。
コメント (2)
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