わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

ベナン発パーニュの浴衣プロジェクト

2015年02月14日 | ベナン暮らし情報

 ぼんじゅーる。ベナンは、蒸し暑い日が続いています。
もうすぐ日本に一時帰国しますので、荷物の準備など、なんだかドタバタしています。

 先日、2人の日本人女性が我が家に来てくださりました。
3人ともお互いに面識がなかったので、みんなで、「はじめまして」。
おひとりは、ベナンの首都(私が住んでいるコトヌーは首都ではないのです)ポルトノボの
クチュリエ(洋裁)工房で、ベナン人パートナーと一緒に西アフリカの木綿布パーニュで
エコバッグなどの小物を作って販売している方(元青年海外協力隊員)。
もう一人は、現役青年海外協力隊員で、アジョウンという、上述のポルトノボの北の
田舎町で、学校保健の分野で活動されている方。
お二人の共通点は、西アフリカらしい木綿布パーニュを縫製加工して、日本とベナンを
つなげ、ベナン人の生活向上を支援しようとしているところです。
 ぜひぜひお会いしてお話をうかがいたいと思って、お二人にお声かけちゃいました。

 後者の現役青年協力隊員の方は、活動の傍ら、パーニュで浴衣を作る仕事を創出して、
ミシンも買えずに本業に励めない低所得のクチュリエを応援しようと、日本にいらっしゃる
お姉さまと一緒に、クラウドファンディングの「READY FOR?」を通して、ベナン発の
パーニュで浴衣製作を通じた雇用創出支援プロジェクト
を立ち上げようとしています。

 この、インターネットを通して不特定多数の方から支援金を集めるという、クラウド
ファンディングって、すごいですね~。
以前、ジャパンギビング(旧名ジャストギビング)を通して支援をしたことはありました。
今回のREADY FOR?は、購入型のクラウドファンディングということで、支援した資金の
一部が、そのプロジェクトから生み出された成果品を購入する代金に当てられ、残り分を
プロジェクトの活動資金に当てられます。
以前復興支援で、被災したわかめ業者さんの事業復興を支援したことがありましたが、
沢山の資金が集まったことで事業再開し、支援から1年以内で美味しいわかめが沢山
我が家に届いて、二重に嬉しかった思い出があります。
 このパーニュで浴衣の場合は、支援金額によっては、ベナン産のパーニュ浴衣が届きます!

 ベナン産のパーニュの浴衣。実は私は以前からとっても興味がありました。
6年ほど前に、当時青年海外協力隊員だった和裁のできる手の器用なお友達が、
自分でちくちく縫ったパーニュの浴衣を部屋に飾っているのを見て、衝撃を受けました。
めためた、かわいいっ!
上の写真は浴衣ではありませんが、こんな感じの手提げ鞄を持って、下駄をはいて、
パーニュの浴衣を着たら、とってもかわいいと思いませんか?
私は、特に、ベナン人にパーニュの浴衣を見せてあげたいなと思います。
私が普段市場とかで下駄を履いていると、みーんなから、「かわいい」と声をかけられます。
 お洒落が大好きなベナン人の女性たち。パーニュの浴衣にも、きっと、わくわくするはず!

 ベナン発の、パーニュの浴衣プロジェクト。ぜひぜひ、実現させてください。
2月19日(木)11時の時点でプロジェクト資金30万円が集まってはじめて、
プロジェクト開始となります。あと4万円ほどで、目標金額達成だそうです。
このプロジェクトをいかにビジネスにつなげるか、ということが、本当の意味での
ミシンのなかったクチュリエたちの持続的な技術と収入向上につながると思います。
送料が高く、品質管理意識が極端に低いベナンから、日本向けのパーニュの浴衣を
持続的に供給し続けることができるようになるまで、私も陰ながら応援したいと思います。
Rさん、そのピュアな気持ちを大切に、この支援から沢山のことを学びながら、ベナン人の
クチュリエさんと、日本人もベナン人もみーんなわくわくする浴衣を作ってくださいね♪




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